信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

道の駅いくさかの郷定例会&山清路の風景

2022年10月12日 | 生坂村の会議

 12日(水)は雲が優勢でスッキリしない空でしたが、ウッスラ日差しが届き昼間は過ごしやすい体感でした。

 午後3時30分からの道の駅いくさかの郷定例会は、最初に私から、9月の2回の3連休など、ここにいる皆さんをはじめ多くの関係各位、甲本駅長などいくさかの郷で働いている皆さんのお陰で、9月は開設以来最高の売上になり、多くの皆さんが生坂村にお越しになり、更に生坂村を知っていただけたことに感謝を申し上げ、これからはぶどうが終盤を迎え、直売所が閑散期になりますので、かあさん家の人気の灰焼きおやきなどで誘客を図るとともに、他にも何か手立てを講じていくために、この会議で話し合っていただきたいなどと挨拶させていただきました。

 農産物直売所の4~8月の月別収支、8月の売上集計表(前年対比表)、10月10日までの総売上などの売上集計表(前年対比表)、かあさん家の食堂の売上と来店者数、直売所とおやき販売の売上などについて説明を受けました。

 かあさん家はぶどうを買いに来たお客様が多く食堂の売上が伸びたこと、おやきは対面販売で沢山売れて直売所ではあまり販売できなかったこと、11月5日(土)は例年の感謝セールを行い、多くのお客様に来ていただきたいことなどの説明をいただきました。

 いくさかの郷の農林水産物直売所の8月の売上は、7月のように黒字になり順調に推移していること、9月は開設以来繰上が2,000万円を超して、9月の売上は前年対比121%、集客数106%であり、PR効果により多くの皆さんに来ていただき、生坂村の認知度アップにつながったこと、ぶどうの販売実績が12,362点、1,324万円ほどで売上の昨年度対比は146.1%であり、ぶどう部屋でぶどうの露出度をアップしたことで、ぶどうの売上がかなり伸びたこと、ぶどう部屋で多くのぶどうの中で選んで買い求めて、多くのお客様がぶどうを体験できたこと、「ぶどうが凄い」「ぶどうが安い」「ぶどうを送ってもらって美味しかったので買いに来た」などのお声をいただいたこと、ぶどう農家の皆さんの栽培方法が良く、美味しいぶどうを多く出荷いただいたこと、販売に力を入れた商品の中で、奈良漬が8~9月で大きく伸びたことなど報告をいただきました。

 10月に入り10日経っただけだが売上が昨年度の71%であり、引き続き多くのお客様にお越しいただき、ぶどうの販売が飛躍的に伸びていること、昨年度対比で181.5%とぶどう農家の出荷が多く「まだぶどうがありますか」「どんな種類がありますか」などの問い合わせがあること、12日は14種類のぶどうが出荷されたこと、今後、5月にハチクが売れたように10月にマコモダケの販売に力を入れたいこと、ぶどう農家を回ってお願いし、ご協力をいただいて売上が伸びたので、ぶどうの売れ筋など11月に話し合いの場で今年度のことと、来年度について話し合いたいこと、今年度は45種類の多さで、素晴らしく品質の高いぶどうを出荷いただいたこと、種類ごとの販売数が分かれば来年度に向けて参考になるので時間を掛けて調べることなどの協議をしました。

 10月の特産市は生坂村産新米、かあさん家梅おこわ、藤澤醸造の漬物などの特産品、日本生命の血管年齢測定、村内団体の店頭販売に商工会青年部の大阪焼きなどのチラシを折り込むこと、11月営業カレンダーは特産市やかあさん家感謝セール、年末年始の営業は、かあさん家と調整して、12月30日迄営業し、正月は1月5日から営業する予定であること、今後はいくさかの郷まるごとマルシェとして、キッチンカーはネットで取りまとめている方と調整すること、更に集客を図るために、新たなイベントやデザインを検討したいこと、生坂村産シールで生坂村の美味しい物をもっと知っていただきたいこと、山村活性化対策事業で実施できるか、カラットリンを入れて形をどうするかなどを検討すること、農産物出荷用段ボール「道の駅 いくさかの郷」を「信州 生坂村」を加えて改版し山村活性化対策事業で行うこと、一般財源で作る時は有料にするか検討すること、ぶどう部屋の今後について、10月16日(日)迄で閉め、今後はぶどうが減っていくので、生坂村産の新米、はぜ掛け米、キノコ、マコモダケなどで、生坂村にも色々な農産物があることをPRしたいこと、送って欲しい方にはぶどう農家を紹介したが、来年度に向けていくさかの郷でも発送できるシステムを構築したいことなどの協議をしました

