ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

3日間の入退院

2024-01-28 11:02:48 | エッセー
 大学病院を受診し、25日に入院しカテーテル手術を受けた。
26日の手術時間は14時から15時半の予定で、子供達も来てくれ待ったが
4時を過ぎても、まだ呼ばれない。6回の廊下には椅子があり、富士山が
徳見えた。それぞれ仕事があり、4時まではいられると待ってくれたが
「もう何度も経験しているから私一人で大丈夫」と言ったけど、ギリギリ
まで待ってくれ帰った。夫は69歳から緊急搬送で入院し、この病院で
それから何度か入院しその手術を受けたことがあった。

 手術室に入ったのは5時だった。以前はそこで待ったが「ここで待つと
疲れるから、病室のある喫茶コーナーでお待ち下さい、終わったら声を
かけますから」と言われた。そこは富士山が遠くに見えたが、だんだん暗
くなっている辺りを見回しながら、施術を受けている夫に「遠隔ヒーリング」を送りながら心細い気持ちで待っていた。
 外が見える窓際には入院中の男性が二人座っていて、(いつもより時間が
かかるな)と不安な気持のとき、右隣の男性から話しかけられた。
 話ししていたら、6階の4人部屋同室の隣のベッドの方だった。
それからしばらくおしゃべりし、私に「ダンスしてますよね」と言った。
 何故?と聞いたら、姿勢や服装から判断したそうで、そんな目立つ服装
ではないのにと観察力の鋭さに驚いた。長年コーラスに入っていた、学生
時代からダンスもやっていてなど話がはずみ、しばらくおしゃべりをして
いたら、不安感が払拭され落ち着いた気分になった。
※元気な夫戻って欲しい
 
夫は間もなく戻ってきて元気で、お昼は抜きだったためか、食欲もあり
安心して帰った。でも昨日退院したが、足元がフラフラしていたし、帰宅
してから24時間何も食べずに眠っていた。91歳の手術はかなり体力を要す
るのだろう。主治医の先生に電話で相談したが、「明日になるときっと元気
になるでしょう」と言われ安心した。今迄何度この処置を受けたが、今回が
最後にしようと覚悟した。そのため、老妻はさすがに疲れ、投稿できません
でした。老々介護は楽ではありません。。
コメント
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