横に空いていた2席に座ったイギリスのマダム二人。
何かの拍子にドリンクを落としてしまった。
イギリスの代名詞の一つといえば、「ジェントルマン」である。
前の席の下に手を伸ばしてとってあげた。
サンキューという微笑みとともに、渡したジュースの受け取る指がないことに気付いた。
私は一気に興奮して、
「もしかして、登山家ですか?」
とまくし立てると、「No」の返事。どうやら、子供の時に
何かでなくしてしまったらしい。(英語が修行中のため、聞き取れず)
ちょうどロンドン行きの飛行機の中で読んでいた本(沢木耕太郎 著「凍」)の中に手足の指を失っても登り続ける
女性登山家が出てきて、感銘を受けたために興奮して聞いてしまったのだ。
間違ったのも“縁”ということで、この指を失った女性登山家の話をしたら、
「すごい!!」と感心してくれた。
これがきっかけで、そのマダム達とその隣に居合わせたドイツの女性とも仲良くなり、
ともに応援することになった。
日本の選手が試合をすると、
「カモ~ン、ジャパ~ン」とよく響く声で応援してくれた。
マダム達もドイツの女性も“歌”に関わる仕事に就いていた。
道理で声がよく通るはずである。
勘違いから仲良くなり、一緒に応援を通して仲良くなる。
隣に座ったのも“縁”と思って、思いきって声を掛けたことで、
ロンドンパラリンピックの応援が楽しくなっていく!!
何かの拍子にドリンクを落としてしまった。
イギリスの代名詞の一つといえば、「ジェントルマン」である。
前の席の下に手を伸ばしてとってあげた。
サンキューという微笑みとともに、渡したジュースの受け取る指がないことに気付いた。
私は一気に興奮して、
「もしかして、登山家ですか?」
とまくし立てると、「No」の返事。どうやら、子供の時に
何かでなくしてしまったらしい。(英語が修行中のため、聞き取れず)
ちょうどロンドン行きの飛行機の中で読んでいた本(沢木耕太郎 著「凍」)の中に手足の指を失っても登り続ける
女性登山家が出てきて、感銘を受けたために興奮して聞いてしまったのだ。
間違ったのも“縁”ということで、この指を失った女性登山家の話をしたら、
「すごい!!」と感心してくれた。
これがきっかけで、そのマダム達とその隣に居合わせたドイツの女性とも仲良くなり、
ともに応援することになった。
日本の選手が試合をすると、
「カモ~ン、ジャパ~ン」とよく響く声で応援してくれた。
マダム達もドイツの女性も“歌”に関わる仕事に就いていた。
道理で声がよく通るはずである。
勘違いから仲良くなり、一緒に応援を通して仲良くなる。
隣に座ったのも“縁”と思って、思いきって声を掛けたことで、
ロンドンパラリンピックの応援が楽しくなっていく!!