雨上がりの晴天 富士山がきれいな休日
清水から52号を小河内の山村 そこに店はあった
古い掛け軸と花が飾られた部屋に通された
古材を使った梁や桁がむき出しの部屋
そこで料理を待つ
先付は一週間煮込んだ黒豆 人参カステラ
大豆シンジョウ イワシ 菜の花
向付に 太刀魚 マグロ イカ
蓮根饅頭 シシトウ 銀杏
豚肉ピーナツ味噌ダレ 人参 小玉たまねぎ 芽キャベツ
これに ご飯 止め椀(若布蕉入り味噌汁) 香の物がついた
柚子シャーベット
店名「北条」は親方の姓 この辺りに多く存在するらしい
34歳とまだ若い親方は京都や静岡市内で修行して昨年3月に開店したばかり
こういう料理を懐石と言うのか会席と言うのか良くわからない
懐石はお茶を楽しむ簡単な料理 会席料理はお酒を楽しむものらしいが
ある機関紙には懐石料理と紹介されていた
いずれにしろ 昼間は値段が安くて 私でも寄れるから うれしい
家からのんびり2時間 食事に1時間 金はないが時間はある 優雅な時がすぎた