日本―サモアは、地力に勝る日本が優位に試合を進め勝利は間違いないが、残り5分でまだ2トライ。4トライのボーナスポイントは絶望的にみえた。しかし、ここから日本が誇る両トライゲッター、福岡と松島が連続トライ(最後の松島のトライはサモアの無理攻めのおかげというラッキーだったが)
もしボーナスポイントがなければ、来週末のスコットランド戦は絶対負けられない闘いになるところだっただけに、日本にとっては大きなプレーだった。マスコミでは、アイルランドやスコットランドが下位チームに負けたり引き分けたりするケースが想定されているが、ラグビーは番狂わせがとても少ないスポーツ。そんな想定は無意味だと言いたい。
現実的にスコットランドに負けても日本が決勝に進めるのは7点差以内の敗戦(その場合もスコットランドに4トライされるとアウトだが、4トライも取られて7点差以内の負けは普通ありえない)。ただ現在のコンディションなら日本はスコットランドに勝てると思う。
イングランド―アルゼンチンは、序盤にアルゼンチンに退場者(レッドカード)が出て、イングランドの一方的な試合になった。C組は、イングランドとフランスで決まり。
29日のオーストラリアーウェールズが面白かった。前半は2トライなどで26―8とウェールズ優位。後半に入ると正反対にオーストラリアが攻め続け一時1点差に迫ったが、結局29―25でウェールズが逃げ切った。両国がこの後、ジョージアやウルグアイに負けることはありえないので、D組は、ウェールズとオーストラリアで決まりと思う。
なおB組は、NZと南アフリカで決まりだろう。そうすると日本がスコットランドに負けなければ、準々決勝では南アと対戦することになる。4年前の雪辱に南アは燃えてくるだろう。どんな闘いになるだろうか?
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