信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

旅するいきもの大学校&宇留賀上空からの風景

2024年11月30日 | 生坂村の取組
 11月30日(土)は時より晴れましたが、雲が流れ込み、弱い雨が降ったりしてヒンヤリと感じられました。

 午後1時頃からは、観光庁のモデル実証事業の「旅するいきもの大学校!」の4回目を雲根集落の「いくさか創造の森」で行い、今回は村議会議員にも通知をして、太田議長、字引議員、島議員が参加され、立教大学 スポーツウエルネス学部・スポーツウエルネス学科准教授 奇二正彦先生から、今までの取組の内容等について説明していただきました。

 奇二先生は、今までの取組により当地域で生息している動物や昆虫、植物などを説明され、自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させることを意味する「ネイチャーポジティブ」や自然生態系を構成する動物、植物、微生物など地球上の豊かな生物種の多様性とその遺伝子の多様性、そして地域ごとの様々な生態系の多様性をも意味する包括的な概念の「生物多様性」などを考慮して、「30by30(サーティ・バイ・サーティ)目標」である、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標を、当地域も行うために取り組んでいきたいことも説明されました。

 そして、参加している皆さんが、それぞれの班に分かれてセンサーカメラを設置してきて、昼食の前に私と太田議長が挨拶をさせていただきました。

 私からは、遠路寒い中お越しいただいたことに御礼を申し上げ、私が生まれ育った生坂村でして、様々な動植物と触れ合いながら暮らしてきましたが、昨今は有害野生獣が多く山の際に防護柵を設置して、柵の中で人間が暮らしているような状況ですが、どうにかこの取り組みで自然の動植物と共生できる様になればと思っていますので、皆さんからのご助言をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。

 太田議長からは、星野さんとの関わりを説明され、生坂村を好きになっていただきファンなっていただいて、関係人口の増になれば嬉しく思いますし、「旅するいきもの大学校!」が有意義なものになるよう願っていますなどの挨拶をされました。

 昼食は、生坂村産の新米、創造の森で育てた野菜を使った豚汁、生坂村大日向産の自然薯、佐久間家の卵などが準備され、皆でそれぞれよそって食べていただきました。


 お代わりをする方も多く、自然の中で食べる食事は格別だと思いました。そして昼食後は皆で記念撮影をして、参加者は、落葉を堆肥にするための落葉ステーションをつくる方々と、奇二先生から雲根地区に生息している動植物などの講義を受ける方々に分かれて活動を始めましたので、我々は失礼させていただきました。


 「旅するいきもの大学校!」は最終回の1月11日(土)には講座を修了した参加者を「生坂村公式ネイチャー研究員」に認定し、ツアー後の地域活動などに協力してもらう予定でして、全6回のツアーにより「旅」と「移住」の間の新しいライフスタイルを提案するツアーとして、企業や学校の研修などの利用も今後想定しています。


 今後も脱炭素先行地域づくり事業とともに、様々な地域課題をこの様な関係人口を増やすことで、中長期的に取り組んでいき、持続可能な村づくりを目指してまいります。


宇留賀上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、雲が多めながらも朝日が差してきた宇留賀上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、農地に関する話し合い、地域未来塾、生坂龍翔太鼓検討会、役場庁舎電話機更新工事などが行われました。



おじさま倶楽部先進地視察研修二日目&大日向上空からの風景

2024年11月29日 | 生坂村の取組
 11月29日(金)は日差しが届きましたがにわか雨が降り、朝晩は寒くても昼間は日向で温もりが感じられました。

 おじさま倶楽部先進地視察研修二日目は、宿泊先のホテルを午前8時45分に出発し、下呂温泉街にある「下呂温泉合掌村」の入り口下で開催されている『いでゆ朝市』を視察しました。

 地元で採れた野菜や地元特産品のトマトジュースにブルーベリージャム、ぶなしめじや地酒、そして赤かぶの漬物のほか、和雑貨や骨董品のお店が軒を連ねていました。味噌やこんにゃくなどは地元で生産・製造しているものも並んでいました。

 いでゆ朝市の規模はあまり大きくはありませんでしたが、普通の土産物屋では見かけない「下呂ならでは」の特産品もありましたし、お店の方と触れ合いながら買い物をするのも楽しく感じました。何人かの方とお話ししてみて、商売上手な方が多いとも思いました。

 上の段には、とちの実煎餅製造直売所「千寿堂」があり、とちの実煎餅の製造を実演し販売していて、焼きたての煎餅が食べられるのもここだけとのことで、我々は試食をしてお土産として購入している方が多かったです。


 次に、道の駅飛騨街道なぎさに寄りました。当駅は、縄文時代の竪穴建物をイメージした「縄文シンボルタワー」がランドマークとなっていて、地物のリンゴを使用したアップルパイが冬季限定で販売され大人気商品とのことです。

 「久々野町の名物を生かしたい」という想いから生まれた道の駅で、17軒のりんご農家がりんごを販売していて、種類が豊富で、甘みと酸味の強さや食感の違いなど、それぞれに風味が異なり、りんごを使ったジェラートやジュース、お菓子も人気とのことです。

 建物内には、とれたて野菜の直売所、焼きたてパン、ジェラードコーナー、おみやげコーナー、見学できる加工場があり、我々はお土産コーナーと野菜直売所を視察しましたが、お土産コーナーは色々な商品が所狭しと並んでいて、平日の午前中なのに買物をしている方が多いと感じました。

 野菜直売所では、久々野町の農家の皆さんが毎日採れたての野菜をお届けしていて、お値打ち価格の新鮮な野菜は大人気で、午後にはほとんどが売り切れてしまうとのことですが、本日は時より雨が降り天気が悪く、野菜の入荷は少ないようでした。

 久々野町は寒暖差のある気候から果物や野菜の栽培が盛んで、「りんごのまち」として知られていて、その農産物を販売する道の駅ですから、規模はそれほど大きくありませんでしたが、りんごを主の加工品や新鮮な農産物の販売により特色がある道の駅だと感じました。


 昼食後は、高山の古い町並みの上三之町辺りを視察しました。
当地域は、城下町の中心で商人町として発展した高山の上町、下町の三筋を古い町並と呼んでいます。
 その宮川の東に並ぶ古い街並み「三町」のなかでも、上三之町は古い街並みが最もよく残っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。

