農薬に依存しない病虫対応の話をMOA自然農法普及員三浦信章氏から伺った
虫や害虫は植物を腐らせ土に分解するために存在している
肥料の多い土は虫の力を借りて健全な土になろうとして害虫を増やす
チッソが増えると野菜が病気になり 石灰で硬い野菜ができる
健全な野菜は腐らないで枯れる 腐る野菜はチッソが多い証
カリが多いと茎だけは成長するが硬くなる
燕麦や草を枯らして堆肥として使う 竹粉や木クズ炭粉など使用しない
リン酸は アルミと着きたがるがそれを離すのは作物の健全な根
混植して 根をからませることでそれが丈夫な根になる
混植は教わるのではなく自ら試して発見することが大事
「ナスとインゲン」「ピーマンとネギ」「トマトとバジェル」「ソルゴーと生姜」
「サラダ菜とキャベツ」「ブロッコリーとエンドウ豆」 これらは相性が良い
ただし「ジャガイモとキャベツ」は近くに植えると育たない
水分の多い田んぼなどでは玉ねぎがよく育つ など参考に
EM菌やHB-101などを使うのはどうかと伺った
良いとも悪いともいわなかったが 使っている様子はない
関係者との争いは避けているのかもしれない
牛フンなどの使用もそれで生計を立てている人への配慮か
家で飼っていれば良いと言った
安全な餌を食べる家畜なら大丈夫だということだろう
良い話を伺っても畑に出なければ緒に就くまでも行かない
害虫で嫌になりやめた経歴がある なので座学だけ
草は抜かない 肥料はやらないなど各所で聞いた事を実行さえすれば
過去にとらわれない全く違うやり方の野菜作り名人だ
写真は帰りの道端で撮ったねむの木の花 肥料もやらない
草も抜かずにそのままでも毎年咲いている 自然の美