ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

言葉一つで和やかに

2024-01-23 15:49:48 | エッセー
 久ぶりにシニアスクール出席したが、成城学園の成城ホールだった。
我がクラス出席者は男女5人、帰りは必ずランチしながらおしゃべりを
するのが楽しい習慣だ。何度か行った焼肉屋へ行ったが、隣の席には
高校生らしい7.8人のグループがいたが、その席の声は大きくうるさ
かった。あまりに大声なので、食べていても落ち着かなかったので、私は
隣の席に「ちょっとすいませーん」と声をかけたら、一斉にこちらを見た。

「坊や達ちょっとボリューム落としてくれませんか」と、にこにこしながら
言った。すると気付いたらしく、「すみませーん」と小さな声で言った。
 それから大分静かになったが、出ていくときこちらを見て頭を下げて
行った。可愛らしい高校生だったが、友人の一人は「あんまりうるさい
から、静かにしろ」と怒鳴ろうかと思ったと言っていたが、言葉は使い
ようで気分を悪くさせないで、素直に従ってくれる方が、こちらも気持ち
よいでしょ!これは、認知症歴の長い夫を、上手に介護している方法でーす!

コメント
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