 文化財の街並みですが、町家建築の家々は今でも生活の場として使われている一方で、ほとんどがおみやげ店や喫茶店などを経営し、ここが高山随一の観光地であることも確かだと思いました。

 出格子の連なる軒下には用水が流れ、造り酒屋には杉の葉を玉にした「酒ばやし」が下がり、町家の大戸や老舗の暖簾が軒をつらねて、また駄菓子屋さんや伝統工芸のお店、名物の「みたらしだんご」のお店などが並んでいました。


 古い町並みの周辺には、江戸時代の役所である「陣屋」や、朱色の欄干が印象的な「中橋」など、高山観光で外せないスポットが点在していました。平日なのに何処もインバウンドの外国人を含め多くの観光客で賑わっていました。


 おじさま倶楽部の先進地視察研修に同行しまして、我が地域の活性化と次代に引き継ぐために、地域の資源(宝)を活かして、農業振興、観光振興、交流・関係人口の増加、歴史・文化の継承などの様々な取組を勉強させていただきました。視察対応をしてくださった方々、視察を企画していただいた方、おじさま倶楽部の皆さんに感謝申し上げます。

大日向上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影の犀川の流れと雲が多めの大日向上空からの風景です。


 その他生坂村では、小学校で歯科検診(高)・検尿二次、中学校で朝人権月間まとめの会・尿検査二次・スクールカウンセラー来校、令和6年度定期監査、例月出納検査、こころの健康講演会などが行われました。



おじさま倶楽部先進地視察研修同行&日岐と小舟上空からの風景

2024年11月28日 | 生坂村の取組
 11月28日(木)は日差しが届いたり雲が広がったりで、西風が強く、昨日より気温が下がって昼間も寒く感じられました。

 今年度のおじさま倶楽部の先進地視察研修は、午前8時前に生坂村を出発して、岐阜県下呂市馬瀬に向かい、昼食後午後1時30分前に着きました。
 馬瀬地区は、平成16年3月1日に誕生した下呂市のうち、旧馬瀬村の区域でした。こちらで一般社団法人 馬瀬地方自然公園づくり協議会 小池永司会長と、下呂市役所 馬瀬振興事務所 主任主査 小林大悟氏にご対応いただきました。

 最初に平田会長と私から、視察対応に御礼を申し上げ、おじさま倶楽部の活動内容や課題などの紹介、生坂村の取組や課題などの挨拶をさせていただき始まりました。

 小池会長からは、馬瀬地域内・馬瀬地方自然公園づくりの取り組み紹介と題して説明をしていただきました。
 平成16年3月の合併時に当時の馬瀬村は1,600人ほどでしたが、令和5年度8月に1,000人を切り、危機感を持っているとのことでした。

 そして、地域づくりと農泊の取り組みとして、日本で最も美しい村に加入し、食と農の景勝地として、農業(水源米馬瀬ひかり・麦味噌・トマト)、林業(人工林60%)、観光(鮎釣り・温泉)などの現状を説明していただきました。

 活動を始めた動機として、馬瀬川の環境汚染・人口の少子高齢化・観光客の減少などにより、当地域を存続するために取り組みを始め、馬瀬地方自然公園づくり協議会の活動として、清流文化創造の村づくり構想のために、フランスの地方公園制度を学び、平成17年7月に当協議会を設立しました。

 馬瀬地域の活性化のビジョンとして、住んで良し、訪れて良し、経済的自立を目指し、森―川―農地―人の強い結びつきにより・馬瀬川エコリバーシステムを守り活用されていました。
 地域活性化に活かす8つの資源(宝)は、観光・山村景観・美味美食・清流・生態系・癒し・山村文化・農地保全であり、それらを活かして農泊やインバウンドの増加に取り組んでいました。

 資源の活用例の馬瀬川の鮎については、渓流魚付き保全林指定や平成の名水100選(馬瀬川)、馬瀬川の鮎が味のコンクールで日本一、NPO「日本で最も美しい村」連合加盟、釣る鮎から、食べる鮎、楽しむ鮎へと高付加価値を強化し、火ぶり漁の観光化、馬瀬地域産品認証制度で「馬瀬川上流鮎」と命名するなどの取り組みをされてきました。

 全国初の取り組みとして、馬瀬川渓流魚付き保全林の指定をし、山村景観の保全と修景として、平成6~16年の間に岐阜県屋外広告物条例の禁止区域指定や沿道修景(間伐)などを行い、平成20年以降は下呂市景観推進地区に指定され、馬瀬地域景観推進計画を策定するなどに取り組んで来られました。

 農地保全として、花の名所づくり、休耕地に水仙球根の植栽、草刈写真コンクール(地区対抗)、インスタグラムで募集などし、伝統文化の継承として「伝統漁法 鮎火ぶり漁」を進め、経済的に自立するために、安全安心の特産品づくりや産品のブランド化(馬瀬地域産品認証制度)などに取り組まれていました。

 新たな滞在客の創造と集落の活性化として、里山ミュージアム(西村集落丸ごと博物館)を平成26年に設立し、資源の魅力を組み合わせた取り組みが、平成28年 農林水産省「食と農の景勝地・食文化海外発信地域」に認定され、海外に馬瀬の風景と食の魅力を発信し、農林水産省 農山漁村振興交付金・農泊推進費を活用し、外国人向けバイクガイドツアーや新たな料理、新メニューを開発されたとのことでした。

 農泊で新しい交流人口の開拓として、農泊推進地域などで日本一美しい村と日本一美味しい村を目指し、取り組みの成果の対外的評価として、内閣府・農林水産省「農山漁村の宝」の認定などで全国に情報発信し、地域に誇りが生まれ、取り組み成果として、民泊3軒と食事処・カフェ2軒がオープンし、農泊・新たな自然体験開発で3,000名増加し、地域おこし協力隊員3名定住の関係人口の確保などを説明していただきました。

 今後の取り組み課題として、農泊を支える集落機能の強化や人材確保であり、農村RMO(地域運営組織)としての活動を充実するために、景観保全活動の継続、農泊の推進による観光振興、空き家問題を解決し、人材の確保として地域おこし協力隊との連携をしていきたいとのことで、活動を30年ほど行ってきて、試行錯誤の中でも着実に事業を進めてきたが、退職年齢が延びたことなどで人材の確保が難しいとのことでした。

