「心身元気になる料理生活」Y's foodしんぶん

横浜の料理教室・食と健康の企画事務所です。食・料理を通じて「伝える」お手伝いをしています。

ワインになる葡萄の収穫「デラウエア」

2011-08-28 | 「食」に関するいろいろ
山梨・奥野田ワイナリーが主催する
ワインの勉強会、葡萄の収穫会に参加してきました。

収穫した葡萄はデザートにいただくあの身近な「デラウェア」。
10月1日にリリースされる新酒になるそうです。

ワイン用に栽培されていますが食べてみると甘くて非常に美味
です。沢山の人の手間と自然の恵みで育った葡萄。

会、とはいえワイン作りのための葡萄。遊びではありません。
限られた時間の中でワインを勉強している方々、スタッフの皆さん
と共にせっせと摘み取ります。

葡萄畑は大豊作。実もパンパンに張っています。


10kg用のコンテナに摘み取られた葡萄がどんどん積み重なっていきます。

美味しいランチとともに試飲したワインは
「2006奥野田ドルチェ・レゼルヴァ」。
デラウェアで作った、とっても甘~い美味しいワインです。


私は実り、といういわばとっても美味しい場面に参加させてもらった
訳ですが、畑作り、土作り、途中のケアと実りまでにはいろいろな
過程と手間、時間がかかっていることを感じます。

10月、美味しいワインができることを楽しみにしています!



奥野田ワイナリーでは年間を通じてワイン作りを勉強する
「奥野田ヴァンヤード倶楽部」というのがあります。
全国各地からワイン作りを勉強したい人達が集まっています。








家族はチーム

2011-08-27 | 健康・栄養
男性向け料理教室の企画を詰めるべく数名の
男性に取材をさせてもらいました。

そしたらすごいことが判明。

コンサルタントのI氏はほぼ毎日朝と夜のご飯を
作っているというではありませんか!

朝、朝食と夕食を作ってしまってから出勤する
とのことで、

高カロリーにならないように
ときにオーブンでパン粉焼きにしてフライ風に作る
など、

驚くべきマメさ、と工夫っぷりです。

「料理がお好きなんですね!」と言うと

「いや~、好きというより苦にならないって感じで
しょうかねえ」としゃらっと

おっしゃっていました。

今、共働きの夫婦は本当に多いですが、
お料理得意な奥様が料理、ご主人は掃除、

とか

奥様が看護師さんなどで生活時間に違いがある
ご夫婦なら子供に合わせご主人が料理、奥様が
掃除や洗濯など

「チームオブ家族」

という感じで
仕事の大変さも、家事の大変さも共有していて経済・
家事含めカバー範囲の広いプレーヤーが2人で生活を守
っているような頼もしさです。

話をいろいろ聴きながらつくづく家族はチームだなあ
と感じ入りました。


成熟した大人のための「シニア・カレッジ」

2011-08-24 | 食の企画事務所
昨年夏学んだ公共未来塾で出会った中村さんから素敵な講座の
お知らせが届きましたのでご紹介しますね。


中村さんが企画し戸塚区役所地域振興課との共催事業として
の開講となった「シニア・ハマ・カレッジ」です。



6回コースで、長い高齢期を、健康で生きがいのある暮らしかた
ができるよう、 共に学び合う内容。

地域でいきいきと過ごすためのヒントが沢山ありそうな講座です。

迎える高齢期は未経験のことが一杯。

それだけに知識、情報を得ることが自身の活躍の場をデザイン
していく上でとてもポイントになってきます。

興味ある方、そして親御さんにも勧めたい、そんな方はチェック
してみてはいかがでしょうか。

受講料も区の事業なのでとてもリーズナブルみたいです。

詳細・お問い合わせはこちら
※戸塚区以外のかたも受講できるそうです。



帝国ホテルのパンケーキ

2011-08-21 | 「食」に関するいろいろ

先月も、そして今月も行ってしまいました。

帝国ホテルの「パークサイドダイナー」です。

このパークサイドダイナーでは平日女性限定の非常にお得な
セットメニューがあります。

前菜、メイン、デザート、飲み物が選べるのですが

ホテルならではの調理の丁寧さを感じるお味でうなります。

そして

また行きたい!と思わずにいられないのが

デザートの「パンケーキ」です。
(セット用には定番よりミニサイズのようです)

焼きたて、ほんのり甘く、軽い食感で

ボール状にサーブされた「ホイップバター」と

たっぷり添えられる「メイプルシロップ」がなんとも

夢があって、贅沢で、幸せな味です。


ホイップバターは特筆。
軽くクリーミーでこれがあることで一層ステキな味になって
いる気がします。

美味しいです・・・。

9月までの期間限定セットだそうなので興味ある女性の方は
チェックなさってみて下さい。




思春期はご飯しっかり、おやつ少な目でありたかった

2011-08-20 | 健康・栄養
フードアドバイザー養成科の講座で「ライフステージ」
ごとの食生活について学生の皆さんと考えました。

人間の一生を大きく分けて「成長期」「成人期」「高齢期」
ごとに生き物としての時期的な特徴を踏まえつつ、食生活
でどんなことに留意があったかを考えていくと自らの反省点
も見えて来ます。

