「心身元気になる料理生活」Y's foodしんぶん

横浜の料理教室・食と健康の企画事務所です。食・料理を通じて「伝える」お手伝いをしています。

今年始めて良かったこと

2016-12-18 | 健康・栄養
今年も本当にあとわずかになって参りました。


今年は個人的に「始めてよかった!」と思ったことがいくつか
ありました。

その中の1つが「歯間ブラシ」です。

ある日いきなり奥歯の一部が割れてしまい 治療しました。

治療が終わるころ先生に

「歯の健康を維持する為にやった方が良いことや
気をつけた方が良いことはありますか?」

とお訊ねしたところ

「じゃあ、使い方をお教えするので歯間ブラシを
使ってみて下さい」

とすすめられました。

その後、歯科衛生士さんに指導してもらって歯間ブラシの
使い方を教えてもらい家でも実践しています。

始めて使う歯間ブラシ。

歯と歯の隙間に差し込むのですがちょっと間違うと
歯茎を刺してしまい結構出血するので驚きます。

ですが慣れると歯磨きだけよりスッキリ感がアップし
快適です。

「こんなに良いもの、もっと早く始めれば良かった」
と思うくらいです。

介護予防講座で食・栄養の講師を担当した折、本当に
勉強になって良かった、と思ったことの1つが

歯科衛生士さんとご一緒できたことでした。

「歯や口の中の健康は一生口からものを食べることや
健康寿命を長くする上で本当に大切!」と
教えてもらいました。

口の中で起こる、
物を噛んで飲み込むこと、唾液が出ること、
舌が動くこと

これらは発声にも食事にも、ウイルス等から身体を
守ることにも、 脳を働かせることにも
影響しています。

人生後半、口の中の健康にも一層気をつけていきたい
と思います。









家族はチーム

2011-08-27 | 健康・栄養
男性向け料理教室の企画を詰めるべく数名の
男性に取材をさせてもらいました。

そしたらすごいことが判明。

コンサルタントのI氏はほぼ毎日朝と夜のご飯を
作っているというではありませんか!

朝、朝食と夕食を作ってしまってから出勤する
とのことで、

高カロリーにならないように
ときにオーブンでパン粉焼きにしてフライ風に作る
など、

驚くべきマメさ、と工夫っぷりです。

「料理がお好きなんですね!」と言うと

「いや~、好きというより苦にならないって感じで
しょうかねえ」としゃらっと

おっしゃっていました。

今、共働きの夫婦は本当に多いですが、
お料理得意な奥様が料理、ご主人は掃除、

とか

奥様が看護師さんなどで生活時間に違いがある
ご夫婦なら子供に合わせご主人が料理、奥様が
掃除や洗濯など

「チームオブ家族」

という感じで
仕事の大変さも、家事の大変さも共有していて経済・
家事含めカバー範囲の広いプレーヤーが2人で生活を守
っているような頼もしさです。

話をいろいろ聴きながらつくづく家族はチームだなあ
と感じ入りました。


思春期はご飯しっかり、おやつ少な目でありたかった

2011-08-20 | 健康・栄養
フードアドバイザー養成科の講座で「ライフステージ」
ごとの食生活について学生の皆さんと考えました。

人間の一生を大きく分けて「成長期」「成人期」「高齢期」
ごとに生き物としての時期的な特徴を踏まえつつ、食生活
でどんなことに留意があったかを考えていくと自らの反省点
も見えて来ます。

