ライブドアのモデルブログの検索カテゴリや、アメーバブログのpure blogのオフィシャルブログ、gooブログトップの、右端のちょっと下、今回の一押しブロガーなど、最近、モデルのブログとその紹介が増えてきた気がする。。
ただ、増えているだけじゃなくって、モデルブログの囲い込みというか、そんなふうな気がするのだ。。
これって、ブログのクリックアンドモルタル化のような気がします。
EC(電子商取引のほう。ユーロとは関係ない)の世界で、はじめ、インターネットだけの商取引会社が隆盛を極めた時期もあったが、その後、インターネットもやってるけど、実際にお店もあるという、クリックアンドモルタル企業が、だんだん盛り返してきた。
どっかの会社のいう「有店舗カタログ販売」ってやつだ。
バーチャルリアリティの世界も、バーチャルですべて片付けるという世界から、今や研究は、バーチャルとリアルの中間であるオーグメンテッドバーチャリティ、オーグメンテッドリアリティの世界に広がっていった。
つまり、架空の世界だけではよわく、実際に、架空と現実のハザマあたりにいる距離感がおもしろいのだろう。
で、一方、モデルの話。
モデルは、スーパーアイドルなわけじゃない。
さらに、モデルの行くお店や洋服って、買えないわけでもない。
つまり、その点では、アイドルなんかより、現実に近い存在なのだ。
昔、松田聖子というスーパーアイドルがいたが、松田聖子と同じ髪形をして、同じファッションをして、街中をあるいたら、そりゃーバカだ(いや、当時、そういう人はいなかったか?っていわれると ^^;)
今のモデルのヘヤースタイル、ファッション、生活スタイルは真似ることは可能だし、むしろ、そのようなファッションをしている人を、世間はcool(わざと英語でかいた。英語の意味のcool,smartってかんじ)とみる。
そういう意味では、モデルはスーパーアイドルより、現実に近い。
しかし、エビちゃんファッションをいくらしても、エビちゃんにはなれないのだよ。そーいう意味で仮想なわけだ。
なれそうで、なれない。その仮想現実間、クリックの世界(仮想)とモルタルの世界(現実)の間の距離感が、ウケているのだろう。
で、その現実と架空の間をかいまみせる道具がブログというわけだ。
ブログの世界にかかれていることは、そのモデル当人にとっては現実なんだけど、読み手にとっては、他人の話だ、自分が、それを真似ても、仮想現実でしかない。しかし、その仮想現実が、自分でも、手に届きそうなところにあるから、おもしろいと。。
ただ、こんだけなら、こんなにモデルブログが流行んないだろう。
モデルが、ライフスタイルを示していることが、ねらい目なのだ。
メーカーにとってみれば、そのライフスタイル向けの商品を売り込みたい場合、そのライフスタイルを具現しているモデルを利用すればいい。
ユーザーからみると、モデルが宣伝している商品は、そのモデルのイメージが強いので、そのモデルのライフスタイルに共感している人はもとより、そのモデルに好印象を持っている人は、その宣伝している商品まで買ってしまう。
典型的な例が、小西真奈美のぐびなまのような気がする。。
つまり、ユーザーの側からすると、モデルが好きっていう人は、そのモデルのライフスタイルも好きだし、興味がある(さらには、自分もまねしたいと思う)ので、そのライフスタイルそのものを書いている、モデルブログにも興味がある。
CM打つ側からすると、モデルがライフスタイルをあらわしてるので、そのライフスタイルの人にプロモーションをかけたいとき、使いやすい。
ブログ会社からすると、安定的に見てる人をふやせるので、やっぱ、モデルブログだよ!と。。
ってなわけで、モデルがいまや、単なるモデルでなく、ライフスタイルまでもあらわしていて、それに人々が共感し、真似しようとしているってことで、モデル人気と、モデルブログの流れは、今後大きくなっていくと思うね。
って、本家ネタより、コンピューターチックに書く予定だったが、うまくまとまんなかった。
もちょっと話を詰めてから、この話題は、また書くかも。。