人月商売の滅亡近し、SIerの「オヤジ化作戦」に勝ち目はあるか
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/463805/111500166/
(以下太字は上記サイトより引用)
SierやSESで、高齢化が進んでいるのは、実感していると思う。
最近、SESなんかだと、50代くらいの人が多いんだよね。
SIerやIT部門で高齢化が進んでいるというと、脊髄反射的に危機的な事態と思ってしまうが、実はそうでもない。ユーザー企業のIT投資がいわゆるデジタル分野に移りつつある今、SIerをはじめとする人月商売のITベンダーやIT部門は確実に“オワコン”だからだ。ユーザー企業においてIT投資の主導権は続々と誕生しつつあるデジタル組織に移り、そのIT投資のカネは人月商売のIT業界の外、クラウド関係や新興のITベンダーなどに流れていくだろう。
高齢化したひとは、COBOL,Javaのエンタープライズ系が多いよね。
また、IoT市場でCで通信などもある。
(注意:AIやIoTといっているSESは、人集めに言っているだけで、
実際にはIoTをそれほどやっていない場合もある。
IoTというより、「通信」・「組み込み」として、人は動いているかんじ。
AIも、実際には、画像処理、音声認識、として、AIが進んでいる感じかなあ~)
で、この市場は、たしかにおわこんなので、縮小しているけど、案件はある(ゼロではない)。
そして50代の人は増殖中のかんじ(フリーになっている場合もある)
→今後も増殖していく
なので、人手は余っていて、どうにかなっている。問題ない。
問題は中堅や若手の技術者だ。特に30代後半から40代の中堅クラスが危ない。IT部門だとプログラムを書いたことが無いだけでなく、システム開発プロジェクトの経験も無い人も多い。SIerの中堅クラスの場合、プログラムをまともに書いたことは無くとも、開発プロジェクトの経験は豊富だ。だが大手SIerなら大規模プロジェクトが多いため、全体を仕切るプロマネの経験はなく、プロマネの手下としての経験しかない人もいる。
それともう一つ。
今のAIやIoTは、クラウドベースで、
その場合、マイクロサービス+(REST API経由)+SPA(JSのフレームワーク)
が前提となり、
30代、40代の人がやっていた、MVCアーキテクチャと、
根本的に異なっている。
(MVCはサーバー側にフレームワークを入れる。
SPAはフロント側にフレームワークを入れる)
このほか、今の開発方法(テストとか)は30代、40代の人とはことなる。
なので、この年齢層の人が、はっきり言って、じゃまになるという可能性
があるんだよね・・・