 テレビCMはいくさかの郷が閑散期に入るため、おやきやその他の商品で11月から2月末まで72本を放映すること、売上情報のメールは午後0時、午後3時、午後7時であり、翌日の出荷のために午後6時頃にすることを、BSNとメール配信時間の調整をすること、商品の見せ方等については県営業局と打合せして、陳列の仕方などの講習会を生産者組合の役員各位と調整して実施することことなどの協議もしました。

 本日も会議後に直売所に並んでいた生坂村産ぶどう「193カラット」、生坂村産の各種野菜、新米、キノコ、ハチクやおやきの加工品、やまなみ荘の冷凍食品などを撮影しました。

▽ 毎朝恒例の写真は、山清路に行き、ウッスラ曇っていた上空からと清き流れの犀川の風景です。

信濃十名勝「山清路」の風景

 本日生坂村では、保育園で秋の遠足、児童館でえいごであそぼ、再エネ設備現地視察、乳がん超音波検診、新型コロナウイルスワクチン接種、環境部打合せなどが行われました。


全国治水砂防協会北陸信越地区支部長・参与会議&下生野上空からの風景

2022年10月11日 | 私の活動報告

 11日(火)は時々上空の薄雲が広がりましたが、日差しが届いて秋らしい過ごしやすい一日でした。

 午後3時から白馬村役場で開催され、全国治水砂防協会長野県支部が当番でしたので、長野県建設部砂防課の林課長さん、水野総務係長さん、市村書記さんと、白馬村丸山村長さん、矢口建設課長さん達に準備をしていただき始まりました。

 当地区は新潟県・富山県・石川県・福井県と長野県から構成されており、各県の支部長さんと、参与として各県の砂防課長さんや関係の皆さんに参加していただきました。

 最初に当番県支部長の私から、ご案内のとおり、近年、気候変動の影響により災害が激甚化・頻発化しており、本年も線状降水帯等による大雨災害や大型台風による風水害が全国各地で発生しております。

 災害で犠牲になられた皆様に深い哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様に心より御見舞い申し上げます。

 長野県におきましても、8月6日から7日にかけての局地的な大雨により、県北部を中心に土砂流出や地すべりなどの被害が多く発生いたしました。また、このほかにも、1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が県内各地で多数確認され、被害が発生しているところです。

 このように自然災害が多発している一方で、これまでに整備された砂防堰堤が土砂を捕捉し、下流域の被害を軽減するなどの効果を発揮していることも確認されておりまして、砂防事業の即応性と重要性を再認識したところであります。 

 こうした状況の中、北陸信越地区の支部長が一堂に介し、土砂災害防止対策について意見交換を行う本会議は、大変有意義なものであり、それぞれの取り組みについて情報交換をさせていただく大変貴重な機会であると考えておりますなどと挨拶とさせていただきました。

 地元の丸山村長さんから歓迎のご挨拶をいただき、来賓として国土交通省水管理・国土保全局 砂防部 砂防部長 三上幸三様と全国治水砂防協会理事長 大野宏之様にそれぞれの立場からご挨拶を頂戴しました。

 自己紹介では、長くお務めの支部長さんや初めての砂防課長さんなど各県2名の方々から簡潔に挨拶をしていただきました。

 開催県の支部長として、私が進行役を務めて議事進行を行いました。

▽ 最初に国土交通省からの提供情報として、「いのち」と「くらし」を守る砂防の取組と題して、三上砂防部長さんからご講演をいただきました。

 近年の土砂災害発生状況、令和4年 全国の土砂災害発生状況(9月30日現在)、令和4年8月からの大雨における砂防関係施設の効果事例、事前の避難により難を逃れた事例、令和4年度砂防関係施設の効果事例、令和4年8月からの大雨における新潟県村上市のその後の対応、流木の捕捉施設設置、砂防堰堤に堆積した土砂の除石などを説明していただきました。

 その他にも、令和5年度 概算要求概要、水管理・国土保全局関係予算の推移、新規要求事項、流域治水型砂防事業の展開、土砂災害警戒区域等の指定状況、火山地域における土砂災害対策、令和4年災害におけるTEC-FORCE砂防班の活動、砂防堰堤を活用した地域活性化への取組事例などについても分かりやすく簡潔に説明していただきました。