乳幼児~学童期は

親が気をつけてくれたり、給食もあり今振り返ってもバラ
ンスの良い食事をとりやすかったと思います。

給食ってバランスが考えられているし親が普段作らない料理
や使わない素材も使われていて、今思うと味覚形成や食経験
においてもとてもありがたかったと思います。

思春期以降は

だんだん親の管理他、自分の意思とお金で食べたいものが
食べやすくなる時期です。

お菓子は大好きだったりするのに、ときに若気の至りで無謀
で極端なダイエットをしてしまいがちになります。

思春期の「骨貯金」は高齢期の骨粗鬆症予防に影響する
くらい大切です。

今なら間食(加工された菓子類など)のエネルギーの大きさ
や寝る前に近い時間の摂食は太りやすいとよくわかっている
しバランス良い食事での骨貯金の大切さもわかるので

「ご飯をある程度モリモリ食べてもお菓子を控えれば
健康的に痩せられるよ」

とか

「寝る前に食べないように!」と

昔の自分に言ってあげたいところです。


でも、思い返すと当時親に、そんな風に言われたことが
あった気がします。

が、「親はご飯食べさせたいからこんなウソ言うんだ!」
とか

「別に寝る前に食べたって、昼食べるのと変わらないよっ」

とこれまた若気の至りで反発したくなったものです。

しかも同級生でスナック菓子やアイスクリームなど大好き
なのにスリムで可愛い子もいたりするので

ご飯よりお菓子が食べたいんだもん、と割と平気で思って
いました。

難しい年頃でした。

なのでこのブログをティーンエイジャーのダイエットしたい
特に女の子が読んでいてくれたなら

ご飯はバランス良くしっかり食べ

今お菓子をよく食べていたら
まず1日にどれくらい食べているかを

把握して、半分に減らしてみて!

とおすすめしたいところです。












身近な「食」から栄養を大枠で見つめなおす

2011-08-08 | 健康・栄養

日本食糧新聞社さんの運営する「フード・アドバイザー養成科」
で栄養の講座の講師を務めています。

食の仕事に就くことを目指す学生さん達が日々、栄養、食品衛生
やマーケティングに至るまで食に関することを学んでいます。

「食事」や「食べること」は日々身近なこと。

自分の食から考えていくと「栄養って難しい」と思っていた人
でも興味を持ってもらえます。

健康を保つ食は「何か特別なものを食べる」というパーツでは
なくて

「バランス」という大枠の理解がとっても大事なので

「バランスとは何ぞや」

ということに時間とパワーを投入します。

発言も活発な授業で私もとても楽しかったです。

さあ、次回どのくらい彼らは覚えていてくれるか
期待しつつ、楽しみにしています。












痩せすぎないように気をつける

2011-08-04 | 介護予防ウェルエイジング
元気なシニア年代の方々に向けた食事の講座で
皆さんに必ず聞くのが

1.「私は太らないように気をつけている、という方」
2.「私は痩せすぎないように気をつけている、という方」

という質問なのですが

先般の記事に続き2)の痩せないように気をつけている

という方も大体数名いらっしゃいます。

年齢を重ねていくと活動量が減り自然に食が細く
なり、結果体重が少し落ちてきている。
だけど特段体調の不調などはないという方は結構
おられます。

ただ気になる方、というのは

以前よりぐっと食欲が落ちている

とか

体重が半年の間にたとえば5kg減ってしまって
なんとなく体力も落ちた気がする

とか

義歯が合わなくて食べにくくなっているから
食べなくなってきてしまった

など、なにか今までと違う、という変化に自ら気
づいておられるのです。

介護予防上、気にかけるってとても大切で良いこと
だと思います。

そして放っておかないことがさらに大事です。

原因はまず何か?考えられそうなのは?

・歯が悪い、義歯が合わないから痛むのでベーコンや
 イカなどの弾力のあるものが以前のように食べられ
 ない。気がつくと同じような柔らかいものばかりを
 食べている。