 主な質疑応答の概要については、
 農水省の補助金等を活用して行っていることについては、行政や外部の方からのアドバイスで取り組み、高齢化社会の中で人材を確保することは、空き家対策も含めて移住定住につなげたいこと。 
 人工林が多くその状況については、主に杉と桧で戦後に植林され、昔は木材市場で売れたが、今は森林組合で間伐等している。馬瀬村の時に地籍調査が済み、森林基本計画の策定は、20年位前から取り組み、森林環境譲与税により策定したとのこと。

 魚を守るための保全林などで自然環境を維持し、遊休地を増やさないように、農地中間管理機構を活用して取り組み、農業機械などは共有が難しいが、営農組合では共有して農業を営んでいることなど、予定時間をオーバーして様々な意見交換をさせていただきました。

 説明の後は、五平餅作り体験を行いました。3~4人の班に分かれて、地元のお母さんから教えていただき、タカキビ入りのご飯を潰すところから体験しました。

 ご飯を粘りが出るまで潰した後、ほせに押し当てるようにしてしっかり付けました。
 囲炉裏の炭火焼きで金網にくっつかないように浮かして少し焼いてから、網に乗せていい焦げ目が付くまで焼きました。


 それから、えごまタレと味噌のタレの2種類をしっかり付けて再び焼きました。
 自分で手作りしたできたての五平餅はあつあつで、二つの味が楽しめてとても美味しかったです。


 最後は研修場所から近い高台に行き、記念撮影をしてから、里山ミュージアム(西村集落丸ごと博物館)の風景を見ながら説明をしていただきました。

 西村地区は馬瀬川を扇状に囲んで棚田が重なり、斜面に黒い瓦を載せた大屋根の民家が点在し、益田づくり民家は、朴葉の木やイチイの生垣を配した風格ある民家で、山水を引いた水屋や川沿いには湧水水屋のある家も見られました。


 集落のどこからでも湾曲した馬瀬川を見下ろすことができ、日本の原風景を思わせる懐かしい農村景観が残っていました。
 こちらの集落にも空き家があるとのことでしたが、水田の畦畔が高くても綺麗に草刈りをされていて、遊歩道・美輝の里西村おさんぽコースがあり、集落全体が観光資源として活用されていました。

 馬瀬地区は、平成の合併で下呂市になりましたが、全国の中山間地域共有の課題である人口減少による当活動の人材確保が難しい状況でした。しかし、地区の環境保全や観光振興などによる活性化に向けた様々な取組に参画される方々が多いと感じました。それは、我が地区を次代に引き継いでいきたいという強い気持ちをお持ちの方々が多いからだと思いました。

 一般社団法人 馬瀬地方自然公園づくり協議会 小池永司会長と、下呂市役所 馬瀬振興事務所 主任主査 小林大悟氏には、お忙しい中、親切丁寧にご対応くださり感謝いたしますとともに馬瀬地区の今後益々のご発展をお祈り申し上げます。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、朝日が差し始めた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、小学校で児童会・5,6年選書会・イクサカラットリンタイム、乳がん検診・子宮がん検診、民生児童委員協議会定例会などが行われました。





信濃十名勝「山清路」の風景&安曇野松筑広域環境施設組合理事者会議並び定例会

2024年11月27日 | 生坂村の風景
 11月27日(水)は早朝まで雨が残りましたが、その後は一旦天気が回復し、夜は再び雨が降る変わりやすい天気でした。

△▽ 毎日恒例の写真と動画は、先日撮影の清き犀川ダム湖と大きな奇岩の信濃十名勝「山清路」の風景第二弾です。

信濃十名勝「山清路」の風景
 東京電力リニューアブルパワー株式会社 平発電所の発電機等の更新工事が終了して、発電を再開したようで、山清路が3年ほど前の風景に戻りました。これからは綺麗な川底や湖底の奇岩は見ることができなくなりそうで残念に思います。

 しかし、日本が目標とする2035年までに温室効果ガス排出削減60%を達成するためには、自然再生可能エネルギーは不可欠ですので、水力発電を増産するには致し方ないと思います。

 本日私は東京から帰り、穂高広域施設組合の職員から、安曇野道路建設による、し尿処理施設移転に伴う対応について説明を受け、了承させていただき決済をしました。

 次に安曇野市役所に行き、午後2時から安曇野松筑広域環境施設組合理事者会議に出席しました。
 議案第3号 令和6年度安曇野松筑広域環境施設組合一般会計補正予算(第1号)について、議案第4号 令和5年度安曇野松筑広域環境施設組合一般会計歳入歳出決算の認定について、安曇野松筑広域環境施設組合広域豊科葬祭センター設置条例施行規則の一部改正について、大口沢区の要望書について説明を受け了承しました。

 午後2時45分からの議会定例会は、議案第3号 令和6年度安曇野松筑広域環境施設組合一般会計補正予算(第1号)について、議案第4号 令和5年度安曇野松筑広域環境施設組合一般会計歳入歳出決算の認定について審議をしていただき、議員全員の賛成により採決されました。

 本日生坂村では、小学校で歯科検診(低)、中学校で立会演説会・選挙、児童館でスポッちゃお、令和6年度定期監査、農業委員会、太陽光発電施設等に関する説明会などが行われました。

長野県町村会国への要望運動&安全・安心の道づくりを求める全国大会&草尾上空からの風景

2024年11月26日 | 私の活動報告
 11月26日(火)は天気下り坂で夕方から雨が降り出し夜には本降りとなり、昼間は日差しが少なめでヒンヤリとした体感でした。



 午前7時30分からの県関係国会議員10名の皆さんへの面談の提案・要望は、最初に後藤衆議院議員が所用により20分ほどで退席されるということで、要望に関しての件、103万円の壁の課題と対応、物価と賃金の問題などのご挨拶をいただき始まりました。

 その後、県町村会 羽田会長から、町村会で協議して提案する26項目の中、重点提案9項目の内「災害に備えた公共事業の推進」「人口減少対策の推進」「地域公共交通対策の推進」「医療・福祉人材の確保」「国民健康保険及び介護保険制度の安定運営の確保」「地域経済活性化対策の推進」の6項目に対して説明されながら要望いたしました。

 次に、県町村議長会 下出会長からの提案・要望については、町村議会の関係の要望「議員のなり手確保」「議会の機能強化」と重点項目の「産業振興対策の推進」「道路等交通網の整備促進」「河川・砂防施設の整備促進」の3項目対して説明され要望しました。