▽ 次に大野理事長さん「土砂災害と砂防」と題してご講演をいただきました。

 日本で何故、土砂災害が多いのかとして、深層崩壊の説明を紀伊山系砂防事務所作成の説明動画を拝見し、近年の土砂災害発生の発生状況、今後の砂防を考える視点などをご説明いただきました。

 その他にも、降雨と深層崩壊の関係、深層崩壊に関連する要因と時間スケール、深層崩壊公表済みマップ、国土交通省に関する新聞情報、令和4年度主要行事、土砂災害防止施設の強力な整備促進、流域治水型砂防事業の展開などの提言(案)についても説明していただきました。

 各県の提出議題として「住民避難を促す地域のリーダー等に対する防災教育の取り組みについて」「土砂災害警戒情報発表時における市町村、住民が的確な警戒避難対応をとるための支援について」「土砂災害警戒情報の発表単位(市町村)の細分化について」「土砂災害警戒情報を避難指示に繫げる取組について」「要配慮者利用施設における避難訓練の支援について」を各県から議題として提出していただき、他の2県が現状の取組等について回答していただき協議をしました。

 やはり、各県の支部長さん、参与さん達ですから、防災・減災対策など、ハード・ソフト両面での取組をしっかり実施している点や、課題を把握して今後どの様に対応していくか考えておられて感心させられましたし、当村での危機管理体制等の参考になる事例がありとても勉強になりました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野の高台に行き、朝日が差しだした上空からの風景を撮影しました。

下生野上空からの風景

 本日生坂村では、小学校で貯金日・ALT、振興課関係村工事入札、2歳児教室、3班の皆さんの元気塾などが行われました。


日置神社秋季祭典昼祭り&下生坂上空からの風景

2022年10月10日 | 生坂村の様子

 10日(月)は午前中に雨が降り、その後は変わりやすい天気で、昼間は少し暑さを感じました。

 今年も午後3時から上生坂日置神社の秋季祭典の昼祭りは、新型コロナウイルス感染防止対策で山車の曳航が中止になりました。

 しかし、日置神社では初めて隠岐宮司の娘さんが巫女神楽「浦安の舞」を奉納されたとのことでした。

 小舟常会は、総代、常会長、祭典委員、祭典当番の皆さんが代表してお参りに行きましたので、我々は、前日飾った提灯を片付けました。

 例年小舟常会は、梅月常会の山車を引くお手伝いをしながら、夜祭とは違った雰囲気を醸し出す昼祭りで、下生坂の氏子の皆さんの山車が1台増えて6台が曳航されています。

 しかし、今年も新型コロナウイルス感染症の影響で大変縮小になり、来年は今まで通りの秋季祭典が行われることを願うところです。

 寂しい秋季祭典でしたが、関係の皆さんお疲れ様でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、昭津に行き、雨が上がり朝霧が立ち込めていた下生坂上空からの風景を撮影しました。

下生坂上空からの風景

 本日生坂村では、やまなみ荘で村内無料入浴日などが行われました。


日置神社秋季祭典&御曹子橋周辺からの風景

2022年10月09日 | 生坂村の様子

 9日(日)はゆっくりと天気が下り坂で段々と雲が厚くなり、昼過ぎには雨が降り出しました。

 本日は我が上生坂日置神社の歴史と伝統がある秋の例大祭の日でしたが、今年も新型コロナウイルス感染防止対策として、勇壮な山車の曳航と余興は中止となりました。

 また、日置神社の各常会の幟、灯籠、提灯は飾る予定でしたが、雨が降る予報でしたので、幟は飾らなかったとのことでしたが、小舟常会は朝8時前に集まり、小舟常会の提灯の飾り付けをしました。

 当村各地のお祭りなどの伝統行事は、少子高齢化・人口減少やコロナ禍の影響があり、次代に継承することが難しい状況ですが、出来る範囲で行事を開催することが良いと考えています。

 しかし、今年も新型コロナウイルス感染症の影響で、歴史ある行事などが中止または縮小になり大変残念に感じています。

 例年の夜祭りは5台の山車が、お宮の境内を3周半して祭りを盛り上げますが、今年も小舟常会は、総代、常会長・祭典委員だけの参拝にしましたので、私は行きませんでしたが、宮司さんからお祓いをしていただいただけとのことでした。

