ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

狩宿の下馬桜

2014-04-14 11:25:32 | 百花繚乱


雨は降りそうもないが曇り空 軽自動車の移動は近廻りが多い
おかげで朝起きるのも遅くて 出発も遅い

県外に出ることも少なくなったが この日は県内でも遠出の富士宮
狩宿の下馬桜は以前来た時に 花も終わりに近かったのでそのリベンジ

そのときには 猪之頭のミヤマツツジを見て帰ったがそれも見事だった
あとでそこも寄るつもりだったが 道を間違え下馬桜を通り越してしまった

ついでだから白糸の滝に寄り 先にミヤマツツジへ 案の定こちらはまだつぼみ
下馬桜は6分咲と新聞に載ったばかりなのでちょうど見ごろのはず

引き返して下馬桜へ 駐車場は混雑していたが 何とか駐車
駐車場空待ちの車が並ぶ道路の反対から進入出来たのは 道を間違えたおかげ
 
さくらは見ごろでも茶色い葉が混ざっているのはこの桜の特徴なのか
人も多いがみな花を見ていない それでも白糸の滝のように外人はいない

薄曇りでも富士山はずっと見えていたが写真だとはっきりしないのでカメラを向ける回数も少ない
帰り路に大石寺に寄った 広大な敷地の桜はほぼ終わっていたが 種類の違う見ごろの桜もあった

かつては信者が多く訪れたであろう 門前の土産物売り場の一角で遅めの昼食
巨大な山門や 宿坊 客殿などを見てから 渋滞の幹線道路を富士インターに向かう
 


だいこんの花

2014-04-11 18:14:43 | 百花繚乱


オバアは施設に入って介護師さんにいつも気にしてもらい 生き生きしている
貧しい生活を乗り越えてきたのに 息子には無視され寂しい人生だったことだろう

今はその息子の存在すら忘れて楽しい日々だろうと勝手に解釈している
認知症も発覚していない頃はわずかばかりの畑で野菜を育てることを楽しみにしていた

そのオバアが植えた 大根もいつしか花が咲いて収穫時期を逃した
サヤエンドウは実をつけ出した 玉ねぎもよその畑よりも大きく育っている

玉ねぎはスライスしていただいた とりたての新鮮な玉ねぎの味は格別だった
植えたことも忘れているオバアが この畑に戻ることもないだろう

まして自分の口にすることはない それもしらずに野菜は育った
収穫を逃しただいこんの白い花は オバアをたたえるかのように咲いていた

そしてこれから収穫する玉ねぎはオバアからのたぶん最後のプレゼントだろう


花の寺 龍光院

2014-04-04 09:32:57 | 百花繚乱


2日前の花祭りの時に花が多いのに感激し 再度訪ねた 龍光院
京都でも信州でもない町のお寺 大井川左岸に注ぐ笹間川をさかのぼり20分

往還に看板がなければ通り過ぎてしまいそうな細い道を登った山の中腹
道端ではないのでわかりにくいし 地元の人も用事でもなければ寄ることもない

この笹間には三か所の寺があるが一番始めの入り口のお寺 
檀家は仏事には皆が車でくるのか門前に広い駐車場ある

秋にイチョウを撮りに来たことはあるが 春の花は今年初めて見た
椿の花もまだ残り スイセンも無尽に咲いている 笹間の春がいっぺんに来た感じだ

白モクレンは盛りを過ぎたがまだ花がついている 紫モクレンは見ごろ
やま桜は少しづつ花びらを散らしながら舞っている なんという桜かピンクがきれいだ

 門前のタマノ木の大木も見ごたえがある その下には六地蔵が出迎えてくれる
三春の春は梅桃桜がいっぺんい咲くらしいが ここの裏山にはミヤマツツジも高貴な色を輝かせていた


雨上がりの みずめサクラ

2014-04-03 10:13:30 | 百花繚乱


雨が上がって日が射した みずめサクラ を見に行った
7時30分到着と同時に さくらに日が射し樹の下から水蒸気が上がった

幻想的な 雲に浮かぶみずめ桜が見れたが写真は無し
その場所からは電柱などが邪魔をして写真を撮れない

丘にかけ上がると それは消えた もう少し早く来ればよかった
霧はなくてもこの位置から撮るには朝の方が良い 

向うの山から日が昇り その山にまだ日が当たらない時間が最適だ
日が当たると山が光ってサクラが映えない

人の目は見たくないものは見えないようになっているが
写真は見たくないものまで写ってしまうからだ

サクラに陽が当たり後ろの山が陰の時間は瞬間だ
そうは思っても 朝の出発が遅い私では良い場面には出逢わない

きょうはすぐに雲が出てしまい 日が射さない天気になってきた 
丘を降りると カメラを持った人が二人やってきた菊川と鈴鹿の人

電線が邪魔だと言っているので丘からの俯瞰写真を勧めた
今年は多くの人が丘の上から撮っている姿を見た

この丘から撮った写真が新東名などで配布している冊子に載っているからか
下の位置でも写真は撮れるが 空が入ってしまうので青空の日が良い

咲き始めのピンクからだんだんと白く色が落ちてきて
下の枝に少し緑の葉が出てきたが まだ十分楽しめる みずめサクラ

サクラの木そのものだけでもよいが手入れされた茶畑も入れて撮りたい
この桜の良さは手入れされた茶畑の中に存在することにもあるからだ

サクラの種類ははエドヒガンだが なぜかみずめサクラという 
以前家具屋がみずめサクラは家具の材料に最適だと話された事がある

それは この桜のことかと思って知ったかぶりして人に話してしまったが
それは勘違いかもしれない 他にそのような木が存在するのではないかと最近思う

ちなみに下の写真は遊び 曇空を加工 ついでに山も消した 


町内散策

2014-03-12 19:14:29 | 百花繚乱

抜里駅
暖かな日だったが2日間町から出ていない 
町内をふらついた 町も色づき始めた 

寒緋桜は色が濃くて 遠くで見るときれいだが 近くで見るとしょぼい
しょぼいといえば大井川鉄道も経費削減で 本数が半分になる

そうなると昼間走る電車を撮るのも貴重になる
昼間は4時間も電車が来ないこともあるようだ

地元に住んでいてもあまり乗ることがないので 
本数が少なくなっても苦情は言えない 私