ここ
実行せよ。実現せよ。FUTURE-EXPERIMENT.JP
https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/future_experiment/index.html
リアルタイムで見れなかったあ~
で、「何が凄いの!」といっている人がいるようなので、
ちょっと解説してみる。
■まず、1万キロ離れると、光の速度で行っても遅れるという事実を認識しよう!
このため、単純に1万キロ離れたところの画像を合成しても、
みんなばらばらになる。
そこで、時間を合わせる技術(時刻同期)が必要になる。Ethernetだと、下参照
車載 Ethernet ネットワークにおける時刻同期
AUTOSAR、IEEE、TSN の中で、いかにバランスをとるか?
https://vector.com/portal/medien/cmc/press/Vector/Ethernet_Timesync_Automobil-Elektronik_201608_PressArticle_JP.pdf
で、この時刻同期を取った場合、1箇所でも画像が遅れれば、その画像は飛ばして
表示されることになる。
今回の、Perfumeの画像には、全フレームそろっているように見える。
それだけ、通信回線が安定しているということ。
一般の通信回線だと、HDでも5Mbpsは必要になる。
4Kだと30MBps~
しかし、この転送速度を出すだけでは、この画像を作れないのだ!
■画像処理をめちゃくちゃ早く行わなければならない!!
画像処理に時間がかかっていると、画像がとまってしまう。
つまり、圧倒的に早い速度で送り、表示までの間の時間差をつくり、
その時間差の間で、処理を完了させるか、
数コマづつ、定期的に遅れさせて、そのコマ数の時間で処理させる
この場合、処理時間を均一にして終わらせなければならない。
いずれにせよ、短時間で、安定的に、画像の抽出・合成が出来ないといけない。
たぶん、あらかじめ「ストーリーは出来ていて」それで合成している
とはいえ、転送してきたデータを、解凍して(たぶん、まさかRAWでは送らないだろう)
それを画像処理して切り出して、合成して1コマ分をつくるのに、
これだけの速さで行うって言うのは、
かりにFPGAやGPUを使ったとしても
すごい、処理スピードなわけ(技術なわけ)・・・
そして、画像処理は完全自動化していないといけない
なので、圧倒的に速い転送スピードか、ものすごい安定した通信が
求められる。5Gは、両方満たしているんでしょうね。
■なぜ、Perfume?→裏方に、ライゾマティックスなのだ
これを実現するには、あらかじめ「ストーリーは出来ていて」という
状況だと思う。ということは、ストーリーどおりに正確に踊ってくれない
と、これは実現できない。
やっぱりこれには、紅白で安定した実績のあるPerfumeさんなんでしょう・・・
っていうか、ここまでのことをやれるのは、ライゾマさんでしょうと思ったら
https://twitter.com/rhizomatiks/status/928289233839591424
演出・システム開発、ライゾマさんなのね、やっぱり!(^^;)
■でも、限界も・・・
一部、隠れてしまうところがあった。
さすがに、短時間で切り抜き、溶け込ませるのには、現在の技術では
限界があるということだろう。
これには、人工知能をつかって、背景を載せかえるような技術が必要になる。
それは、
先生、せんせい、それは(adobe)Sensei
※「それを求めるなら、ライゾマでなく、チームラボです。AIだから」という意見は無視します。
【あわせて読みたい】
世界が注目!現代アートの新四皇!?チームラボ、ライゾマ、タクラム、ザ・ユージーン アート×テクノロジ
https://matome.naver.jp/odai/2149753218143150701
実行せよ。実現せよ。FUTURE-EXPERIMENT.JP
https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/future_experiment/index.html
リアルタイムで見れなかったあ~
で、「何が凄いの!」といっている人がいるようなので、
ちょっと解説してみる。
■まず、1万キロ離れると、光の速度で行っても遅れるという事実を認識しよう!
このため、単純に1万キロ離れたところの画像を合成しても、
みんなばらばらになる。
そこで、時間を合わせる技術(時刻同期)が必要になる。Ethernetだと、下参照
車載 Ethernet ネットワークにおける時刻同期
AUTOSAR、IEEE、TSN の中で、いかにバランスをとるか?
https://vector.com/portal/medien/cmc/press/Vector/Ethernet_Timesync_Automobil-Elektronik_201608_PressArticle_JP.pdf
で、この時刻同期を取った場合、1箇所でも画像が遅れれば、その画像は飛ばして
表示されることになる。
今回の、Perfumeの画像には、全フレームそろっているように見える。
それだけ、通信回線が安定しているということ。
一般の通信回線だと、HDでも5Mbpsは必要になる。
4Kだと30MBps~
しかし、この転送速度を出すだけでは、この画像を作れないのだ!
■画像処理をめちゃくちゃ早く行わなければならない!!
画像処理に時間がかかっていると、画像がとまってしまう。
つまり、圧倒的に早い速度で送り、表示までの間の時間差をつくり、
その時間差の間で、処理を完了させるか、
数コマづつ、定期的に遅れさせて、そのコマ数の時間で処理させる
この場合、処理時間を均一にして終わらせなければならない。
いずれにせよ、短時間で、安定的に、画像の抽出・合成が出来ないといけない。
たぶん、あらかじめ「ストーリーは出来ていて」それで合成している
とはいえ、転送してきたデータを、解凍して(たぶん、まさかRAWでは送らないだろう)
それを画像処理して切り出して、合成して1コマ分をつくるのに、
これだけの速さで行うって言うのは、
かりにFPGAやGPUを使ったとしても
すごい、処理スピードなわけ(技術なわけ)・・・
そして、画像処理は完全自動化していないといけない
なので、圧倒的に速い転送スピードか、ものすごい安定した通信が
求められる。5Gは、両方満たしているんでしょうね。
■なぜ、Perfume?→裏方に、ライゾマティックスなのだ
これを実現するには、あらかじめ「ストーリーは出来ていて」という
状況だと思う。ということは、ストーリーどおりに正確に踊ってくれない
と、これは実現できない。
やっぱりこれには、紅白で安定した実績のあるPerfumeさんなんでしょう・・・
っていうか、ここまでのことをやれるのは、ライゾマさんでしょうと思ったら
https://twitter.com/rhizomatiks/status/928289233839591424
演出・システム開発、ライゾマさんなのね、やっぱり!(^^;)
■でも、限界も・・・
一部、隠れてしまうところがあった。
さすがに、短時間で切り抜き、溶け込ませるのには、現在の技術では
限界があるということだろう。
これには、人工知能をつかって、背景を載せかえるような技術が必要になる。
それは、
先生、せんせい、それは(adobe)Sensei
※「それを求めるなら、ライゾマでなく、チームラボです。AIだから」という意見は無視します。
【あわせて読みたい】
世界が注目!現代アートの新四皇!?チームラボ、ライゾマ、タクラム、ザ・ユージーン アート×テクノロジ
https://matome.naver.jp/odai/2149753218143150701