 それぞれの県関係国会議員10名の皆さんから、提案・要望事項に対しての回答の概要は、安全・安心の確保、防災・減災、国土強靱化等の予算の確保、国土強靱化実施中期計画の策定、東京一極集中の是正、多極分散型の社会、移住・定住対策、医師の確保、産業・農業・観光振興、衆議院議員選挙、103万円の壁、納税のメリット、災害の対応、能登半島地震災害の復旧・復興、上下水道の耐震化、地域の活性化、インバウンドの対応、観光圏のモデル、年間を通じたスノーリゾート、


 予算委員会・国土交通委員会の予定、国土強靱化後の中期計画の策定に目処を付ける、地域公共交通の対策と担い手の問題、人口減少対策、地方創生2.0、国土強靱化、今年度内の中期計画の策定、災害瓦礫、防災庁による防災対策、産業振興、補正予算の計上、軽減税率の確保、地域の魅力、財源の確保、議員年金の復活、iDeCoの拡充、少数与党の対応、教師の勤務環境確保、小規模校の維持、

 衆議院議員選挙の結果、物価高騰対策、手取りの向上、道路問題、人口減少・少子化の課題、町村の維持、病院の統廃合、鉄道の維持、介護人材の確保、道路関係の予算、与党と野党の連携、災害の復旧・復興対策、農業・農村の対策など、多岐に渡り要望に対しての回答や意見等を述べられました。

 我々からは、議員の成り手不足、議員報酬の向上、空き家対策、寒冷地・積雪の対策、気象変動の対策、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の整備促進、国、JRに対する要請、103万円の壁の問題に対して、地方財源や交付金の減額はしないなどの意見が出され、リニア中央新幹線、空き家対策、町村議会の報酬アップなどに取り組んでいく旨の回答をいただきました。

 私は、時間がかなり押していたので、終了後に個々に、道路・河川・治す砂防の長野県の予算増と、政府が2035年度に13年度比で60%減とする調整に入ったことを踏まえ、脱炭素先行地域への交付金等の拡充を要望させていただきました。

 その後我々の班は、国土交通省に行き、最初に総合政策局 交通政策課長 小熊弘明氏たちに「地域公共交通の充実」を要望させていただきました。


 次に、下出町村議長会長たちと合流して、技術審議官 沓掛敏夫氏に「道路の整備促進」を要望させていただきました。


 午後1時からは、「安全・安心の道づくりを求める全国大会」に出席しました。日本全国から首長本人は730名が出席され道路関係4団体の主催で行われました。

「安全・安心の道づくりを求める全国大会」は、日本全国から集まった730名の首長本人が参加して会場一杯になり、道路整備を要望する熱意が感じられました。また、例年通り名司会者の立谷秀清相馬市長の進行で始まりました。

 全国道路利用者会議 古賀誠会長が主催団体を代表して挨拶をされました。

 来賓挨拶として国土交通副大臣 高橋克法氏から祝辞を頂戴しました。

 参議院国土交通委員長 小西洋之氏からもそれぞれの立場から祝辞を頂戴しました。

 お忙しい中お越しいただいた、森山裕自由民主党幹事長からもご祝辞をいただきました。

 国土強靱化推進本部 佐藤信秋氏からも国土強靱化実施中期計画の見通しなどのご挨拶をいただきました。

 意見発表では、全国高速道路建設協議会 会長 宮崎県知事 河野俊嗣氏と、京都府宇治市長 松村淳子氏が、それぞれの立場から道路整備の必要性を訴えました。


 来賓の国会議員の自己紹介が、道路整備の必要性を訴えながら行われ、自由民主党政務調査会長 小野寺五典氏と自由民主党道路調査会長 金子恭之氏からも一言挨拶をいただきました。


 全国街路事業促進協議会 代表 広島県広島市長 松井一寛氏から決議(案)朗読していただき、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策について、令和6年度補正予算において、例年を大幅に上回る規模で必要な予算・財源を確保し、早期に成立させること」など7項目の要望を満場の拍手で決議されました。

 最後は、道路整備促進期成同盟会全国協議会 会長 広島県東広島市長 高垣廣德氏の閉会の辞で終了しました。

 その後長野県の参加者は5班に分かれて、長野県道路整備期成同盟会の要望と安全・安心の道づくりを求める全国大会の要望などを、国交省と県選出国会議員に行いました。

 私たち3班は、第1衆議院議員会館に行き9階から3階まで、中川宏昌衆議院議員、下条みつ衆議院議員、篠原孝衆議院議員に要望活動をし、下条みつ衆議院議員、篠原衆議院議員は本人に対応していただき、中川宏昌衆議院議員は留守で秘書にしっかり要望させていただきました。そして皆さん、大会と要望活動、お疲れ様でした。


草尾上空からの風景
△▽ 毎日恒例の写真と動画は、先日撮影の青空が広がって、朝日が差してきた草尾上空からの風景です。


 本日生坂村では、保育園で保小連絡会、令和6年度定期監査、ヘルスアップ教室などが行われました。


議会運営委員会&生坂農業未来創りプロジェクト会議&上生坂上空からの風景

2024年11月25日 | 生坂村の会議
 11月25日(月)は晴れて初冬の青空が広がり、昼間はこの時期らしい寒さでした。

 午前9時からの議会運営委員会は、平田議会運営委員長、太田議長、私がそれぞれ挨拶をした後、第4回 議会12月定例会の提出議案の概要説明をした後、12月定例会の日程等を決めていただきました。

 12月10日(火)午前10時開会、12日(木)午前10時から総務建経常任委員会、13日(金)午前10時から社会文教常任委員会、一般質問は、11日(水)の午前10時からの1日となり、17日(火)は委員長報告・質疑・討論・採決などを行う最終日とし、通告締切は12月2日(月)午後5時迄、答弁書の提出は12月5日(火)正午迄で、全員協議会は、12月4日(水)午前9時、17日(火)午前9時からと本会議終了後に開催するなどの日程を決めていただきました。

 一般質問の通告締切について、12月2日(月)を11月27日(水)に早められないかというお願いがあったようですが、一人の議員が対応できないとのことで、12月2日(月)の正午までを夕方5時迄にずらして行政が対応することにし、

