人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

ロンドンパラリンピックの旅⑥~悔しいけど、悔いはない~

2012年09月18日 | 
 夕刻から準決勝以上の試合が始まった。

-66kgの広瀬選手の準決勝は、中国の選手だった。



相四つで組合い、試合がスタートする。

しかし、相手選手はすぐに組手を右から左にチェンジをして、

引き手側に相手を崩しながらの低い体落とし。

「いっぽん」

無情にも試合はあっけなく終わった。

悔しがる広瀬選手と呆然とする日本の応援団。

これが勝負の世界の厳しさである。




そして、その後に行われた3位決定戦。

開始一分過ぎに、小内巻き込みで有効。

その後はお互いに接戦が続くが、後半広瀬選手の技が掛け逃げとみなされ、

反則を受ける。

そして、反則のポイントが積み重ねられ、広瀬選手は残り1分で逆転を許し、

そのまま敗北をした。




試合後、広瀬選手が選手席に挨拶に来てくれた。

「悔しいけど、悔いはない」

その言葉に全てが集約されていた。





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