人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

ロンドンパラリンピックの旅①~滞在中の一番高額な買い物~

2012年09月12日 | 
日本から12時間の飛行を経て、ロンドン到着。

空の上で、お腹が空いて久々に機内食を食べたところ、全てリバース…。

体調も悪くなり、喘息も出てくる状態。

ただ、この喘息はきっとロンドン滞在中に改善するはずだとなぜか妙な自信。

まずは、地下鉄に乗り込みホテルへ向かう。

チケットの買い方が分からないので、

駅では素直に駅員さんに尋ねて、目的地までのチケットを購入してもらう。

約50分位ほどの乗車で到着し、日本から印刷してきたホテルまでの地図を頼りにホテルへ向かう。

日本から予約してくることはめったにないのだが、ロンドンでは

ネットを使って予約したほうが安くすみそうだ。

今回泊まるホテルは、ロンドン市内の栄えているエリアの近くにありながら

1泊約3000円で朝食付きと大変リーズナブルだ。

チェックインを済ませると、約4畳程度の部屋に2段ベッドが二つ置いてある4人部屋。

シャワーとトイレは共同で、ちゃんとお湯が出る。

さらには、前の宿泊客が置いていったシャンプーとボディーソープまで付いてある。

何たる幸運だ。ツイテいる!!

熱いシャワーを浴び、空っぽの胃にコーラを流し込み糖質を補給してロンドンの街へ繰り出した。

 ビル街を抜けると人々が集まるロンドン中心部の歓楽街に出た。

どこに何があるのか?

初めての場所を歩く時は、五感が刺激され楽しい。

ただ、相変わらず咳が出ることには変わりなかった。

そぞろ歩きを楽しみながら、どこの国にも点在する中華街に出た。

同じ“アジア”なのだろうか、ここに来ると一安心する。

ヨーロッパに行くと、同じアジアというだけで親近感が湧く。

そして、漢方薬のお店を見つけ喘息の説明をした。

喘息の英語名は分からなかったが、ジェスチャーとアレルギーという言葉を使い理解してもらった。

市販の咳止めもあったが、一刻も早く治したかった私は、オリジナルの薬を処方してもらうことをお願いした。

1週間の薬で56ポンド(約8000円相当)もする。値切ってはみるものの応じてくれない。

アジアだが、アジアでないことを実感する。

交渉の結果滞在中の5日間で40ポンドの薬を作ってもらった。

別室に通され、脈診、舌診を行ってもらい、紙に十数種類の漢字が書かれていく。待つこと10分。

各種漢方薬がブレンドされた、今まで生きてきて初めての匂いの薬だ。

臭いと言えば臭いし、それでいて病みつきになるような不思議な匂いだ。

臭いの強さからいくと、アフリカで私が5日間履き続けたパンツの次に臭う。

そして、味はビターだ。

何となく効きそうな気がした。「良薬口に苦し!!」古からの言い伝えを信じるとしよう。
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