 常任委員会の傍聴や3月定例会時に日曜議会の提案があり、常任委員会では個人情報や工事の見積等の説明ができなくなること、日曜議会は議会内で決めていただければ行政側は日程調整をさせていただくなどの協議をしました。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、今回も恒例の協議事項でして、道の駅いくさかの郷の直売所とかあさん家の売り上げの関係について。まず説明をさせて頂きますが、10月8日のマツコの知らない世界で灰焼きお焼きが放映をされ、その影響で10月は良い売り上げでした。その影響も続いているのか、11月も前年度対比して売り上げが良く、良い傾向だと思っています。

 また、地域ぐるみの話し合いについても、松本係長中心に各地区に行って、5年後10年後の農地をどうするのかと地区ごとに話し合いが進んでいまして、またこちらも説明いたしますが、12月15日に上生坂区を最後に全地区を回りまして、地域計画が策定できる予定でございます。
 これも農業委員の皆さん、また各地区の担当の皆さんには感謝を申し上げる次第でございます。全国でもスムーズにいっているのではないかなと私は思っているところで、また10月の下旬に行った生坂農業未来づくりプロジェクト会議と農業委員会の視察研修のレポートも、資料の方に掲載をしておりますが、皆さんしっかりと研修をされていて、こちらの方も時間がある時に見て頂き、生坂村の未来の農業について色々とご意見を頂ければと思います。

 それから野沢菜収穫体験ツアーという事で、初めて農泊推進対策で実施をする予定です。野沢菜もおじさま倶楽部が育ててくれた美味しい野沢菜を収穫して頂いて野沢菜漬にして頂くという事です。こちらは私のストライクゾーンですが、これはおじさま倶楽部に任せて行っていただくという事ですので、大勢の皆さんが生坂村に来ていただければと思います。今日もこのような協議事項ですので検討協議をお願いしますなど、挨拶とさせていただきました。

  1. 道の駅いくさかの郷について
直売所
 9月の収支は歳入が43,387,673円で、歳出が38,080,283円となり、5,307,390円のプラスとなった。多くの生産者に農産物を出荷して頂き売り上げが伸びた。売り上げの伸びに伴い人件費、宅急便の費用、消耗品で贈答用の箱代等の支出も増えた。
 10月は売り上げが21,356,143円で前年度と比較して、141.8%と伸びた。これはぶどうも中旬まで出荷があり、キノコも出荷されたことによる。また、ぶどう部屋を作る前の令和3年度に比較して大幅に売り上げが伸びている。
 11月の売り上げは、明日の営業で昨年度の売り上げを超えてくる見込みで、衣料品の売れ行きが悪いが、柿、リンゴ等の売り上げが伸びている。また、県外のお客様が増えており、お土産を買っていく方も増えていると説明がありました。
 続いて12月の営業カレンダー及びブリの販売の説明を行いました。

2,かあさん家
 10月の売り上げは、食堂が2,092,833円で来店者数が2,244人、おやき販売が2,756,970円で来客数が2,556人、直売所の売り上げが2,609,920円で合計が7,459,723となり、前年度と比較して1,319,469円の増となった。これは、マツコの知らない世界の影響があり、売り上げが大幅に伸びた。
 11月も売り上げが伸びており、先週の土曜日も来客が多く、この影響で食堂、特産品の売上も増えている。これに対応する為におやきづくりを1時間早くして頂いている。しかし、おやきを求めて、村外からのお客さんが増えており地元の方が購入できない状況で申し訳ないと説明がありました。
 主な意見・質問とその回答内容の概要は、
 最低賃金が上がったが影響はあるか質問があり、直売所はそれに伴い時給を上げたがこれといって影響ない。かあさん家は時給については、予算編成時に予測していたので影響は出ていないと説明しました。

3,農山漁村振興交付金(農泊推進対策)について
 野沢菜収穫体験ツアーを12月7日(土)~8日(日)に計画しており、現在4組8名の予約があると説明がありました。
意見・質問はありませんでした。

4,農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
 地域ぐるみの話し合いを行い下生坂(込地・重)の地域における農業の将来のあり方、農業上の利用が行われる農用地等の区域についての説明、11月30日(土)の日岐区のから12月15日(日)上生坂区の日程について、現在まで19地区の地域計画の策定状況、下生坂雲根地区の実証事業についての説明がありました。
 主な意見・質問とその回答内容の概要については、
 雲根の実証事業の排水対策はどのように行っているのか質問があり、水はけが悪いので排水処理を手彫りで行っていると説明がありました。
 草刈り作業を大好き隊も行っていると説明があったが、補助金の二重交付にはならないか質問があり、この事業の性質上補助金の二重交付にはならないと説明を行いました。


5,その他
 JA松本ハイランド生坂明科支所営農関連スケジュールで11月30(土)第3・四半期決算棚卸から、1月中旬の野菜部会・ジュース用トマト部会実績検討会について、ぶどう部会川手支部で行う12月中旬の山清路ぶどう部会の販売実績検討会について、あぐり資材センター川手の年末年始休業について説明がありました。
 意見・質問はありませんでした。

 午後5時からの長野県町村会要望活動の打合せ会議は、翌日の県関係国会議員への面談要望と、町村会の重点提案・要望について、関係省庁への要望活動の説明を受けました。
 早朝からの県関係国会議員への面談要望の後、私は副会長として、国土交通省へ要望に行く班になりました。町村会役員としての要望活動ですので、長野県町村会の重点要望をしっかりと説明したいと思います。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めている中、上生坂上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、小学校で6年休業日、献血、教育委員会定例会、図書室で蔵書点検(閉館)などが行われました。


脱炭素学習会「太陽光発電(PPA)について知ろう」&山清路の風景

2024年11月24日 | 生坂村の取組
 11月24日(日)は雲が広がっても少し天気は回復しましたが、防寒必須の一日でした。

 午後2時からは、今年度第1回「脱炭素学習会」を開催し、「太陽光発電(PPA)について知ろう」と題して、株式会社イー・コンザル 主任研究員 渡邊福太郎氏からご講演をいただきました。

 最初に渡邊さんは株式会社 能勢・豊能まちづくり 発電事業リーダーでもあり、様々な経歴をお持ちでした。そしてはじめに、なぜ再生可能エネルギーが注目されているか?日本は多くの燃料を海外に依存、年間で26兆円の燃料を輸入、持続可能ではない現在の社会、自然からの警告、気候変動対策は世界的な急務、再エネ+電動化の時代、国際機関も再エネを主力電源として予想、日本の電源構成のうち約2割は再エネ、太陽光発電は期待されるエネルギーなどの説明をされました。