 今年も歴史残る残念な日置神社秋季祭典でしたが、氏子総代、祭典幹事・祭典委員の皆さんはじめ関係の皆さんで、挙行していただきありがとうございました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、御曹子橋に行き、上空や周辺から犀川の清き流れや深緑の風景を撮影しました。

御曹子橋周辺からの風景

 本日生坂村では、中学生が塩筑北部吹奏楽祭、公民館で園芸教室、マイナンバーカード休日申請窓口開設などが行われました。


日岐・小舟上空からの風景

2022年10月08日 | 生坂村の風景

 8日(土)は雲が広がっても、日差しも届いて穏やかな空で、寒さが収まりホッと一息付けました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、孫を見ながら我が家からフライトして、朝霧が立ち込めていた日岐と小舟の上空からの風景を撮影しました。

日岐・小舟上空からの風景

 本日は我が社が朝の仕込みがありましたので、私がその間孫二人を見ながら、毎朝恒例の撮影とSNSの発信をどうにか済ませました。

 その後、我が社の仕込みが終わりましたので、私は役場に行き、溜まった書類に目を通して決済を済ませました。

 その後は、視察研修の疲れを取りながら、研修のまとめをして、ブログにアップするなど少しノンビリできました。

 本日生坂村では、地域未来塾、少年少女バドミントン教室などが行われました。


東筑摩郡村長会視察研修3日目&万平集落上空からの風景

2022年10月07日 | 私の活動報告

 7日(金)は冷たい雨が降り一時ザーザーと強まり、昼間も気温はあまり上がらず秋本番の肌寒さになりました。

 視察研修最終日は、宿泊先を午前9時に出発して、近くの登別温泉地獄谷などを視察しました。

 最初に「地獄谷」を右に見て、車で10分ほど走って「奥の湯」と「大湯沼」に行きました。ともに日和山が噴火した時の爆裂火口跡にできた湯の沼です。「奥の湯」は登別温泉街のホテルなど数軒はここの湯を引いて使用しているそうです。

 「奥の湯」の沼底からは硫黄泉が大量に湧き出ていて、表面の温度は60~70度、深いところでは110度にもなっているそうです。

 お隣の「大湯沼」も「奥の湯」と同様、沼底から約130度の硫黄泉が大量に噴出していて、表面温度は40~50度近くになっているとのことです。

 「大湯沼」は広い沼なので、背後の日和山とともに写真映えするスポットでしたので、みんなで記念撮影をしました。

 次は、ずばり「登別温泉の源泉」の地獄谷に寄りました。

 登別温泉は自然湧出量が1日1万トン(ドラム缶約50,000本)で、9種類の泉質があることから「温泉のデパート」と呼ばれています。登別温泉街から2.8kmほど離れたところにある、活火山の日和山の噴火と共に温泉が誕生しました。

 地獄谷は直径約450m、面積約11ha(甲子園球場2.8個分)の広さの爆裂火口群で、温泉や噴気の吹き出し口がたくさんあり、なおかつ高温で、直接足を踏み入れるのが非常に困難なところです。

 その様子がまるで地獄のようだということで、「地獄谷」という名前が付いたとのことでした。

 登別温泉は江戸時代から続く昔ながらの古い温泉で、北海道のなかでも積雪量の少ないエリアに位置し、新千歳空港からのアクセスが1時間圏内にある登別温泉と地獄谷で、四季を問わず、思い立ったときに気軽に訪れることができるスポットです。

 我々の地域にもこの様な硫黄泉が湧き出ている沼があると、観光地と温泉などで雇用創出や観光振興、交流人口増等により自主財源の確保につながると感じました。

 最後の視察先は、「海の駅 ぷらっとみなと市場」に寄りました。

 平成15年に卸売市場から業態転換した小売市場であり、卸売時代の経験を活かし、「安く・新鮮に」をモットーに苫小牧市民の台所を預かっています。

 「近いのでぷらっと来てみたけれど、あのメニューをこの次は食べてみたい。この次はあの店に入ってみたい。この次はこの時期に来てみたい。」と繰り返し来たくなるのが当市場のポイントです。

 日本一の水揚げ量を誇る苫小牧産の北寄貝をはじめ、毛ガニ、ホタテなど苫小牧産、近海産の新鮮な魚介類を数多く取り揃えてありました。ご希望の魚介類をその場でさばき、お客様のご要望にお応えし、刺身コーナーも設けていました。

