昨年夏、横浜市主催の「はまふうどコンシェルジュ講座」
を受講し第4期のはまふぅどコンシェルジュとなりました。
期間中は、横浜の農業の「今」が分かったり、生産者
さん達や流通を支える人たちの志に触れることが出来て
本当に良かったです。
野菜を作る手間を目の当たりにして使う側、食べる側の
責任みたいなものを意識するようになりました。
使い切れずに材料を無駄にすることの申し訳なさというか
大事に鮮度が良いうちに美味しくいただかなくてはという
ことを一層実感できた、貴重な経験でした。
私たちの機は4期だったのですが昨日フォロー研修
がありました。
横浜ランドマークタワーの横浜ロイヤルパークホテル
でシェフによる地産野菜メニューの勉強会だったのです。
同ホテルは地産地消をホテルの宴会、ダイニングのメニュー
にどんどん取り入れて好評を博しています。
この講座に通う前、当料理教室の生徒さんからも
「親戚の結婚式で地産地消のコースが出たけど
美味しくて感動した!」と聴いていました。
当日判明する業者さんが畑から運んでくる野菜を料理人の方
たちが機転を利かせてどんどん料理にしていくのです。
個人オーナーのお店ならともかく、ホテルではチームとして
高い意識と技術とチャレンジ精神がないとなかなか出来ない
ことではないでしょうか。
高橋総料理長によるデモンストレーションと試食
という素晴らしい内容でした。
受講料を支払い、デモは2品。軽い試食があるとは聴いて
いましたがそれがどっこい、「コース」ででてきて
もてなされている以外の なにものでもない
くらい 堪能しました。
シェフは各テーブルを回って質問に答えてくださったのですが
印象的だったのが
「今までも吟味された野菜を仕入れていたと思うが
今のスタイル(横浜野菜)になって一番の違い、良さ
は何か?」と訊ねたら
「鮮度が飛びぬけて良いことが一番」
という答えと
「私たちも勉強させてもらっている。特に若い料理人達が
野菜への目利きが本当に分かるようになってきたこと、
育ってきていることがものすごく大きい」
と仰っていたことでした。
席もたまたまとは言え、すごく良くて
左隣はスーパーの鮮魚部に勤める「魚のプロ」Kさん
右隣は中央卸売市場に店を構える「野菜のプロ」Fさん
試食中本当に色々お二人に教えてもらって
もう、最高でした!
はっきり言って ラッキーこの上なし
この勉強会を企画し、終了してもフォローを長く
続けよう、コンシェルジュを育てよう、という
市の職員の方々の志が本当にありがたいです。
横浜市のTさん、同じテーブルのMさん、スタッフの皆さん
高橋シェフ、色々教えて頂いた皆さん
ありがとうございました~!!!!
画像で一部ご紹介。
高橋シェフのデモンストレーション。
見せ方もお話もスマート。分かりやすかったです。
紫キャベツのスープ。隠し味のビネガーで鮮やかな
色に。野菜の味が生きる絶妙な美味しさ。
以前天皇陛下ご宿泊の際にも出されたという「名門スープ」。
横浜の生産者松本さんの当日のお野菜がこれ
そしてその野菜が料理になって盛り合わせに。
ポロ葱は卵料理、大根はハーブ風味の蒸し煮。
ミニトマト「アイコ」はベーコン、チーズで巻かれて
フライになりました。
中でも金時人参のローストが衝撃的な美味しさでした。
画像は一部ですが神奈川のブランド豚「やまゆりポーク」
も本当に美味しかった・・・・。
美味しくためになるひとときでした!
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