 次に、太陽光発電の基礎知識と導入の仕組みとして、太陽光発電のしくみ、太陽光発電の構造と材料、太陽光発電の寿命はどれくらい?太陽光発電ができるまで、導入方法は主に次の2つとして、自己所有と第三者所有(PPA/リース)、第三者所有とは?太陽光発電の導入モデルの比較、固定価格買取制度(FIT制度)、役立つ情報サイト、太陽光発電の電気代削減効果、導入に向けた流れとポイントなど、詳しく説明されました。

 次に、太陽光発電に関わる豆知識として、太陽光発電のメンテナンスは?太陽光発電に有害物質が含まれるのか?適正処理に関するガイドライン、太陽光発電の廃棄量、太陽光発電の廃棄費用、技術的にリサイクルは可能、太陽光発電の感電の危険性、太陽光発電からの電磁波は?太陽光発電は製造時にもっとエネルギー使う?作物もエネルギーも同時に生み出すなど、様々な正しい知識について教えていただきました。


 次に、地域に根ざした太陽光発電の導入のためにとして、問題視される乱開発、再エネの最大の障壁、地域の土地利用を地域で考える、住民参加のルールづくりから条例化へ、みんなで支える仕組みづくりなど、地域と共生した再エネ導入の取組を説明されました。


 最後に、中山間地域から考えるエネルギーの選択として、能勢町・豊能町での取り組み事例、避けられない人口減少、エネルギーを軸にしたまちづくり、能勢町・豊能町ではどうしたか?中古パネルの利活用×ワークショップ、どれくらいエネルギー代金を支払っているか、不安定な電気代の変動に備えて、エネルギーの選択をどうしていくか?(安定供給・経済性・環境配慮・安全性)など、渡邊さんが取り組んできた内容を分かりやすく説明していただきました。

 主な質問・意見とその回答の概要については、
太陽光パネルの解体費用の差については、建物全体の解体時とパネルの撤去だけの場合で違ってくること。
地域の団体への寄付額については、会社の売上の1%で年間200万円くらい、1件当たり5~20万円とのこと。
太陽光パネルの個人の設置については、地域では少ないが、ゴミの廃棄物発電を買い取って地域の皆さんに売電し、地域内で3~4割を賄い、6~7割を外から買い取っていて、太陽光発電は1%未満で、PPAは始めたばかりで2軒とのこと。
将来の設置費用や売電価格の見通しについては、コストの部分で下がってきて、2014年頃に1kWh50円以上であったが、今は10円ほどになり、今後も緩やかに下がっていくと思うし、買取価格も緩やかに下がり、今年度1kWh16円から来年度は15円になること。 


 パネルがシリコン製からペロブスカイトになると思うが、今はまだコスト部分で課題あり、担当者からは商業化が難しいとのことで、今後、技術革新でコスト減少すれば普及していくとのこと。
火災時の対応については、一般的な家電と同じで、火災は圧倒的に小数で感電もあるので、消防庁では噴霧型で消火することと指導していること。
PPAの蓄電池の契約については、家庭は10年契約で、太陽光発電と蓄電池の両方は10年で回収は割高になり、導入費用が高くて投資回収が難しい。太陽光の10年契約は、10年後は無償で譲渡し、廃棄は譲渡後になるので、廃棄費用は契約者が支払うこと。 


 個人で何kWhの契約しにつては、1軒ずつ相談を受け、沢山乗せられる場合はリース料金が高いが、個別見積でして一律ではないこと。
小さな村でPPA事業により再エネに取り組むメリットについては、防災の部分ではマイクログリッドなどの小売電気事業で電気の供給は地域内で停電リスクはなく、何処かの道の駅のマイクログリッドでは電気が通じて、充電や温浴施設の提供をしてとのこと。


 10年契約した後の譲渡でパワコンは10年後の更新については、その更新費用も含めて試算していること。
ゾーニング後の条例化については、ゾーニングでは土砂災害警戒区域や保安林指定地域、急傾斜地、自然公園など全てを考慮してゾーニングマップを作成した。環境省ゾーニングの補助をいただき、宮城県全体や新潟県(努力義務)などの例があるが、不適切施設の防止からもゾーニングは必要で、今年4月からは土砂災害警戒区域が設置できないなどがあり、早く条例化した方が良いこと。


 太陽光発電で電気代ももっと安くすることについては、(株)いくさかてらすは、17%、10%など割り引いていますが、地域の会社で再エネ電力を使ってイメージを上げたり、地球温暖化防止のために再エネ電力を使うこととつながること。
契約を変えるのが面倒であり当社の今後については、予算の使い方であり、初期投資をして、小売事業に特化して行うが、太陽光発電はこらから自前の資金で実施していくこと。
太陽光パネルの今後については、CISとCdTeの化合物パネルは殆ど作られていないで、殆どが単結晶と多結晶であり、パネル1枚辺り300~400kWh以上発電し、今は500kWh発電するパネルもあること。


 大雪時に停電した時6kWhの蓄電池で停電しなくて済んだが最近の蓄電池については、家庭用で最大が16kWhであり、普通の家庭では3~6kWhでも良いこと。
ゾーニングや条例化の話し合いとパブリックコメントなどについては、 能勢町内で7団体と自治会と話し合い、20~30名位でワークショップを行い、パブコメを募集した。ワークショップと講演会は3回ずつ開催し、条例化については、地域内の事業所からは異議がなく、住民にはゾーニングにより条例することを話してから進めてきたなど、多くの質問・意見をいただき、丁寧に回答していただきました。


 最後に私から、当村の脱炭素先行地域づくり事業はPPA事業が大切な事業であり、今まで説明会を31回、学習会や講演会も開催し進めてきていまして、今年度からは大きくPPA事業が進み出しましたが、民家への設置は思うように進まず、本日渡邊さんから説明いただいた内容を録画していますので、村民の皆さんにPPA事業をもっと知っていただき、当事業を順調に進めていきたいと思いますし、今回の脱炭素学習会はそういう点からも、太陽光パネル等について詳しく教えていただき良かったと思いますなどと御礼の挨拶をさせていただきました。 


信濃十名勝「山清路」の風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、大きな奇岩やコバルト色の平ダム湖などの信濃十名勝「山清路」の風景を撮影しました。