 時代に併せて組合員も変わり飲食店も増えていく中で近年では道内・道外からの観光のお客様のご支持も頂けるようになり、ここには現在でも売り手と買い手のコミュニケーションといった昔の「朝市」を感じさせるシーンが残っているとのことでした。

 3年ぶりの東筑摩郡村長会視察研修でしたが、我々の地域は今後30年間の地震発生確率が15%以上と評価された糸魚川―静岡構造線断層帯に位置しており、未曾有の地震災害は人ごとではありません。

 今後起こるかもしれない有事の際に、初動の災害対応から、復旧・復興に向けてどのように対応されてきたかなどを視察研修ができ、今後の我々の防災・減災対策や災害対応につなげたいと考えます。

 それぞれの視察のご対応いただいた皆さんには、有意義な視察になりましたことに御礼を申し上げますとともに、視察研修をされた皆さんには大変お疲れ様でございました。

▽ 毎朝恒例の写真は、4日(火)に朝霧が晴れてきた万平集落上空から撮影した風景です。

万平集落上空からの風景

 本日生坂村では、保育園で避難訓練、小学校でALT、中学校で修学旅行・標津町事前検診・2学期中間テスト②、議会だより編集委員会、2班の皆さんの元気塾などが行われました。


東筑摩郡村長会視察研修&山清路の風景

2022年10月06日 | 私の活動報告

 6日(木)は雲が多くスッキリしない空から雨の降りだし昼間も気温はあまり上りませんでした。

 東筑摩郡村長会視察研修2日目は、宿泊先の厚真町の「こぶしの湯 あつま」を午前午前8時30分に出発し、樽前山直轄火山砂防事業について、国土交通省 北海道開発局 室蘭開発建設部 苫小牧砂防海岸事務所の池田所長さん、計画課の竹原課長さん、宮崎さん達にご説明をしていただきました。

 樽前山は、火口部で高温状態が続く、活動的な火山(常時観測火山)の一つです。樽前山が噴火すると、泥流は苫小牧市街地に達し、多大な被害を及ぼすと予想されます。

 北海道開発局は、平成6年度から樽前山直轄火山事業に着手し、火山噴火に伴う泥流の氾濫を抑制するために、遊砂地・砂防堰堤の整備を行い、火山噴火による地域社会への被害・影響を最小限に食い止めていました。

 樽前山は1667年から1978年迄に大~中~小規模の噴火を繰り返し、1667年と1739年には大規模な噴火が発生し、大量の火砕流が山麓まで流下し、1667年には苫小牧市で1~2m、1739年の降灰は千歳市で0.5~1mも積もりました。

 樽前山が噴火し泥流が発生すると、苫小牧市一帯に大きな被害を及ぼすことが予想されています。さらに、本道の生活や産業を支える鉄道、高速道路、国道、空港、港湾などにもその被害が及び、本道のみならず全国の社会機能に与える影響も甚大なものになるおそれがあります。

 被害を軽減する上で、噴火が起きる前の対策が重要であるため、樽前山直轄火山砂防事業に着手しました。特に大量の泥流が流れ、大きな被害の発生が想定される渓流に対して、砂防設備の整備を進めていました。

 また、砂防設備の整備とともに、発災時に「被害を出来る限り軽減」するため、緊急時に実施する対策(ハード対策)の検討や監視設備の整備(ソフト対策)等、火山噴火緊急減災対策を進めているとのことでした。

 次に、熊の沢川1号砂防堰堤建設工事の現場に行き、施工会社の責任者にも説明していただきました。

 覚生川と熊の沢川の砂防堰堤は、直径26.6~41.4m、高さ14.5m、長さ235~343mの鋼製セル型堰堤で、やわらかい地盤でも造ることができ、現地で発生した土を有効活用して工事費を安くできるとのことでした。

 最初に、固い地盤まで到達する長い鋼矢板を打ち込み、地上から上の部分は、短い鋼矢板の立て込み枠を造り、その枠の中に、現地で発生した土砂を投入し、その土砂を敷き均して、締め固めを行い、最後はコンクリートでふたをして完成です。

 次に、樽前山火山対策防災拠点施設に伺いました。本施設は、樽前山の噴火活動活発化の際に、 室蘭開発建設部現地対策前線基地として災害情報の収集や緊急減災対策の検討を行い、迅速な初動体制を立ち上げるためのもので、展示パネルなどを参考に詳しく説明をいただきました。

