信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

ゼロカーボン推進プロジェクト会議&長野国道事務所要望箇所現地調査&下生坂上空からの風景

2022年10月24日 | 生坂村の報告

 24日(月)は時々雨がパラつきましたが、空気はヒンヤリで寒い一日でした。

 午前10時からのゼロカーボン推進プロジェクト会議は、私から議会の視察研修に同行して、日本で初めてのオフグリットハウスと上勝町のゼロウェイストの取組等を視察して、今後の当村の脱炭素先行地域づくり事業に参考になった内容もありますので、計画策定に対して提案していきたいと考えますし、環境関係に造詣の深い方達で委員会を立ち上げ、脱炭素ロードマップの策定の検討をお願いし、その内容を当会議で協議していただくように進めてまいりますので、タイトな日程ですがしっかりと検討協議をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 株式会社エコロミの小峯社長達から、脱炭素先行地域第1回採択地域の分析結果の報告として、民生部門電力の脱炭素化への主な取組み、民生部門電力以外の脱炭素化への主な取組み、脱炭素取組みにより期待される効果、第1回採択地域選考結果に対する考察などの説明を受け、協議をしました。

 続いて「生坂村の地域課題を考える」に対する雑感として、職員から挙げられた課題として最多だったのが「森林」に関するもの、その他に、少子高齢化、空き家、観光、エネルギー 等がある中で優先順位を付ける、プロジェクトによって訴求したいターゲットを明確化する必要があるなどの説明をいただきました。

 出席者全員から意見をいただき、タイトなスケジュールの中で、まずは課題を念頭に置ぃ、村民の生活向上等のために、「脱炭素先行地域づくり」として取り組む事業を絞っていくために検討協議をすることとしました。

 午後2時から、長野国道事務所の小澤所長さんをはじめ幹部の皆さんにお越しいただき、当村の国道19号の舗装・法面・護岸等の改修・修繕、排水路の改修、スクールゾーンの新設、取付道路の新設などの要望箇所の現地調査していただきました。

 担当職員の皆さんは、当村から前もって要望事項を報告してありましたので、既に工事を実施する予定の箇所、把握いただいて調査・設計をする箇所もあり、その他の箇所も小澤所長さんや西東副所長さん、担当幹部の方から対策方法などを詳しく説明していただき、それぞれの対応をしていただけると感じました。

 最初に下生野地区からの要望により、降雨の際、道路排水等が国道下集落への流入を減らすことで、今実施している千曲川工事事務所による築堤工事での内水処理を減らすことで、浸水被害を軽減したいということで、排水路の改修をお願いし、側溝の掃除をし、幅が狭くなっているので、その点調査をして対処方法を検討したいとのことでした。

 昨年度、長い距離を舗装していただきましたが、下生野地区と池沢地区から小舟地区まで間で、舗装に亀裂や凹凸があり通行に支障をきたしていて、降雨時に轍やカーブに水溜まりができ、通行に支障をきたしているところがあることは、松本国道出張所の児玉所長さんから、舗装の経過年数を教えていただき、5年に1回劣化度調査をし、優先順位を決めて対応していると説明していただきました。

 PTAからの要望で、車の交通量が多く、見通しも悪いため、スクールゾーン表示等の設置により注意喚起を行っていただきたいことは、村営バス犀川線の小舟バス停近くの路側帯にグリーンベルトの様に塗装していただくことになりました。

 下生坂竹の本地区は、現在応急対策として、H鋼等により土砂流出を防いでいただいているところで、経年劣化も見られるため住民から不安の声がありますが、設計は住み、現在用地買収と保安林解除を行っており、順調にいけば来年度工事着手になる予定とのことでした。

 山清路の県道大町麻績インター千曲線を村道に移管されることから、国道に合流する際に、走行車両が確認しづらく危険であるのでカーブミラーの設置をお願いし、国道に取付の県道が設置することがセオリーであるとのことで、松本建設事務所に要望するようにとのことでした。

 国道19号山清路防災1号橋に取付道路が設置されることで、周辺の遊歩道を利用した観光地へのアクセスが容易となるための要望に関しては、民地の買収協力やどんな設置方法があるか両者で検討することにしました。

 古坂地区に行き、信州新町出張所の鳥羽所長さんと合流し、平ダム当たりから古坂までの間は、舗装に亀裂があり沈下及び凹凸があって、降雨時は水溜りが数ヶ所にでき、通行に支障をきたしている個所については、予算と村内の優先度により対応していきたいとのことでした。

 古坂区長さんからのご指摘で、国道19号の犀川護岸のコンクリート壁が損壊していることから、国道に影響が出るのではと不安の声がありましたが、調査を済ませ、工法の比較検討中とのことでした。

 本日は大変忙しい中、詳細に現地調査をしていただき、それぞれ適切な回答や協議をいただき感謝申し上げます。村民の皆さんの安全安心な生活のために、当村は国道19号が最も重要な道路ですので、引き続きのご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。

下生坂上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が上がり朝霧が残っていた下生坂上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で眼科検診、小学校で食育コンクール表彰式・6年修学旅行前検診、中学校で2・3年振替休日、松筑建設労働組合要望、関東農政局事業打合せなどが行われました。