乳幼児~学童期は

親が気をつけてくれたり、給食もあり今振り返ってもバラ
ンスの良い食事をとりやすかったと思います。

給食ってバランスが考えられているし親が普段作らない料理
や使わない素材も使われていて、今思うと味覚形成や食経験
においてもとてもありがたかったと思います。

思春期以降は

だんだん親の管理他、自分の意思とお金で食べたいものが
食べやすくなる時期です。

お菓子は大好きだったりするのに、ときに若気の至りで無謀
で極端なダイエットをしてしまいがちになります。

思春期の「骨貯金」は高齢期の骨粗鬆症予防に影響する
くらい大切です。

今なら間食(加工された菓子類など)のエネルギーの大きさ
や寝る前に近い時間の摂食は太りやすいとよくわかっている
しバランス良い食事での骨貯金の大切さもわかるので

「ご飯をある程度モリモリ食べてもお菓子を控えれば
健康的に痩せられるよ」

とか

「寝る前に食べないように!」と

昔の自分に言ってあげたいところです。


でも、思い返すと当時親に、そんな風に言われたことが
あった気がします。

が、「親はご飯食べさせたいからこんなウソ言うんだ!」
とか

「別に寝る前に食べたって、昼食べるのと変わらないよっ」

とこれまた若気の至りで反発したくなったものです。

しかも同級生でスナック菓子やアイスクリームなど大好き
なのにスリムで可愛い子もいたりするので

ご飯よりお菓子が食べたいんだもん、と割と平気で思って
いました。

難しい年頃でした。

なのでこのブログをティーンエイジャーのダイエットしたい
特に女の子が読んでいてくれたなら

ご飯はバランス良くしっかり食べ

今お菓子をよく食べていたら
まず1日にどれくらい食べているかを

把握して、半分に減らしてみて!

とおすすめしたいところです。












身近な「食」から栄養を大枠で見つめなおす

2011-08-08 | 健康・栄養

日本食糧新聞社さんの運営する「フード・アドバイザー養成科」
で栄養の講座の講師を務めています。

食の仕事に就くことを目指す学生さん達が日々、栄養、食品衛生
やマーケティングに至るまで食に関することを学んでいます。

「食事」や「食べること」は日々身近なこと。

自分の食から考えていくと「栄養って難しい」と思っていた人
でも興味を持ってもらえます。

健康を保つ食は「何か特別なものを食べる」というパーツでは
なくて

「バランス」という大枠の理解がとっても大事なので

「バランスとは何ぞや」

ということに時間とパワーを投入します。

発言も活発な授業で私もとても楽しかったです。

さあ、次回どのくらい彼らは覚えていてくれるか
期待しつつ、楽しみにしています。












栄養の面白さ

2011-07-26 | 健康・栄養
私は管理栄養士という国家資格を持って仕事をさせて
いただいていますが

正直、知識も経験も浅く自分が「栄養の専門家です」と
胸を張って言いたくない時期もありました。

お仕事をいただくたびに勉強を深めていくと

身体のしくみの ち密さに驚いたり、食事が身体に
与える影響や、栄養という分野の面白さに少しずつ
目覚めて来ました。

ただ、切ないのは身体の中を実際にみることができない
ので理論を心底納得しずらいというのがあります。

たとえば料理なら

始めに砂糖を入れて時間差で醤油を加えて
ジャガイモを煮るのと

初めから調味液の状態でジャガイモを
煮るのでは

甘さの染み方が違う、

調理の「さしすせそ」に体験を持って納得できる

というのがあったりしますが

「体内でカロテンがビタミンAに変わる」

とか

「ビタミンB1が糖質がエネルギーになるのを
助ける」

などは悲しいかな、目で見ることはできず
見てなるほど!とはなりません。

でも

沢山の先人の知恵と研究から得られた1つ1つの真実
は実生活での改善には大きな意味を持ちます。

バランス良い食べ方だとそれなりに

偏りがあるとそれもまたそれなりに

体調に出て来ます。

年を重ねるほど人間は食事でできている、と
感じることが多くなりました。


栄養相談の日

2010-12-07 | 健康・栄養
ここ3か月、出張してお受けしていた栄養講座と
食生活相談のお仕事が先日最終日でした。

非常に毎回盛況で、特に食生活相談では沢山の
方をお受けすることができました。

お一人お一人の生活をお聞きして気がかりな
ことの原因を探り、一緒に生活の中で実践
できそうなことを考える。

そこにはお一人お一人の生活ドラマがあって
皆同じでは無いので限られた時間の中で探って
いくというのは非常に集中力が要ります。

栄養・食の仕事というのは食品のこと、料理のこと
栄養素のこと、疾病のこと、身体のしくみや生理のこと
薬のこと
など

多分一生勉強をつづけても、まだまだ知りたいことが
あふれてくるような仕事だと思います。

短い間ですが濃い充実したお仕事をさせていただきました。

よりリアリティある支援ができるようこれからももっと
もっと勉強しよう!と改めて気が入りました。





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今年は習ってそのままお家にお持ち帰り
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・12月クリスマス期間開催お持ち帰り料理レッスン

