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ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

ひまわり亭の本田節さんはひまわりのように明るい人だった

2012-02-13 18:10:35 | フォト日記


本田節さんは熊本相良村に生まれる 結婚して人吉市に住む
37歳の時1年間の闘病生活 それををきっかけに

食 農 命について考えるようになった 健康を回復し
ボランティアやまちづくり活動を始め そこで出会った仲間と

人吉市球磨川河畔に地産地消の農家レストラン
「ひまわり亭」を立ち上げ現在に至る

その本田さんの講演会があった お年寄りの経験や知恵 技
それに敬意を表し生き甲斐を提供するのが役目と言う話だった

元気な年寄りが多ければ高齢でもよい 漬物など
おばあちゃんの智恵を活かさないのはもったいない

観光客も団体で来る時代ではない物見遊山ではなく
食べ物で地域再生事業が必要

そこでイベントをやればマスコミが取り上げ応援してくれる
他所の人との交流により自分の地域の良さにも気付く

人が来ると花を植えたり町がきれいになる きれいになると人が来る
たまにしか使わない農家の部屋はもったいない農家民泊など積極的に取り入る

年間5万食販売する弁当にはストーリー性(季節の物語)や
スター性(こだわりの人材登録) スペシャル(他所との差別化) 

サービス(おもてなし) サプライズ(わくわく感)それと
スモールビジネス(少利益)などを兼ね備えている

講演の始まるまえに私たちが話しているところまでやって来て
「何 なに」と本田さんが割り込んでくる「お幾つぐらいかと思って」と私

「いくつに見えます 当てたら何かあげる」「う~ん・・・・」
と昔からの知り合いのように気さくに話しかけてくる人だった

講演は1時間くらいで終わった もっと聴きたかっのに主催者は
「これ以上(長時間)では聞く人が大変かと思って」と余計な心配をした

「質問は10分後に受け付けるので質問のある人は残るように」
といった すぐに受け付けてもらいたかった 半分以上の人が帰った

私は質問はないけど本田さんの話を聞きたくて残った
車座になって腰かけた 隅から順番にひとりづつ質問するらしい

各自が自分の自慢話を始めた それに全てうなずきながら聞く本田さん
質問者の一人ひとりが長く自慢話が多くて帰りたくなった 

私の所にもマイクが回ってきた そのことを愚痴ってから農家宿泊料金と
本田さん御自身が農家でなかったから活躍できたのではないかと質問した

宿泊料金6500円 家業と子育てから解放された好条件は認められた
おしゃべり おせっかい 料理 そして人間が大好きな本田節さん

年間半分は全国を講演でまわる 元気印の女性
ひまわりのように明るく 人懐こい人だった

   本田節さんプロフィール
 (有)ひまわり亭代表(熊本県人吉市)
 1954年熊本県球磨郡相良村に生まれる。
 結婚後、夫とともに建築設計事務所を経営。
 3人の子供に恵まれる
 95年から03年まで人吉市議会議員を2期務める。
 国土交通省地域振興アドバイザー。
 市民参加のまちづくり活動
 郷土料理伝承塾を主宰。
 1998年農家レストラン郷土の家庭料理「ひまわり亭」を経営。
 http://www12.ocn.ne.jp/~sunhana/top.htm