森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

魂に刻まれた愛

2010-07-22 | 思い・つれづれ
暑い。暑すぎる・・。
誰かが、今年は冷夏だって予想してなかった?

私はここ数年、以前にもまして暑さに弱くなり、
夏になると呼吸をするのも苦しい。
だから本当は何もしたくない(笑)

でも、太極拳を教えている友人が、姿勢良くすることの効用や
その方法を教えてくれ、ようやく腰の痛みが治まったので、
動かねばと、老体にムチ打っている。

大物を洗ったり、手仕事をしたり、やるべきことは
毎日いっぱいあって、今日もエアコンのフィルターを洗い、
あちこち修理して何かとゴソゴソ動いてる。

昨日もペンキ塗りしながら、ふと気付くと顔の火照りと汗が止まらず、
その都度ぶるぶると水で顔を洗ってもまだ治まらない。
さっきテレビでやってたけど、これって熱中症の症状の一つだって。
危ない 危ない。

(何年も前に、壁の傷みを隠すために貼った腰壁部分や、
カットしたまま放置してたテーブルの脚にも、やっとペイント)
          ↓

 
   

追記:ここを白くした分、柱の色の古さが目立つなー;
    いくら古い木の色が好きでもねぇ(笑)↓

 


母の弟が、若くして心臓発作で突然死したのも夏。
夏は特に寝苦しいし、不眠も心臓には良くないらしい。
私の不眠の原因の一つに、睡眠時無呼吸症候群もあるかもと
前から気にはなっていた。

それでも病院には行きたくないので(笑)、
これも別の友人が、無呼吸の原因の一つである舌の落ち込みには「あいうべ体操
という舌のストレッチが効くらしいよと教えてくれたので、毎日励んでいる(笑)
友人とは有難いものだと、つくづく思う。

心臓と言えば、朝日新聞の「患者を生きる」シリーズでは
このところ臓器移植の連載をやっていて、昨日までは姉と弟が
同じ心臓の病に侵された病例が、取り上げられていた。

姉を亡くした両親は、予想されるあらゆるリスクを冒しても
弟のために心臓移植を望み、海外にて無事移植を終えた今は
元気に生活しているという記事だった。

不思議なのは、移植後、それまで名前も知らなかったマイケル・ジャクソンの
大ファンになり、踊るのが大好きになったこと。
「ドナーさんが好きだったのかな」とその子が言っているらしい。
「あり得る・・。マイケルファンなら」と、私もそう思った。
魂に刻み込まれたものは、永遠に消えないような気がする。

少し前に、水川あさみさん主演のドラマ「いぬのおまわりさん」が放送され、
家族で観た。
こういう類の、実際に起こった出来事をドラマ化したものは、
変な誇張が何だか嫌で、大抵見ない私たち。
でも、これはあの時のあのお嬢さんの話だから、見なければと。

本になった時点で、娘はすでに買って読んでいた。
ただ、本人を知っている者にとっては、辛すぎて簡単に読み進め
なかったようで、私などは一文を読んだだけで先に進めず投げていた。


観た後、私はちょっと辛くてブログにも書かないつもりでいた。
親の立場で見ると辛すぎるし苦しすぎる。
番組ホームページでも、賛否が分かれたらしい。
私に言えることは何も無い。

彼女の選んだ道は、家族にとっては残酷だったとも言える。
でも、それを誰も責めることはできない。
与えられた命を全うすることに於いては、正しいとも間違いだとも
言えないから。

唯一確かなのは、彼女が守りたかったのはお腹の子供だったということ。
その子供さんが、庭先で元気に泣いている声を、少し前に聴いた。
それがたった一つの救い。
ここにも、永遠に刻み込まれた愛がある・・。



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4 コメント

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Unknown (wildrose)
2010-07-27 14:42:01
移植には脳死判定はじめ、様々な問題が付きまとい
ドナーのご家族にまで思いを馳せると、
何も知らない私などが軽々しく語るべきではないのかもしれませんが、
ドナーになることを決めたご家族の殆どが、それを受け入れる気持ちになったのは
愛する人が、そこで再び生きることが出来ると考え、
決断したようでした。

>ご自分の臓器に添っているのかもしれないなって

移植臓器が心臓だったら、尚更そう思えますね・・。

お仕事も大変でしょうけど、体調にはくれぐれもお気をつけくださいね☆

返信する
Unknown (Maria)
2010-07-27 13:13:25
wildrose さま

ほんとに暑くて暑くて バテテいますーー;
移植手術を受けた方の変化…時々 TV などで見聞きすると
不思議に思っていましたが
wildrose さんの記事を見ていてフと思いました
亡くなった方が臓器に住んでいるのではなく
ご自分の臓器に添っているのかもしれないなって…

なにしろこの酷暑と眠れぬ夜を乗り越えましょう!
返信する
yukoedenさん こんにちは☆ (wildrose)
2010-07-23 14:02:13
あまり楽しくない記事にも拘らず、コメントを有難うございます!

>突然の無念の悔いの残る死
と言えば、マイケルもそうだったかもしれませんね。
ファンの私たちでさえ、未だ受け止められずにいるのですから。

ただ、最近若くして亡くなられた韓国スター「パク・ヨンハ」さんも、
気の毒な環境にいる人たちに寄付をされていたと聞きましたが
自死を選んだということで、ファンの悲しみは
私たちと異質のものがあるかもしれませんね・・。
ご本人の苦しみを思うと、何も知らない私たちには言葉がありませんが・・。

>せめて今日一日を
今日の自分の仕事と役割を自覚して、
大切に生きなければならないと思いました

「与えられた今を生きる」ことしかないと、
私も考えるようになりました。
この夏は、教えていただいた飲み物でも作って、乗り切りたいです。
返信する
暑いですね。 (yukoeden)
2010-07-23 09:41:58
夏は、体に負担がかかりますよね。
私達は気候の大変さにも対処しなければならないですね。

命は、限りあるもので、いずれ死んでいくということは、だれでも認識していることです。
死に方を選べる人は、ほとんどいませんよね。

自殺は病であるかもしれませんし、あるいは、
社会が病んでいて、それに倒される人もいるかもしれません。

病気で苦しみつつ亡くなる方のつらさもあれば
事故や事件で亡くなる方も、突然の無念の悔いの残る死であると思います

平均的な寿命を生きられるかどうか、誰にも
わからないことですが、せめて今日一日を
今日の自分の仕事と役割を自覚して、
大切に生きなければならないと思いました。
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