NHKの朝の番組は「大反響、続編驚きの腸内細菌パワー、脳や持久力にも影響?」
だった。何年か前大学の講座で「近い未来には腸から精神疾患の治療も可能になる」
と私は学習したことがあった。ここ10年ほど?前から「腸脳相関」と言われ出したと
思う。私は幼いころから腸が弱く、そのためいろいろ薬を飲んだり、食生活を変えたり
何年もやったが、ほとんど変化がなかった。第一子の娘を帝王切開で出産しため、先生
からは「もしかしたらそのため腸が癒着しているのではないか」と言われたが、長年
便秘と下痢のくり返しで、いつもお腹が痛かった。そのため、お腹についての知識は
かなりあった。
それが良くなったきっかけは、読売新聞の記事で「カプセルに入って直接腸まで届く
ヴィフィズス菌ができた」と記事を読み、すぐにそれを飲みはじめからで、それ以来
約30年間ぐらい1日も欠かさず飲んでいる。お腹から年を取るというのも熟知して
いたので、お腹はいたって快調だった夫にも勧め、長年1日も休まず二人で飲んでいる。
それを飲み始めたのは私が50代後半からで、夫も私も自然治癒力が強く、予防接種
なしで長年引いたことはない。また昨年4月には持病が沢山ある夫が帯状疱疹になり
さらに原因も治療法もない、持病の「石灰沈着疼痛症」併発した。
ホームドクターから「このままの状態だと余命2週間」宣言された、でも私は
「絶対に夫はまた元気になる」と信じた。
あれからほぼ1年、夫はすっかり元気になり、よく食べてくれるし、晩酌も毎日なの
は腸内細菌が元気だからだ。その腸内フローラが元気の素は食物繊維だが、料理好き
でいろいろ知識があるので、栄養バランスを考えて、食生活はかなり注意している。
90歳の夫の元気さは、繊維質たっぷりで栄養バランスが摂れた食生活だと確信
している。
「美味しく食べられて幸せ」「ありがとう」とよく言ってくれるので、とても遣り甲斐
はある。私は男性の平均寿命より10年以上長生きして欲しいと、いろいろ工夫しつつ
,頑張って頑張っている。また、ヴィフィズス菌は、知人や友人達にかなり勧めたが、それ
を長年続けている人は、高齢でもまだみんな元気な人が多い。
どんなに良質は食事でも、それだけでは接種できないものがあり、長年私たちは
サプリメントは摂り続けているが、「そんな薬を飲むなんて、食事だけで充分、余計な
物は必要ない」と、侮蔑的な意見を言った人は、もう誰一人この世にはいない。