奈良時代の末に、勝道上人によって開かれたとされる日光山。
日光の社寺として世界遺産に登録されているのはご存じのところ。
総本堂の三仏堂は正保2年(1645)三代将軍家光公によって
建て替えられたもの(重要文化財)。
現在は10年がかりの平成大修理中で、素屋根に覆われていますが、
通常通りお参りできるほか、「展望見学通路(天空回廊)」が特設されています。
※壁面の絵は実物大
内部は撮影禁止の為、紹介することは出来ませんが、
修理状況は勿論、普段は目にする事が出来ない部分を
間近で見学できるので、貴重な体験をさせて貰えました。
比叡山のそれにならって建立されたとされる相輪塔。
訪問当時、日光山付近は紅葉の真っ盛り。
杉並木の合間に、燃える様な黄色や赤の葉が映えていました。
大護摩堂は平成に入って建てられた鉄筋コンクリート製。
火を焚く場所で木造建築は世界遺産的にNGなのだそうです。
以前の護摩堂も保存されていました。
日光山には「特別な場所」に感じる独特の空気感がありますね。
心洗われました。
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日光山 輪王寺
栃木県日光市山内2300