 長野県も2014年9月27日に噴火した御嶽山や浅間山の火山砂防事業など、我が県も火山災害が大変心配される地域ですので、ハード・ソフト両面からの火山砂防の重要性を研修できましたことに感謝を申し上げます。

 次の視察は、先住民族アイヌの歴史と文化を主題とした日本初で、日本最北の国立博物館などがある「ウポポイ」(民族共生象徴空間)に視察に行きました。

 みんなで、いざないの回廊からは入りましたが、木々や動物が描かれた回廊はまるで森の中にいるような感覚になり、自然とともに暮らしてきたアイヌの文化を感じることができました。

 アイヌ民族は日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族です。日本語と系統の異なる言語である「アイヌ語」をはじめ、自然界すべての物に魂が宿るとされている「精神文化」、祭りや家庭での行事などに踊られる「古式舞踊」、独特の「文様」による刺繍、木彫り等の工芸など、固有の文化を発展させてきました。

 ウポポイは日本の貴重な文化でありながら存立の危機にあるアイヌ文化の復興・発展のための拠点となるナショナルセンターです。

 また、我が国が将来に向けて、先住民族の尊厳を尊重し差別のない多様で豊かな文化を持つ活力ある社会を築いていくための象徴として整備するものです。

 豊かな自然に抱かれたポロト湖のほとりで、アイヌ文化の多彩な魅力に触れることができます。愛称「ウポポイ」は、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味します。

 国立アイヌ民族博物館は、アイヌ民族の誇りが尊重される社会をめざし、多くの人にアイヌの歴史や文化を伝え、アイヌ文化を未来につなげていくために設立されました。展示は、アイヌ民族の視点で「私たち」という切り口で語る構成になっています。

 チキサニ広場は、来園者を伝統的な衣装や踊りで歓迎するおもてなしの広場で、我々が行ったときには、アイヌ民族の歴史・文化やアイヌ語等を説明していただき、伝統芸能のムックリ(口琴)の演奏もしていただき、ポロト湖の景観とともに楽しめました。

 伝統的コタンは、チセ(家屋)群が再現され、アイヌの伝統的な生活空間を体感できるエリアです。 儀礼への参加や見学の他、民族衣装を試着して写真撮影をすることもできるとのことでした。

 工房は、アイヌの手仕事に関する解説とともに、工芸家による民工芸品製作の実演が行われ、長く受け継がれてきた技術を間近に見学することができました。気軽に声を掛けて話している方もいました。

▽ 毎朝恒例の写真は、本日は生坂村にいませんでしたので、晴れていた2日(日)に撮影しました山清路の風景です。

信濃十名勝「山清路」の風景

 本日生坂村では、保育園で園庭開放・木育活動、小学校で児童会、中学校で2学期中間テスト①・第2回総合テストなどが行われました。


東筑摩郡村長会視察研修&高津屋森林公園上空からの風景

2022年10月05日 | 私の活動報告

 5日(水)は朝雨が降っていましたが、北海道新に着いたときには雲が多めながらも日差しが届いていました。しかし昼間でもヒンヤリとした体感でした。

 朝7時に家を出発し、信州まつもと空港9時20分発のFDAに乗り、新千歳空港には予定通り午前11時に着き、昼食後最初の視察先に伺いました。

 北海道胆振総合振興局 室蘭建設管理部の高尾事業室長と治水課の工藤課長から説明を受けました。

 平成30年9月6日にマグニチュード6.7、最大震度7を観測した北海道胆振東部地震により、北海道勇払郡厚真町富里地区では幅約700m、高さ30~110mが崩壊し、民家、農地、道道、上水道施設に被害が及びました。

 このため北海道は、国の補助を受け、再度災害防止・国土保全・民生の安定に資することを目的とし、傾斜地崩壊対策を緊急的に実施されました。

 保全対象は、人家6戸、浄水場などであり、対策工事は、不安定な残留土塊を除去した後吹付法枠工し、植生工により斜面の安定化を図り、斜面の残留土塊の除去や工事用道路新設を概ね終えて、斜面対策である吹付法面及び植生工を施工中で、年度内に概ね完了の予定とのことでした。