  「チキンとケーキでおうちX'mas」
※24日は満席となりました

・12月30日限定実習型お持ち帰り料理レッスン

 「二人のためのおせち」



トクホの日制定イベントに出演

2010-10-08 | 健康・栄養


赤坂サカスにて開催された「10月9日 トクホの日」制定記念イベント
トクホ・健康フェスティバルにて「健康と食」をテーマにステージで

のミニセミナーに出演させていただきました。

トクホとは「特定保健用食品」。国が食品に健康表示(健康への効用を
しめす表現)を許可している食品です。

赤坂サカスの広場にて開催。

TBSのすぐ手前です。


ミニセミナーは「食」の部とピラティスのミニレッスンと交互に。
気持ちの良いお天気でしたが風が強かったです。


MCの松坂さんと。

絶妙な突っ込みと全体をまとめる力はさすがプロ!

ご一緒できてすごく楽しかったです!


聴いて下さる方にノリの良い方もときどきおられて手を挙げて下さったり
質問に答えて下さったり、嬉しかったです。



会場はほかにも楽しい仕掛けが満載でした。
広場には体感チャート。イエス、ノーで食生活、生活習慣がチェックでき
ます。




こんな質問からスタート。

進むごとに「週に一度は1時間以上の運動をしている」

「間食は毎日している」などの
ちょっとドキッとする質問も。




そして、ゴールでは点数が
(ちなみに私は100点ではなかったです・・・)




ゴールを抜けるとお好きなトクホ商品(ドリンク類)を交換できるチケットが
貰えます。

血圧、脂肪、血糖値が気になる、おなかの調子を整えたい、骨粗鬆症が心配
など、目的に応じてトクホドリンクを案内してもらえるので商品がとても
わかりやすかったし、実際に味わえるのが良かったです。


私も数種いただきましたが、お味もみな美味しくてトクホ商品がとても身近
に感じられました。



また、健康運動指導士、管理栄養士といった運動のプロ、食、栄養のプロに
相談できるカウンセリングコーナーも充実。



長いようで短く、充実の2日間。



参加されたお客様には 全体を通して楽しみながら自身の健康への意識を
高めるとても良い機会になったのではないでしょうか。


お手伝いできてとても嬉しかったです。

MCの松坂さんをはじめご一緒させていただいたスタッフの皆さま、
先生方、ありがとうございました!















メタボリックシンドローム、ドラマ仕立てで分かりやすかったです

2010-02-12 | 健康・栄養


横浜そごうの新都市ホールで開催された

第26回糖尿病セミナー「糖尿病の新しい戦略」

という勉強会に参加してきました。



この勉強会は歴史があり、主に臨床で糖尿病治療にあたって

おられる方向けの勉強会ですが、今年栄養士会からの

案内で初めて参加しました。



食事の糖質量を患者さん本人が把握しながら、インシュリンと

上手くつきあい血糖コントロールをしていく「カーボカウント」

に関する2人の先生方の講演はとても興味深く拝聴しました。



そして夜はTV東京でメタボリックシンドロームの基準となる

数値の誕生秘話がドラマ仕立てになった

ルビコンの決断 メタボリックシンドローム~ウエスト85センチの真実!~

を観ました。



たまたまチャンネルを変えたらやっていたのですが

誕生秘話は分かりやすくて、観て良かったです。

現在いわゆる「メタボ検診」では

男性腹回り85cm以上、女性腹回り90cm以上で

かつ

血糖、血圧、血中脂質 のいずれか2つが数値を
上回っていると「メタボリックシンドローム」と
されます。

この女性90cmってどういう根拠で90なんだろう?

