「心身元気になる料理生活」Y's foodしんぶん

横浜の料理教室・食と健康の企画事務所です。食・料理を通じて「伝える」お手伝いをしています。

実演向けレシピの開発の最初の緊張ポイントは・・・

2016-06-24 | 法人向け・商品・メニュー開発支援
当事務所では特定の調理器具、調味料、素材などを使った
販促実演用の料理レシピの開発を手掛け、ご好評をいただ
いております。

企業様のスタッフの方が実演をしたり、依頼したアルバイト
の方が実演試食を作ったりするもので

料理専任の方ではなく、もしかすると全く料理をしたことの
ない方が実演されても

お客様から「ほ~う!良いわね!」と

お声をいただけるものを開発する必要があります。

したがって

・超簡単
・材料数少ない
・工程少ない
・でもベテラン主婦のお客様でも「家でもやってみよう!」
 と思っていただけるポイントがあること
・そして何より 対象商品の良さや機能の特徴が伝わり
 美味しいこと!

がとっても大切、となってきます。

そんな想いで取り組みつつ、ご担当者様と進めて行きます。

先日あるクライアントのご担当者様から

「先にご提案した料理を研修で作ったところ実演される
方々から大変好評だった!」

との とっても嬉しいご連絡をいただきました。

実際にはその先のお客様にいただく反応が重要となりますが

私からすると最初の緊張ポイントは実演される方々の
反応です。

「これはお客様に紹介したい」

「これは簡単で美味しい」

と思っていただければ

自ずと積極的に実演やご試食をおすすめいただけるに
違いないし、

そこから、セールストークやお客様のニーズを聞き出す
など会話もすすむに違いないと思います。

商品の良いところを外から見つけ出し、提案しご担当者
様と共に作り上げていく、

そんな姿勢でお手伝いが出来たらと思っています。


企業も「楽しい」が大切なのではないか

2016-04-09 | 法人向け・商品・メニュー開発支援
ここ数年、中食のメニュー開発をお手伝いする機会が
増えています。

ズバリメニューとレシピを提案して欲しい、と
最初言われることもありますがお話しを伺う中で
基本的にはクライアントのメンバーの方たちと
一緒に作っていく形を提案させていただいて
います。

特に自分の住む圏内でない場合、すでに従事されて
いるスタッフさん達、特にキーマンとなる現場の長
が基本的にはその店や地域のお客様の嗜好や傾向を
把握しています。

そして当方がコンセンサスをとりながらレシピを
完成させたところで、現場の人たちが「これは
良い!これを売って行こう!」と思ってくれない
限り上手くいかないと思っています。

自分としては携わる際、「優秀な開発の帆走者」で
「キーマンのやる気を引き出す事を常に意識している
経営者との繋ぎ手」でありたい、と思っています。

こういった支援に携わると企業も個人のお客様(生徒
さん)と規模は違えど勘所は同じなのではないか
と感じます。

基本は進めていくことが「楽しい」という感覚。

「楽しい」があるとどんどんチャレンジしてくれます。

その楽しいは個人なら「私できるわ!」だし

企業なら「売れた!」という事だと思います。

小さい成功体験があるから楽しくなるし「もっと
がんばろう」とか「こんなこともやってみよう」
という行動に繋がります。

小さな成功体験から、お客様の期待(個人なら家族の
期待)がだんだん集まって、「やるしかない!」
の大きなモチベーションになっていくと思います。

仕事は給料をいただく以上、社の方針に沿って尽力
するのは当然、とはいえ数人のメンバーがモチベ
ーションが上がるとこちらの期待を超える
発想や取り組みも出てきます。

人の「楽しいの力」はスゴイと思っています。