 次の視察箇所は、当地震の発生により、二級河川日高幌内川上流部では、大規模な地すべりが河川を堰止め延長約2.3kmの湖が出現しました。

 この湖内においても複数の大規模地すべりが発生しており、地すべり土塊が湖に落下した場合には、衝撃で発生した波浪が下流の幌内地区集落等に氾濫被害を及ぼすため、地すべり対策として湛水域を埋土するとともに、河道を復元し河川機能の回復を図るものでした。

 また、地すべり対策の土砂は、道路や河川、ダム、農地、林地などに堆積した崩壊土砂を活用されていました。

 日高幌内川土砂ダム及びダム湖内の地すべり対策として、約330万㎥が必要でしたが、道路や河川、ダム、農地、林地に堆積した崩壊土砂を活用して、厚真町内のほとんどの崩壊土砂の搬出先が確保され、被災農地の早期の営農に結び付いたとのことです。

 工事用道路は平成31年4月より着手し、12月中旬には全ての仮設道路が完了して、12月のピーク時には、1日に延べ1,800台のダンプトラックが運行したとのことでした。

 次の視察先の厚幌ダムは、平成26年10月にダム本体工事に着手し、実際の貯水によってダム本体・各設備・貯水池周辺の安全性を確認し、「試験湛水」を 平成30年8月13日に終了し、供用を開始したところでした。

 しかしながら、平成30年9月6日、北海道胆振東部地震が発生し、厚幌ダム貯水池周囲において、大規模な地すべりや斜面崩落が発生しました。

 これにより、大量の土砂や倒木がダム貯水池内へ流入し、ダム機能を著しく低下させたことから、災害復旧工事により、流入した土砂や倒木を除去するとともに、地すべり対策や法面対策を実施し、ダム機能の回復を図ったとのことでした。

 なお、厚幌ダムの堤体については、地震発生後に施設点検を実施され、異常がないことを確認したとのことでした。

 午後4時前には、厚真町宮坂町長さんに表敬訪問をさせていただきました。

 宮坂町長さんとは昨年度の全国治水砂防促進大会の後、一緒に鈴木財務大臣に要望に行き、その時にお願いしまして、今回遠慮なく訪問させていただきました。

 宮坂町長さんは、町民や関係機関、震災をきっかけにつながりを持った方々との連携によって、これまで暮らしてきたふるさと“あつま”を再生されており、これからも暮らしていきたい、次世代へつないでいくことができる厚真町を実現するために、復旧・復興を進めておりました。

 被災された住民一人ひとりが今後も厚真町で安心して住み続けられるように、住まいの再建支援や公共交通、インフラ等の環境整備を進め、被災者の心身のサポートなどの保健・福祉・教育等の充実に向けて取り組まれておりました。

 本震災の教訓を踏まえ、震災前の町の姿に復元するだけではなく、避難所や避難路の見直し等、防災・減災を推進し、しなやかで強靭かつ持続的発展可能なまちづくりの取り組みを行っていました。

 午後6時からは、厚真町交流センター「こぶしの湯 あつま」において、お忙しい中、宮坂町長さんと我々で意見交換をさせていただきました。

 宮坂町長さんからは、地震発災の対応、復旧・復興の状況やご苦労された事、厚真町の歴史や地理、議会対応や町政の進め方など、多岐に渡り意見交換をさせていただき、2時間があっという間に過ぎました。

 初日の視察研修は、厚真町の宮坂町長さんはじめ、室蘭建設管理部の高尾事業室長さん、工藤課長さんなど関係各位にご親切に詳細にご説明いただき感謝申し上げますとともに、厚真町の早期の復旧・復興とご発展をご祈念申し上げます。

▽ 毎朝恒例の写真は、朝が早かったので2日(日)に撮影しました、快晴の高津屋森林公園上空からの風景です。

高津屋森林公園上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で誕生会、小学校で防犯教室、なのはなで「親子を育む」講演会、児童館でしょうぎ教室、集団検診結果返却、議員による消火栓ペイント作戦などが行われました。


旭日単光章伝達式&やまなみ荘の海鮮丼&生坂ダム湖上空からの風景

2022年10月04日 | 生坂村の様子

 4日(火)は雲が広がりましたが日差しが届き、昼間は引き続き暑く感じられました。

 午前9時からは、死亡叙勲により、平林木美夫さんが生坂村議会議員を連続3期12年間にわたり在職され、豊富な経験と卓抜なる見識をもって、地方自治の発展に貢献されたご功績により「旭日単光章」の榮によくされ、私が息子さん二人に伝達をさせていただきました。