と以前から不思議でしたが番組を観て内臓脂肪量から
割り出した一旦の指標なのだと理解が出来たし、

また個人差があって当たり前であっても検診においては
分かりやすい数値を設ける必要があったのだということも
分かりました。

メタボリックシンドロームと診断されたらもちろん改善
するべきですが

逆に言うと数値は一つの目安でしかなく、超えなければ
安心、というわけでもなく、セーフであっても検診の数値、
体調とあわせて自分の身体を大切にしていくための情報、
兆しなのだと思う必要があるのだ、ということを改めて
思った次第です。

検診が億劫であったり、自分の数値に向き合うのは
嬉しくない、と思うこともありますが、痛みや何かしら
の症状がでてないうちに対策を打つことができる機会
だと言うことが実はすごく大切で有益なのだと思います。


昼夜通して、身体、栄養を考えた一日でした。

画像は横浜東口。先日撮った日産本社ビル。
夕暮れ時で美しかったです。


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その人に合った食べ物

2009-12-08 | 健康・栄養
以前、農家さんのところにお手伝いをさせて
もらいに行ったことがありました。

真夏で、お手伝いとは言ってもきゅうりを袋に
詰めるとか、みょうがを洗って袋に詰めるなど
軽作業です。

ですが当日は湿度も温度も高くて汗はどんどん
出て来ました。

お昼になると採れたて野菜を豪快に天ぷらにして
ご馳走して下さいました。

自家製のもち米、小豆のお赤飯も出ました。

すごく美味しかったです!

もちろん素材が新鮮で美味しかったのが最大の
ポイントでしたがもう一つは

塩がびしっと効いていて美味しかったのです。

多分汗をかいていなければ「塩、強いね」と
思う塩分だったのだと思いますが

汗で水やミネラルが出て行っているので
身体が欲していたNaclをまさに補給した!という
感覚がありました。

美味しく食べてお茶を飲みまた午後からがんばる
生活と体調に合っていた塩分だったのだと
思います。

野菜を沢山食べて、カリウムでもまたナトリウムとの
バランスをとっているんだろうなあ、となにかしみじみ
上手くできている、と思ったのでした。

今、発行しているメールマガジンで読者さんからの
質問に答えるコーナーを設けていてここのところ
健康に関する質問が目立ってきています。

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質問に答えるためにかなり調べたり本を読んだりも
するのですが上の例ではないですが

例えば「いい食べ物、悪い食べ物」というのは
本来無くて(毒などはもちろん別ですが)

結局その人の状態に、生活スタイルに、ライフステージに

合っているか、合っていないか

また適量か、オーバーか、足りないか

「ポイントはそこだろう」とつくづく思います。




12月、今年最後の料理教室レギュラークラスは渾身の「クリスマスメニュー」
 大切な方と過ごす温かいひとときに贈ります。


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 「二人のためのおせち」募集中。残席1

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これが過剰症なのか

2009-11-01 | 健康・栄養
先月、料理教室は「家飲み」をテーマに酒の肴だったの
ですがメニューに焼き鳥があり一時期毎日試作を繰り返して
いました。

焼き鳥のレバーも数回焼いたのですが試作をすれば当然
食べます。

である日、激しい頭痛で薬を飲みました。
私は頭痛というのは年に1度くらいあるので「もしや風邪?」
と思っていたのですが、

今振り返るとビタミンAの過剰症から来るものでは
ないかと思っています。

と、いうのもはっきりいって2~3日の間に試作を通してかなりの
量のレバーを食べたんです。
しかも、私はレバー好きなのです。

レバーはとりわけ鮮度命、なのでパックで買うと余ってもその日の
うちに赤ワインで煮たり何かしら調理して、翌日も使うなら
また買い直して、ということをしていました。

ビタミンAとは主に動物性の食品ならば鰻とかレバーなどに多く
植物性であれば緑黄色野菜の主に「βーカロテン」が体内でビタミンA
に変わります。

そしてもちろんビタミンAは私たちの健康維持にとても大切
な役割を果たしています。

主には皮膚や口、鼻、目などの粘膜の健康維持に貢献し視力を守り、
感染などから身を守る働きがあります。

そして脂溶性のビタミンなので油に溶け余分にとったら排泄されず
体内に蓄積される効率の良いビタミンでも有ります。そして極端に
とりすぎたり、多くとり続けると過剰症(頭痛、吐き気、めまいなど)
がでることがあります。

