信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和5年度北陸地方治水大会&グリーンパークブリッジ周辺からの風景

2023年10月25日 | 私の活動報告

 10月25日(水)は日差しが届きましたが、午後はにわか雨が降りました。

 午後1時10分からは、北陸地方治水大会の記念講演会として、富山県立大学 工学部 環境・社会基盤工学科 准教授 呉 修一氏氏から「地域の特色を活かした流域治水と河川水文技術」と題して講演をしていただきました。

 多発する洪水・土砂災害、昨今の富山の水害、水文・水資源学会の取り組み、土木学会の取り組み:河川シンポ、流域治水にもの申す人々、富山河川の特徴、急流河川の被害特徴、富山の将来展望、浸食リスクの見える化、今後の地域の特徴を活かした水防災、利賀ダムの効果検証、小規模河川の氾濫推定図作成が進行中、流域治水の検討、富山での田んぼダムの評価、内水氾濫への対応、デジタルツインの準備などと多岐にわたりご講演をされました。

 午後2時5分からは北陸地区治水大会が行われ、私が長野県河川協会長として、当大会の実行委員会副会長になり壇上に登り、富山県河川海岸協会長 黒部市長 武隈義一氏の開会のことばで始まりました。

 そして、富山県知事 新田八朗氏代理副知事 蔵堀祐一氏、全国治水期成同盟会連合会長 脇雅史氏、富山市長 藤井裕久氏からそれぞれの立場からのご挨拶を頂戴しました。

 大会座長推挙では、富山県河川海岸協会長 武隈義一氏が恒例により推挙され、来賓祝辞として、北陸地方整備局長 遠藤仁彦氏と富山県議会議長 山本徹氏代理副議長 奥野詠子氏からそれぞれの立場からお祝いの挨拶を頂戴しました。

▽ 治水事業の現状説明として、最初に、国土交通省 水管理・国土保全局治水課長 奥田晃久氏から「最近の治水行政に関する話題提供」として、気候変動による水災害の激甚化・頻発化、国土強靱化等の効果、公共事業関係費、水管理・国土保全局関係予算の推移、事前防災対策が後手に回ることによる社会経済等への損失、近年、雨の降り方が大きく変化、気候変動を踏まえた治水計画のあり方、自然の変化と社会構造の変化の関連性、「流域治水」の推進、流域治水プロジェクトことなどを説明していただきました。

▽ 次に、北陸地方整備局河川部長 松浦直氏から「北陸地方の治水行政に関する最近の動向」として、北陸地方の河川の特徴、近年の北陸地方の気象・出水、北陸地方整備局管内の最近の自然災害、治水関係予算の推移、小矢部川河川改修事業の効果、流域治水の推進、北陸地整の主要事業、自治体の協力による広報誌の掲載、安全で安心な地域づくり~管内の流域治水プロジェクト~などの説明を受けました。

▽ 次は、意見発表として、村上市建設課長 須貝民雄氏から「村上市における令和4年8月豪雨災害」と題して、気象の状況、被災の状況、被災の状況(浸水・土石流・土砂崩れ)、小岩内地内 土石流、農地・農業用施設、坂町地内ほか浸水、復旧・復興と防災・減災対策強化に向けて、令和4年8月の大雨を踏まえた荒川水系流域治水プロジェクトの推進などについて説明していただきました。

 最後は富山県河川海岸協会副会長 朝日町長 笹原靖直氏から朗読していただき、「激甚な水害がどの地域でいつ発生しても不思議ではない状況を踏まえ、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を活用した取組を強力かつ計画的に実施することができるよう、物価の高騰や人件費の上昇による影響も考慮の上、令和5年度補正予算及び令和6年度当初予算において、前年度を上回る大幅な増額を図るとともに、改正国土強靱化基本法に基づき策定される国土強靱化実施中期計画には、計画期間、実施すべき施策の内容及び目標、事業の規模などが定められることから、同計画を早期に策定し、5か年加速化対策後も切れ目なく、継続的・安定的に国土強靱化を推進するための必要予算を確保すること」など8項目を大会決議として満場の拍手で承認されました。

 そして、次期2024年度開催県予定の石川県が決定され、令和5年度 北陸地方治水大会が閉会となりました。

グリーンパークブリッジ周辺からの風景

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、グリーンパークブリッジに行き、朝霧が立ち込めていた上空と周辺からの風景を撮影しました。

 本日生坂村では、保育園で小学校諸検査(年長児)、小学校で来入児検査・ALT、2歳児教室、文化財保護委員会、教育委員会定例会などが行われました。