 その他生坂村では、中学校でバドミントン中南信新人大会、竹林整備講習会、新規採用職員試験、農地に関する話し合いなどが行われました。


ランニングイベント「イクラン2024松本山雅FC」&生坂ダム湖上空からの風景

2024年11月23日 | 生坂村の催し
 11月23日(土)は日差しが届きましたが、北風が吹いて一日を通して寒さが堪えました。
 午前9時40分からは、今回も松本山雅FCの皆さんからご支援をいただき、恒例の水鳥マラソン大会を大きくし、7年目になります「イクラン!! 20234松本山雅FC」の始めの会が行われました。

 始めの会の前に、参加していただいた長野県建設部 新田部長、松本地域振興局 宮島所長はじめ職員の皆さんと恒例の記念撮影をしました。

 その次に、松本山雅FCの皆さんと記念撮影をさせていただきました。

 最初に私から、今回も村内外から多くの皆さんにご参加いただいたことと、小澤社長はじめ松本山雅の皆さんにもご参加をいただいたことと、公民館長はじめ分館長など多くの皆さんのご協力により開催できますことに感謝を申し上げ、今生坂村は脱炭素先行地域づくり事業が大きく動き出し、松本山雅とも様々な取組をして事業を進めているところであり、今日は最高の天気に恵まれ、山紫水明の自然と犀川沿いのコースを爽やかな風に吹かれながら気持ち良く走っていただき、日頃の練習の成果を発揮して楽しく良い成績を目指して頑張ってくださいなどと挨拶をさせていただきました。

 松本山雅FCの小澤社長からは、ホームタウン11市町村の中でも、生坂村とは関係が濃く色々な取組をしていて、このイクランも松本山雅FCと銘打っていただいていますし、脱炭素事業も共同提案者として一緒に取り組んでいて、今後もしっかり連携して進めていきたいと思いますし、試合の方は明日がレギュラーシーズン最後の試合で、プレーオフに出場が決まっているので、そこで勝てば来年からJ2で試合をすることになりますから、今日は我々も皆さんと一緒に走って皆さんからパワーいただき、J2復帰に向けての頑張っていきたいなどの挨拶をいただきました。

 参加された松本山雅FCのメンバーが一人ずつイクランを走る意気込みなどの自己紹介していただきました。


 今回は5kmコース、10kmコースの2種目のコースで走ってもらいました。
 午前10時に、私の号砲で5kmと10kmの両方が一緒に選手の皆さんが元気に飛び出しました。




 20分過ぎ頃から5kmのコースのトップランナーが来て、児童館のマラソンクラブ指導員の小林さんと子ども達も元気よく走ってきて、その後も続いて皆さんがゲートをくぐってゴールしました。










 5kmのコースの参加者は、小学校からの子ども達と保護者や大人達が一緒に走るタイプと、個々に5kmの距離を体力づくりで記録を狙って走るタイプなど、みんな頑張って走ってきました。








 10kmコースのトップの方は常連の選手で、なんと30分台前半でゴールした後、40分過ぎから次々と10kmコースの選手も一生懸命走ってきました。








 10kmコースは、ゴールをしても余裕のある健脚の方や、ゆっくり走ってきても、カメラに対してポーズを取られる方、とても苦しそうにゴールする方など、それぞれにナイスランでした。







 今年も閉会式も行わず、ゴールされた選手の皆さん全員に、記録証と賞品、参加賞を差し上げ、そのまま解散していただきました。







 今年も95名と多くの皆さんに参加していただき、松本山雅FCの皆さん、公民館長や分館長、スポーツ推進委員など競技役員の準備と運営等のお陰で開催することができ、心から感謝申し上げます。

生坂ダム湖上空からの風景
△▽ 毎日恒例の写真と動画は、先日撮影の朝霧が残っていた生坂ダム湖上空からの風景です。



 その他生坂村では、中学校でバドミントン中南信新人大会、山雅ヤマ部イベント(京ヶ倉トレッキング他)などが行われました。





下伊那砂防後援会

2024年11月22日 | 私の活動報告
 11月22日(金)午後1時30分からは、飯田市シルクホテルにおいて「下伊那砂防講演会」に、長野県治水砂防協会の会長として出席させていただきました。

 主催者の一人であります長野県飯田建設事務所 唐澤所長からの開会の挨拶で始まりました。

 最初の講演は、国土交通省 水管理・国土保全局 草野砂防部長から「いのち」と「くらし」と「みどり」を守る砂防と題してご講演をいただきました。
 令和6年能登半島地震の概要、令和6年能登半島地震の土砂災害対応状況(初動対応)、令和6年能登半島地震の土砂災害対応状況、能登復興事務所の全体業務、河道閉塞等の箇所と対策状況、出水期に向けた取組状況、直轄砂防事業による河道閉塞対応、施設効果事例として地すべり対策施設、急傾斜地崩壊防止施設、令和6年9月20日からの大雨による土砂災害発生状況、土砂災害対策の変遷、砂防のあゆみ、デレーケが施工指導した砂防堰堤、昭和13年 阪神大水害・神戸市の被害状況、砂防堰堤の2つの種類「発生源対策」よ「土石流捕捉」、長崎県 長崎災害、広島災害、土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域、土砂災害警戒情報とは、令和3年 ソフト対策の効果事例、

 令和6年 全国の土砂災害発生状況、令和6年において効果を発揮した砂防堰堤、施設効果事例、雲仙でスタートした無人化施工の現在、簡易遠隔操縦装置を活用した遠隔施工の事例、DXの推進、ドローンで危険地域の情報をとる、ロボットで現場の情報をとる、物価高騰による砂防工事に与える影響、砂防関係工事の生産性向上と設計・積算の適切な実施、地域に喜ばれるきめ細かな事業、砂防堰堤を活用した小水力発電、砂防設備が『創出』した全く新しい観光地、砂防ダムツアー、土砂災害に関する防災教育について、砂防を活用した「防災啓発」「地域活性化」への支援、「みどり」で守るグリーンインフラの積極的な活用、健全な山(土中環境)では、樹木が元気で、健全な水が湧く、不健全な山(土中環境)では、木々は藪になり、森林土壌は痩せ腐り、川の水は濁る、砂防堰堤の施工時に自然再生を考慮した「多自然型砂防事業」の検討も必要など、多岐に渡り詳細に説明をしていただきました。

