KBSEの
[チュートリアル招待講演]要求工学の現状と展望 ~ ソフトウェア進化と自己適応にむけて ~を聞いてきた。その内容をメモメモ
Stahdish Caosレポート
大西先生の要求工学の図
<<REのはなし>>
要求工学国際会議 RE
・IEEE RE毎年開催
・採録率15%~20%
RE2013
リオデジャネイロで
PUC-Rio
近くに植物園
プラネタリウム:大きな発表、基調講演
今年度の会議の特徴
南米で初の開催、参加者150名程度
例年より少ない:治安の悪さ?
オーガナイザー
Gotel(ごーてる)先生:トレーサビリティで有名:おもてなししてた
リサーチ
インダストリー(産業界):斉藤忍さんNTTデーら
RE@21:20回のREを踏まえて
RE Interactive:パネルディスカッション、WSの成果報告、
見にチュートリアル
採録率
リサーチ 18%
インダストリー 48%
Re@21 50%
リサーチ アメリカが21件中10件
採録された論文の傾向
数が多い
要求分析のプロセスにかかわるもの
パーセンテージでは
トレーサビリティ:約半数
多様性、プロダクトラインも割合多い
Visibilityに対する工夫:プログラム
・産業界への適用可能性
Visibilityに対する工夫:Pitch Slide
・キーフレーズ、
・1枚のスライド:ピッチスライド
→プラネタリウムに移す
基調講演
・Neil Maiden(ねいるめいでん)
今後の要求工学のキーワード:Creativity(創造性)
ソフトウェアエンジニアリング、システムエンジニアリングよりは離れる
アジャイル、サービスエンジニアリング、ビジネスアナリシスなどと近づく
これらの接点がクリエイティビティ
創造性の作り方
・探索による創造性
・組み合わせによる創造性
・変換による創造性
アプローチ
情報、kアイデアの構造化・階層化
情報、アイデア間の関係を認知(類似、矛盾)
前提、仮説を取り除く、新しい解空間で探索
実現のためのテクニック
事例分析による類似性推定(探索、変換)
ゴールモデリング、ゴール分析
ゴール詳細化(探索)
オブスタクル アナリシスによる特性の抽出(組み合わせ)
障害の障害=障害を避ける
フィーチャーモデル上での制約分析(組み合わせ)
形式仕様によるモデル検査(変換)
ベストペーパー
・Visual Nitation Design 2.0
→一言で言えば、アイコンの設計09年でもベストペーパー
初心者ユーザーにも理解しやすいモデル要素シンボル(アイコン)
集合値の概念を利用
セマンティック トランスペアレンシー
UMLのアクター 人とすぐわかる +
クラス 言われればわかる 0
誤解を与えるようなもの -
従来のi*のシンボルに対して
ユーザーに作ってもらって共通性の高いもの
理解しやすいもの
普通のi*
→共通性の高いものが一番だった
*集合知をつかい、何人かであるアイコンを作ってもらい、共通部分を
とると、認識しやすくなる
MIP:10年前の会議でもっとも影響を与えた論文
Improving Requirements Tracing via information retrieval
要求のトレーサビリティ改善のために情報検索(IR)技術を利用
RE13におけるタグクラウド
ソフトウェア、システム、ペーパーはもちろん多い
モデルとトレーサビリティ
注目されているトピック:トレーサビリティ
2セッション
Automated Traceability
リファクタリングの有効性、強化学習、知識ベースの利用
Traceability in Practice
モデル・プロセスの提案
関連して Handling Changte
採録率も高い
今年のMIPも
注目されているトピック:Goal Model
・さまざまなセッションで目にする機会があった
ベストペーパーのアイコンもi*
要求分析法としての期待
めいでん
自己適応システム構築に対する要求記述法
モデルドリブン MoDRE Sawyer先生
実行時にならないとわからない要求
ソフトウェアの維持、進化法の基盤
MoDRE
・RE2013のまとめ
キーワード:トレーサビリティ、ゴールモデル、創造性
US,UKの強さ目立つ
UK:有名人
US:論文の多さ
幅のある研究領域
柔:ビジュアルノーテーションや統計を取る(AppStoreのユーザーフィードバック)
固:RE+検証
波に乗る、巨人の肩にたつことも重要
波:Anton先生の研究グループ(法令分野の要求分析)
巨人の肩:トレーサビリティ
<<講演者の研究について>>
研究紹介
・要求とソフトウェア仕様との関係
Requirements and spacification[Zaxe97]
W:世界 S:仕様 R:要求
W ∧ S |- R (メモし間違えたかも・・)
成り立たない
・ソフトウェア進化
→要求(R)が変わる
・自己適応システム
→環境(W)が変わる→Sの変化は自動的に行う
ソフトウェア進化
継続的なソフトウェア進化
ソフトウェアプロダクトライン[Northrop01]
継続的デリバリー[Humble10]
変更コストを抑える
要求の変化:Rは簡単→Sの変化は大変
差分を考える必要
分散:競合
既存部分と新規部分を明確にする
Sも振る舞い
独立性を高くする→コントロールループ
制御理論
ゴールモデル整形
まとめ
RE2013のページにほぼ全部の発表スライドが公開されている
SE分野でも新しいチャレンジ
トレーサビリティー:継続的なソフトウェア進化
ゴールモデルの動的管理:自己適応システム
来年:スウェーデン