・気分的にふさぐことがあって食欲がない。あるいは
 生活にメリハリがなく食事が楽しくない。料理自体
 もめんどくさいと感じている

・便秘なのでおなかが空かない

・あまり動くことが無くなって食べなきゃ食べないでも
 平気になっている。

上記は一部ですが、原因に目星がついたら
対策を考えます。

歯は早く歯医者さんに相談した方が良いし

便秘も水分を取るとか繊維をとるとか軽い運動を取り入
れる、おやつにヨーグルトを習慣にするなど、工夫したい
ものです。

あとは趣味を始めるとか友達に会うとか離れた子供夫婦
と外食をするとか、リフレッシュを考える。

そして食事が偏らないように、あまりにも小食すぎないように
気をつけていきたいものです。

放っておくといわゆる大人の栄養失調である「低栄養」状態
になり

低栄養の状態になると、免疫力も落ち、ちょっとした風邪や
けがから悪化し 治りにくく本当に介護が近づいて来てしまいます。

私が子供のころ母はよく「痩せたい」とダイエットのような
ことをしていました。

そんな記憶があると母の痩せに対し鈍くなってしまいます。

仕事でかかわっているおかげで「偏らないように」「3食
食べることは大事だよ」「たんぱく質のおかずは毎食何の
種類でもいいから1品は入れて」と伝えることができます
が、

知らなかったら無頓着になってしまいそうです。

元気なうちから、子世代もコミュニケーションをとって
元気そうか、元気そうでもちゃんと食べているか
健康を守っていきたいものです。


言葉とイメージのギャップ

2011-08-02 | 食の企画事務所
企画会議でブレーンTさんと「言葉とイメージ」の話で盛り
上がりました。

ピースの綾部くんが熟女好き、というのはここのところ
有名ですが

彼が好き、という熟女の年齢が40代半ば~と言うではありませんか!

私は彼からみると熟女のカテゴリーに入るのか~と

思うと何とも違和感があります。


「熟」は「円熟」「成熟」で本来とても魅力的な言い回し
なのだと思います。

熟女と言われるとぱっと想い浮かぶのはたとえば

五月みどりさん

とか

石川さゆりさんとか

松坂慶子さんとか

少し年齢としても上の世代の方が浮かびます。

近い年齢で言うと

杉本彩さんは熟女という感じがするし

逆に年齢が近くても

原田知世さんとか 天海祐希さんはイメージは
違うよ~と思うので

年齢では無いんだろうなあ、と思います。


同様に仕事で年齢と言葉のイメージで言うと介護予防講座
というのはとっても難しいです。

介護を予防するための講座、で元気なうちから加齢に伴い
知っておきたいことを前もって備えるための内容とはいえ

このタイトルは参加いただきたい対象年齢の方には非常に
ピンとこないタイトルのようです。

言葉は難しいです。


高齢期のダイエット

2011-08-01 | 介護予防ウェルエイジング
元気なシニア年代の方々に向けた食事の講座で
皆さんに必ず聞くのが

1.「私は太らないように気をつけている、という方」
2.「私は痩せすぎないように気をつけている、という方」

という質問です。

そうすると太らないようにという方の方が多いのですが
痩せすぎないように気をつけている方も必ずおられます。

自身の体調が良い、というのが第一。
そうすると1も2も人によってあるのです。

今日は1について考えます。

若年層のような十分健康的な体重の範囲なのにムリなダイ
エットをするという感じはほとんどなく

BMIが肥満の範囲に入っている方や糖尿病で医師から
「これ以上太らないように」と注意をされている、と
いう場合がほとんどです。

太る、やせるは

言わずもがな

自身の基礎代謝や活動に必要なエネルギーより
とりすぎていれば太ります。

今より痩せたい場合は

食べる(摂取する)エネルギーを減らすか
活動を増やすか

ということになります。

そこでまず見直すのが食事、となるのですが

食事量自体が食べすぎというより
特に女性の場合はかなり多くの方が「間食」を見直すと
効果が出やすいようです。

たとえば食事自体は1食600kcalくらいでバランスも
気をつけておられている。

で間食を10時と3時にしている

というような場合は食事から引いてしまうとせっかくバランス
が良いのに必要な栄養素が不足しやすくなります。


間食がたとえば

クッキー2枚 10時

あんぱん1個 3時

だとすると

カロリーは大体クッキー2枚(結構小さめです)80kcal
あんぱん1個240kcal

合計:320kcal

となります。

クッキー2枚って「これだけしか食べてないのよ」と
言いたいくらいだったりどうにかすると夕方には
食べたことを忘れているくらいの量ではないでしょうか。

※ちなみに茹で卵1個、りんご小さめ1個も約80kcalです。


この「間食」をやめようと思ってやめられたら良いのですが

私自身も経験がありますが、間食って習慣になっていると
やっぱり食べたいんです。

ですが、体重というのは今の生活の結果なのでなにかを変
えなければ落ちないし、体脂肪も減りません。

食事は普通どおりで間食は1日1回にする

とか

間食は2回だけど10時はダイエット甘味料で甘さを効かせた
カフェオレにして3時はミニあんぱんにする

などストレスをあまり感じなく工夫できると良いですね。

それと同時に体調と相談しながらスポーツと言わないまでも

ラジオ体操をする

とか

床拭きを掃除に加える

など「+活発な活動」

ができると1月後ちょっと楽しみにできるかも知れません。

間食をしていれば、まずは間食の内容と回数を考えて
みたいものです。