ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

永井龍之介の絵の話

2013-07-03 00:04:16 | フォト日記


開運なんでも鑑定団をあまり見たことがないので存じ上げなかった
そのテレビ番組に出演されている 永井画廊の永井龍之介さんの話し

美術は知られているようで知られていない分野 鑑定団の貢献度は高い
あくまでも主役がモノだから 司会者が交代しても影響が少ない番組だ

絵の値段は 絵以外のところで決まる 労働時間でもなく
作品の少なさでもない むしろ多く描き濃密に生きた人生

早世 早逝作家が値が出るとは限らず その逆が多い
またその絵を持っていた人が誰かでも価値が違ってくる

絵の売買は中国では5兆円の産業だが 日本では2千億しかない
もっと増えても良い そこで購入のワンポイントとして 遊べる絵 

身近に感じる絵 新築費用の1%の金額で買う などのアドバイスだった
メモを取りながら聞く人が多いのは 皆金持ちの証拠 きっとでT内さん買うな

永井画廊主の好きな画家はドイツロマン派のフリードリッヒ
どんな絵を描くのか全く知らない 後で調べてみよう 

興味は絵の関係上場会社は2社しかないということ
掛軸の99%は偽物だということ 

日本人は目を外に向けた時代もあったが
これからは国内を見つめて 良さを発見する

絵はその人の生きてきた年月に制作時間を足したもの
いかに人生を生きたかで価値のあるものになる

そして子どもが好む絵が 良い絵だ