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見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

本「無人駅で君を待っている」

2020-09-12 22:34:12 | フォト日記


浜松に住む作家いぬじゅん著「無人駅で君を待っている」
物語は異なる5話とエピローグで構成されている

それぞれの人生を持った それぞれの人の話
それぞれの物語に共通して登場するのが天竜浜名湖鉄道

そこの寸座駅や 浜名湖畔のカフェ サンマリノ 
また 駅員 黒猫 カフェのマスタも共通して登場

快晴の日の駅 たまるベンチで念ずる 
と そこには夕焼け列車がやってくる 

自分が一番会いたい 死別した人が降りてくる
夕日が沈むまでの時間だけ会うことができる

奇跡は現実に起きると信じてみたくなるような描写で描いている
逢いたい人はいなくても サンマリノや寸座駅にいきたくなってくる