 平林さんは、村議会議員の任期中は議長や副議長も務められ、上水道分水事業、宅地造成事業、消防委員などのご功績がありました。また、高校卒業後直ぐに家業の平林建設株式会社に勤められ、昨年11月13日に亡くなられるまで会長をされ、土木関係でも村のためにご尽力なさいました。

 息子さん達からは、生前父が生坂村に大変お世話になったということで、過分なるご寄付をいただき、生前の平林さんを偲んで、村政や仕事などの話をさせていただきました。

 午前10時からは、「いくさか敬老の日」特別番組の挨拶をやまなみ荘大ホールで収録しました。

 今年度も、いくさか敬老の日実行委員会を2回開催していただき、新型コロナウイルス感染防止対策のために、いくさか敬老の日は開催しないことをお決めいただきました。

 また、実行委員会で話し合い、皆さんのこれまでのご功績に対しまして、感謝の気持ちを込め、今年度もこの特別番組の放映と、やまなみ荘の3,000円分の商品券を贈らせていただくことになりました。

 やまなみ荘では、いくさか敬老の日「お祝い御膳」をご用意させていただきましたし、いつものやまなみ荘のお好みのお料理にもご利用いただき、まだコロナ禍で経営が厳しいやまなみ荘をご支援いただきますようお願い申し上げます。

 皆さんの元気が生坂村の活性化にも繋がっていますので、引き続き村民の皆さんとの協働による村づくりにより、生坂村の持続可能な村政運営に頑張ってまいりますので、皆さんの経験豊かな知識と技術を教えていただくなど、変わらぬご指導、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

 これからも健康にご留意なさり、お元気で末永いお幸せを願いまして、挨拶とさせていただきました。

 お昼には、やまなみ荘で海鮮丼フェアを行っていますので、今回も昼食で食べに行きました。

 今回の海鮮丼は、旬のアジ、信州サーモン、マグロ、シラスや北海道標津町直送のイクラやホタテなど海の幸を豊富に乗せてありました。

 味噌汁、小鉢、香の物が付いて、今回から100円アップの1,800円になりましたが、とても新鮮で具沢山の海鮮丼ですから、多くの皆さんに召し上がっていただきたいと思います。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、生坂ダム湖畔にて朝霧が立ち込めていた上空からの風景を撮影しました。

生坂ダム湖上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で身体測定(未)・木育活動、小学校でマラソン旬間(~18日迄)・ALT、中学校で瀧澤先生来校、地区担当職員会議、保育園献立会、いくさか歩こう部、1班の皆さんの元気塾などが行われました。


定例課長会議&下生野上空からの風景

2022年10月03日 | 生坂村の会議

 3日(月)は日差しが届いても、雲が広がりやすく、昼間は過ごしやすい体感でした。

 午前9時からの定例課長会議では、私から10月の検討協議事項を示し、各部署からは、議会臨時会、令和5年度新規職員採用試験、生坂村総合防災訓練、周知内容、職員分掌事務及び定数の検討、人事評価、クールビズ、ノーマイカーデー、中継送水訓練、知恵の輪委員会、来年度の「地域発 元気づくり支援金」、ゼロカーボン推進プロジェクト会議、村づくり推進室イベント関係、移住・定住対策、松本山雅ホームタウンデー、9月の人口推移は、出生0人、死亡0人、転入2人、転出3人、計-1人、やまなみ荘の企画、マイナンバーカード交付率47.33%、前月対比6.81%増の状況等について報告を受け協議をしました。

 新型コロナウイルスオミクロン株対応ワクチン接種、令和5年度地区要望現地調査、関係機関要望個所現地調査、山村活性化対策事業 生坂農業未来創りプロジェクト会議視察研修、道の駅いくさかの郷特産市、松本山雅ホームタウンデー・ブース出店、いくさかマル得商品券抽選会(撮影)、議会視察研修、ペイント作戦、例月出納検査、定期監査の日程、北海道標津町との中学生交流事業、第47回文化祭、古本市、村民ゴルフ大会など今月の実施内容等について協議をしました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野区の高台に行き、雲が多めの上空からの風景を撮影しました。

下生野上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で衣替え・身体測定(以)、小学校で安全点検の日・マラソン事前検診(低)、中学校で振替休日、離乳食教室などが行われました。