植物性βーカロテンの場合は沢山とっても必要な分だけビタミンA
に変わるため過剰症の心配なく安心して沢山食べることが出来ます。

ちなみに厚生労働省が策定している「食事摂取基準」では
ビタミンAの上限値(ほとんどすべての人が過剰摂取による健康
障害を起こすことの無い量=これ以上は超えないようにしましょう
というライン)が成人の場合1日当たり3000μgですが

鶏レバーは100gあたり食品の中では含有量がトップ。
なんと   14000μg あります。

振り返るとかなりの量を数日に渡りとっていました。

栄養素はだれにでも身近であり必要なものですが
不足も多すぎるのもよろしくないのです。

ほどほどが大切、と改めて思った出来事でした。

ですので、毎日野菜のカロテンから中心にとりながら
時々レバーや鰻をいただく、とか

常備菜としてレバーペーストやワイン煮を毎日少しずつ
というのがビタミンAの程よいとり方と言えそうです。

またサプリメントも量を守るのが大事ですね。

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本当に小宇宙な「人体」

2009-09-28 | 健康・栄養
私は学生の頃、「栄養士」という仕事にはっきり
言って「ピン!」と来るイメージがありませんでした。
(ってすごく、衝撃な発言かも・・)

というのも、私が在学していた栄養士コースというのは
栄養に関わる全般(生化学・栄養学総論・栄養学各論などなど)
と調理よりの学問(調理学・調理実習など)が大きく分けると
あって

調理の方が分かりやすかったのです。

調理は実践すると目で見て、経験して納得できることが
多くてどんどん楽しくなるのです。

一方、細胞の代謝の仕組みなどは実際体内を見ることが
出来ないのでこういうもの、と覚えるしかありません。

当時はそのあたりで「料理をもっともっとやりたい!」

という感じだったのですが、

今、色んなセミナーに参加したり、本を読んで勉強したり
仕事をお受けする中で

身体の中の機能のすごさ、精巧さへの興味が一杯です。

腎臓や目が2つあることや、アレルギーの仕組み、
塩を取りすぎると血圧が上がる仕組み
など

「一定の状態を守ろうとする」インプットされた
ヒトの身体のつくりのすごさに感動すらしてしまいます。

与えられた身体をいたわりながら、心とともに生きていく。

学ぶほどに 知るほどに

大事にしなければ、と思います。

そして食を通して健康に貢献できる情報をお伝えしていく
ことが自分の仕事なのだと最近すごく思うようになりました。


基礎集中実践コース10月開講 募集中詳細はこちらから
定番人気メニューと料理に大切な考え方を短期集中でみっちり
学びます。


インタビュー記事が掲載されています

2009-07-27 | 健康・栄養
7月24日発売のムック

●介護する時される時 突然でも慌てない!
  介護ライフ徹底応援ガイド(宝島社)


に私、二本木は「介護の食事」についてのインタビュー
にお応えしました。

加齢と共に食べ辛くなる原因についてや
それが進むとどのような支障がでるか
食べやすくする工夫

などについてが掲載されています。

予防は本当に大切で

お仕事で関わってきた高齢者の方々や歯科衛生士
さんなどのプロフェッショナルの方々からいろ
いろと学ばせていただいて「実感」した
ことが沢山ありました。

本誌では介護についての色んな面からの
「いろは」が読みやすく書かれています。

良かったら書店で覗いてみてください。


   



●栄養の基本が分かる35歳以上の大人のための
栄養講座一日講座。明日からの食生活にすぐに生かせる、
栄養が分かると料理ももっと楽しくなる。バランスが整うと
キレイと元気にもっと磨きがかかります。

「オーバー35のためのバランス見直し栄養講座 基礎編」
募集中です。7月29日開催。
詳細・お申し込みはこちら

35歳以上のためのセミナーをやります

2009-07-03 | 健康・栄養
7月の末に健康テーマのセミナーを開催します。

タイトルはずばり「オーバー35のための栄養基礎講座
(仮)」。

前々から生活にすぐに生かせる、楽しい基礎的な栄養、健康
テーマの講座を、と考えていました。

特にマンツーマンレッスンを始めてからは新婚直後
とか1人暮らしを目前に、という方もおられて
「夫の健康が気になるし自分も食べ合わせ(栄養の)
とかそういうことにとても興味があるので教えて欲しい」
という要望をいただくことも一度、二度ではありません
でした。

