ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

今月はモモ!豊かな時間について考えるみたいよ…

2020-08-09 14:07:12 | そのほか
NHKの「100分de名著」、今月は「モモ」
忘れないように8月3日(第一回)のメモ

<HR>

100分de名著 ミヒャエルエンデ モモ  第一回

【テーマ】
 モモ :人間にとってにとって時間とは、そして命とは、少女を主人公に描く。
 第一回:モモの不思議な力を通して、見失いがちな本当の豊かさについて考える

・主人公:モモ
 みよりない
 外見ユニーク
 「時間と物語の豊かさとは?」というテーマについて読み解く
  敵:豊かさがわかる→時間かけて読まないと豊かさがわからない

・著者について
 ジム・ボタンシリーズはやる
 「はてしない物語」=(日本では)ネバーエンディングストーリー

・ドイツとイタリアが生んだ「モモ」
 イタリア→全然違う時間:豊かさがある
 ドイツ:全然違う時間
 日本:電車の発車が秒単位で決まっているが
    前近代の感覚も持っている
  →エンデにとっては面白かったのでは?




【はじめの部分】
・はるか昔の大都市
 円形の芝居:みんな大好き

 それから幾世紀の年が流れ・・

 円形競技場に小さな子が住み着いた→モモ
  つぎはぎだらけ、だぶだぶの服

・はるか昔:物語が現実
  ↓数世紀
  今

今は変わったという設定

・モモ:ストレンジャー
 →聖者でもあるし卑しい存在でも
 →ぴったりするのは座敷童?:豊かさをもたらす
 「いつでもわたしはもういたもの」→古の時の復活
 →老人が多い:少女であることに未来を感じる




【町の人たちとの友情】
街の人が助けてくれる
・モモ幸せ
・街の人:感謝
 なぜ、モモ感謝される→話を聞くことができる
(本当に話を聞くことができる人はごくわずか)
 →話を聞いてもらうと、自然と解決策が浮かぶ・

徹底的に受け身、モモの聞く力
 →自分なりの考えや解決策が生まれてくる
 →カウンセラーの仕事に似てる
 →自分の話をしたりして、人の話を聞くのは難しい

 みんなきいてほしい:テレビ離れ、みんな発信のほうに行く

・受け身、モモが空っぽだからできたのではない
 豊かさを持っていたシーン
  モモは豊かな世界と私たちの世界を橋渡ししている




【親友と呼べる存在2人】
・ジジとベッポ 正反対

 ジジ:自称観光ガイド
  →観光客から口から出まかせ行って、お金をもらう
   お金持ちになりたい

 ベッポ:老人、道路掃除
  深い考えが浮かぶ:モモと出会い言葉にできる


・「いま」を生きる ベッポの禅的時間
 →「いま」が充実している時間に生きている人
  禅の修行に似ている
  時計で計算できる時間と真逆、
  「今ここが満ち足りる」豊かな時間→いにしえの時間間隔

 父親、母親、子供は多いが、ここでは違った3人
 →よくできた午前中のAMラジオ
  ベッポ:パーソナリティ
  モモ:アシスタント
  ジジ:はがき職人さん
 ユング「三位一体」に第四のものが入るのが重要
  →3人の調和:灰色の男たち(次回から)

・灰色の男初登場
 →モモ「寒気」に襲われる

・ジジがモモのために作った恋愛話
 →物語は誰かに語られる必要がある
 →人に語ることによって、真実になったり解放される

・一方的な発信:灰色の男が入りやすくなっている

 自分にとってのモモをさがしている
 →実は自分の中にいる
 →自分の中にいるモモが見つかりにくくなっている

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お盆も、国の対応も、昔の生活様式だよね!多分、新しい生活様式は…

2020-08-09 00:53:54 | そのほか
政府対応は「支離滅裂」 共産幹部
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080300825

(以下太字は上記サイトより引用)

共産党の小池晃書記局長は3日の記者会見で、新型コロナウイルス感染が急拡大する中でのお盆の帰省をめぐり、菅義偉官房長官と西村康稔経済再生担当相の方針が食い違っているとして、「二転三転、支離滅裂、七転八倒という状況だ。国民は何を政府の方針だと理解すればいいのか。統治能力の欠如と言われても仕方ない」と批判した。

小池さん、安心してください。国民は政府の方針を
「忖度しろ、俺は責任取らないから」
と理解しております。

まあ、そもそも、お盆に一斉に帰るというのは、みんなが同じことをするという昔の生活様式なわけで、新しい生活様式に基づいた政府の提案っていうのがあっていいわけなんだけど、それはなさそう・・

 例えば会食について、集まって宴会するのは密になるからわるいとはいうけど、じゃあどうすればという提案はない。

 家で宴会が悪いなら、そとでバーベキューとかクランピングとか、墓参りのみ現地解散とかありそうだけど、そういう提案はない。

 学生さんとかは、2学期も遠隔授業なら、もう東京にいる必要ないわけで、田舎にもどったら、そのままずっといてもらえばいい(大学は遠隔授業なら東京にいるのは生活費だけかかってむだ)とか、そういう話はない。

 発想自体が新しい生活様式になっていないので、古い生活様式を規制・否定するだけで、「じゃあ、新しい生活様式でどう社会を変えたい」というのは、なにもないと国民は、感じているのではないかと思う、きょうこのごろです。

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