人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

ロンドンパラリンピックの旅⑤~パラリンピアンの夢舞台~

2012年09月17日 | 
 

 パラリンピアンにとっての夢舞台。

MCの軽快なトークと(何を話しているかは分からないけど)、会場の盛り上がりで、

ここが柔道会場とは思えない。

通常、私の知る柔道の大会だとお偉いさんや主催者側の長~い話があり、

その後に選手宣誓や試合の注意事項などがある。

柔道がJUDOとして、受け入れられているのがこの盛り上がりで分かった。




ここで、ちょっとパラリンピックでの柔道の解説だが、

視覚障がいを持っている方が階級別に分かれて行う。

弱視でも全盲でも試合に区別はない。

そして、ルールは組んでから試合する。

離れたら、「待て」で、また組合う。

それ以外のルールは変わらない。



-66kg級、広瀬選手の闘いが始まった。開始わずか得意の巴投げがさく裂。

有効を奪う。動きも快調だ。その後も相手の技に反応しつつ、初戦を突破。

笑顔のガッツポーズを見せてくれた。

そして、-60kg級の平井選手もまた初戦をうまい寝技で勝ち、次に進んだ。

午後は、3時間後。



休憩時間を利用して、会場内で他の種目も応援に行くことにした。

お昼を食べていなかったが、お腹がすいた時に必殺技!?

「お腹がすいていないと思いこむ!!」ことにより、食欲を封殺。

パワーリフティングの試合会場に向かった。

そして、またしても長蛇の列。

ここでは、日本の知人の家族の仲間が出場するという話を聞いていた

-48kgの三浦選手の応援に来た。

イギリス人に交じって長蛇の列に並ぶこと10分。なぜだが、大量の人が

いなくなり、つめてきたのが日本人のギャル!?二人組。



会場内で日本人に会うことは滅多にない。

旅の恥はかき捨てという言葉を思い出し、思いきって声を掛けた。

「誰かの応援ですか?」

「父の応援です!!」

なんと、この日は三浦選手の娘さんにばったり遭遇。

昨日の広瀬選手の父と弟さんといい、本日の三浦選手の娘といい、

神がいたずらをしているかのような偶然。

娘が見守る中、三浦選手の試合を応援!!



そういえば、パワーリフティングでは何て声を掛ければいいのか分からなかったが、

とにかく大声で「ジャパーン、三浦選手、」などなど応援!!

娘さんも、

「ファザー 頑張れ!!」と大絶叫!!

自分の申告した重量を上げていた!!



パラリンピックと言う夢舞台。

家族は一体何を想うのだろうか?

少なくともその熱いハートは選手の心に届いている。

そんな気がした。





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