そこで漠然としすぎてもということで

自分自身の身体の変化を少しずつ感じ始めたり
配偶者の健康も気になる世代の方を対象とした
内容に決めました。

現在内容、プログラムを書いていますので
週明けにはこのブログでも紹介します。

ご興味あるかたは良かったらまた覗いてもらえたら
うれしいです。

●毎月開催 季節の素材を味わう料理教室「レギュラークラス」
 詳細はHPトップに随時掲載
 7月は「夏はやっぱりカレーでパーティー」です。

●介護予防、メタボリックシンドローム対策のセミナー講師
 承っています。早い意識が健康への大きな差を作ります。
 管理栄養士がわかりやすく栄養面からアプローチいたします。
 HPでご案内しています

本当に食べたい物は我慢しない

2009-06-23 | 健康・栄養
出先から帰るとき、ムショウに「クリームパン」が
食べたくなりました。

それもメーカー製の袋入りでなくてベーカリーで
焼きたて、のようなやつです。

駅ビルのベーカリーに入るとまさに「やきたて」と書いてある
クリームパンが売られていて「まさに求める物が!」
と思い当然ながら購入しました。

そして目立たないよう食べました。(都内)

最近特に思うのですが「今、本当にコレが食べたい」
と思うものは食べた方が心身ともに健全という気がします。

「ダイエットのため」

「健康のため」

と思って例えば大福が食べたかったとすると
しかもムショウに食べたい場合は、何かをしていても
「食べたい!」と気になってしまいます。

その挙句に「代替品」を探そうとします。

例えば「大福=甘いもの」家に何か甘いものないかしら?

カフェオレに砂糖を多めに入れてみる

甘くて美味しい、でも違う!

他になにかないかしら?あ、チョコレートがちょっとだけ
残ってた。

食べる。でも違う!

と、少々異常かもしれませんが私の場合は結局すごく
食べた割に「自分では我慢している」ような気になるか

「やっぱよるだけどコンビ二で買ってくる!」となるか
です。(でもそれまでに何かしら食べているので
余分なエネルギーをとってしまっています)

私は本当に食い意地が張っているので

食べたい!と無性に盛り上がっているものは
絶対に食べた方が精神衛生上、良い様な気がします。

また無性に食べたい物を食べたときに

「幸せ~!」とものすごい絞り込まれた幸福感が
あったりします。

確実に食べたい物を量はオーバーせずに食べる。

自分なりの健全を見つけた気がする今日このごろです。



●毎月開催 季節の素材を味わう料理教室「レギュラークラス」
 詳細はHPトップに掲載
 6月は「身体が求める 季節の中華」です。

●介護予防、メタボリックシンドローム対策のセミナー講師
 承っています。早い意識が健康への大きな差を作ります。
 管理栄養士がわかりやすく栄養面からアプローチいたします。
 HPでご案内しています

エビデンスが無くても

2009-06-21 | 健康・栄養
今年は意識的に勉強会、講演に出かけています。

栄養関連の学術系の講演だと講師は主に医師や大学の
先生方です。

当然ながら説として語るとき曖昧なことは言わず
エビデンスがしっかりしている物ついて語られるし
そうでないことは「現時点で分からない」とはっきり
仰います。

先生として立っておられる以上影響力が大きいので
当たり前ではありますが、質問の時間などに
「個人的な意見見解」と前置きして経験をとおして
仰ることがあって、それはとても聞き応えがあります。

「現時点で解明されていないけれども、長年見ていると
○○については××が少なからず関係があるように思う」
というようなことです。

誰もわからないかも知れないけれど、
積み重ね観察し、勉強研究に従事されている
まぎれもないプロの言葉として

非常に勉強になります。

質問の時間に語られたことが印象に残っている
ということがすごく多いです。


●毎月開催 季節の素材を味わう料理教室「レギュラークラス」
 詳細はHPトップに掲載
 6月は「身体が求める 季節の中華」です。

●介護予防、メタボリックシンドローム対策のセミナー講師
 承っています。早い意識が健康への大きな差を作ります。
 管理栄養士がわかりやすく栄養面からアプローチいたします。
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