今日も雨だった 写真は大島桜だと思う
桜の写真ばかり載せている 木全体が花になる思い切りの良さが好みだ
また入学式など出発のときに桜が咲いているのが当たり前としてきた
詩にも詠まれ 歌謡曲にも桜は多い 森山直太郎などこれで有名になった
その直太郎の歌は別れの歌 桜は散り際の美しさも一入だということだろう
ちなみに直太郎の別れ歌の極めつけは 「生きてることが辛いなら」
いっそ小さく死ねばいいというから意味不明 死に大小があるのもわらえる
さらに歌は 「恋人や親は悲しむが三日と経てば元通り」
「気が付きゃみんな年取って 同じところへいくのだから」と続く
ずいぶんあっさりした歌だが このような歌は今始まったことではない
「ありがたや節」もそうだった 「近頃地球も人数が増えて右も左も満員だ」
「だけどいくとこ沢山ござる 空にゃ天国 地にゃ地獄 ありがたや ありがたや」
この歌も確か問題になった 歌を聴いたからって死ぬ人もいないだろうに
朝刊に奥山田のしだれ桜が載った 知らない人から問い合わせの電話が来た
やはりサクラは人気がある その人は明日見に行くらしい
明日は晴れる 同じ所へ行くのだから ありがたや ありがたや
桜の幹は縦横無尽に伸びている 桜の話も大きくそれた