 次に大野理事長から「近年の土砂災害から学ぶ」と題してご講演をしていただきました。
 近40年における豪雨と土砂災害の傾向、IPCC第6次評価報告書の概要、気候変動による降雨の将来変化予測、山地の特徴を踏まえた降雨特性変化の検討の方向性、気候変動を踏まえた土砂災害対策の基本的な課題、研究・技術開発への対応、近年の土砂災害実績を踏まえた課題、近年頻発化する土砂・洪水氾濫における課題、流木による被害の拡大、研究・技術開発課題への対応、地震と土砂災害、市ノ瀬地区、河原田川出水期前の応急復旧状況、鈴屋川地区、町野川水系(牛尾川)出水期前の高級復旧状況、稲舟地区、川島地区、最前線で災害調査等の支援活動にあたるTEC―FORCE隊員、能登半島9月豪雨の被害状況、斜面崩壊・土石流・堆積分布データ、令和6年9月能登半島豪雨による土砂流出推定範囲、能登半島9月豪雨の被害状況、塚田川氾濫の被害、主な感想・教訓など、

 日本の地震と土砂災害、関東大震災と土砂災害、想定される大規模地震、南海トラフ地震・首都直下型地震の人的被害の予測、新潟県中越地震と土砂災害、岩手・宮城内陸地震、東日本大震災と土砂災害、熊本地震による土砂災害発生状況、地震による土砂災害、厚真川水系直轄砂防事業、被害軽減に向けた課題、地震時の土砂災害、地震砂防、想定される複合災害と問題点、経済財政運営と改革の基本方針2024、能登半島被災地へのお見舞い、全国地水砂防促進大会 提言など、親切丁寧にご講演をいただきました。

 次に、長野県建設部参事兼砂防課長 吉村課長から「過去の災害に学ぶ」と題して説明していただきました。
 年次別長野県土砂災害発生件数(H6~)、下伊那での土砂災害発生状況として、令和2年、平成22年、平成12年の事例、土砂災害の発生状況(令和元年~5年)、令和5年12月に発生した黒豆沢(白馬村)の土砂災害と対応状況について、長野県土砂災害対策の3本柱、長野県砂防課の予算推移と国土強靱化予算、県民のいのちとくらしをまもる土砂災害対策事業について、土砂災害発生時の砂防施設効果事例、上田市真田町小別堂砂防堰堤の施設効果事例、下伊那で実施した砂防事業、施設と地元をつなぐ取組、地域の守り手との現場発砂防ミーティングについて、長野県の取組(ソフト対策)、土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域とは、土砂災害警戒区域等の指定状況(長野県)、令和3年9月の大雨時の避難事例、

 令和元年東日本台風に関するアンケートの実施概要・結果、調査結果分析~避難した人の傾向、これからの取組、地域が一体となった土砂災害対策、地域の防災力を高めるための取組として、赤牛先生派遣事業、歴史的砂防施設等の維持管理活動の実施、災害伝承カードの作製・配布、下伊那の災害伝承カード、自然災害伝承碑について、令和5年度「土砂災害防止に関する絵画・作文」で泰阜村中学生が優秀賞を受賞、長野県砂防課のDX:砂防業務支援システム、AIとUAVを活用した施設点検、UAVを活用した砂防施設点検の実証実験について、長野県インフラデータプラットフォームを活用した情報共有、県と下伊那との比較、県と南信州との比較、砂防施設の老朽化対策などについて、地元の事例を中心に分かりやすく説明してもらいました。

 最後に、主催者の一人であります下伊那土木振興会 会長 大久保根羽村長から講師三人に対して謝辞を述べられ砂防講演会は終了しました。

 その後、意見交換会が行われ、私は長野県治水砂防協会長として7年以上になりますので、知り合いも多く、様々な話をさせていただきとても楽しい一時を過ごし、最後は皆さんで記念撮影をして終了しました。

 気候変動、大規模地震等の大規模土砂災害から、人命・財産の保護による安全・安心な生活を確保するために、防災・減災対策による施設整備と災害からの避難に資する対応を迅速的確に行うための防災訓練など、国土の強靭化と地域防災力の強化の取組が重要であると感じました。



生坂村議会の議会活動を促進させるための提言&昭津上空からの風景

2024年11月22日 | 生坂村の報告
 11月22日(金)は雲が広がっても日は届き、朝晩は寒くても、昼間は日差しに温もりを感じられました。
 午前9時から「持続可能な村づくりに向け、生坂村議会の議会活動を促進させるためここに提言します。」として、太田議長と平田議会改革検討会座長から下記の内容の提言書をいただきました。



   記
1 改定内容

 第1条 (1)議長267,000円を議長318,000円 (2)副議長200,000円を副議長251,000円 (3)常任委員長182.000円を常任委員長233,000 (4)運営委員長182,000円を運営委員長233,000 (5)議員180,000円 ただし、当選時に満56才未満の議員は300,000円とする。を議員231,000円に変更する。

 第1条 2項から4項を削除する。

【趣旨】
 令和3年4月から「年齢56才未満の者の議員報酬月額300,000円とする」ことで実施してきましたが、多くの議員から年齢による仕事量に差は無く、また区別することで議会運営に支障をきたす恐れがあるなどの意見があり、議会改革検討会で協議を重ね報酬については平等にすることと併せ、何十年も見直しをしてこなかった基本報酬額180,000円を全国町村議員の平均報酬額217,000円と令和5年長野県世代別収入20~24才の平均収入222,000円を参考にして、その中間値220,000円を基準に、人事院勧告によって令和6年4月時点の民間給与との格差として示された11,183円を加え算出しました。


 最後まで「年齢56才未満の者の議員報酬月額300,000円とする」現条例の維持を唱える議員もいましたが、この改正を機に「村を愛し、村の事を理解している議員」の参画を図るとともに更なる議員活動の活性化を進めることが、住民全体の代表者として「確かな暮らしを明日につなぎ明るく健やかに生きる村」に向けた諸活動をおこなえる環境が整い、結果「持続可能な村づくり」に繋がるものと議会として判断し、今がその時と捉えこれからの議会を構成する全議員が意欲と情熱を持って議員活動が出来るよう生坂村議会の賛同をもって議員報酬の改定が必要と考え提言とするものです。
 以上、趣旨をご理解いただきますよう宜しくお願い致します。



 行政としては、多くの議員各位の提言ですので、近日中に特別職報酬等審議会を開催して、この内容について諮問させていただき、審議会の協議結果を議会にお渡ししたいと考えております。

昭津上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた昭津上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校で6年修学旅行、中学校で健康集会・人権講演会・16:00下校、いどばたキャラバンin小立野などが行われました。