「心身元気になる料理生活」Y's foodしんぶん

横浜の料理教室・食と健康の企画事務所です。食・料理を通じて「伝える」お手伝いをしています。

自由に、思うがままを形にするということ

2005-10-11 | 「食」に関するいろいろ
先日、立ち寄ったある店が忘れられない。

そのお店は鎌倉のパン屋さんである。
店の存在はすでに雑誌で知っていた。

「コーヒーが美味しい店」として取りあげられて
いたのだがそのお店の商品の中心は実は「自家製のパン」
だったようだ。

私達が立ち寄ったときショーケースには2種類の
パンだけがあった。「あんぱん」と「フォカッチャ」
である。
両方買ってみた。

素朴な見た目、しっかりついている焼き色
そしてフォカッチャの切り口から覗く生地は迫力ある
気泡で膨らんでいる。見るからにもっちりした食感が
想像できるようだった。

家に帰って早速食べてみると「ガツン」とくる味。
香ばしい風味ともっちりとした食感とトッピングされている
茄子とトマトの甘さ、オリーブオイルの香りが
本当に「手加減のない味」という感じだった。
すごく、美味しかった。

店でコーヒーを飲んでいたときに居た店主らしき男性は
愛想はあまりなく、無口で飄々とした
感じの人だった。
パンの配達なのか、袋とスケートボードを抱えて
出て行ってしまった。
あの人が作っていたのか思うとギャップに驚いて
しまう。

店の構えも壁の絵も味も個性的、店内にかかるレゲエ、
値札のないショーケース「気に入った人だけ買って
くれたら良い」という商売っ気があまり感じられない
お店だ。
それでも、納得いくものを思うがままに形にして売って
いる、という感じで私はものすごく気に入ってしまった。

またぜひ、行きたいと思う。



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しています。

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めっけもの 横浜アート縁日

2005-10-09 | その他
今日は教室終了後、急いで横浜中央市場
に買い物に行った。

3時半には閉まってしまうので急いで行ったのだが
途中、川沿いの広場に人がたくさん集まっていた。

「フリーマーケットかな」と思いちょっと帰りに覗いてみる
ことにした。

「フリーマーケット」ではなくて「アート縁日」という
イベントでアーティストの方達が自分の作品を並べて
売っているお祭りだった。

なかなかの規模でブースは100以上。
これがどこも素晴らしい。
イラストあり、器あり、アクセサリーあり、
手作りバックあり、オブジェあり。

ちょっとしたミュージアム状態だ。
いづれも個性的、存在感のある作品ばかりで
見ていてとても楽しかった。

今日と明日の2日限りの催しらしい。
すでにプロの方ばかりだと思うが将来
誰もが知るような大家になる人も出てくる
かもしれない。
そんなわくわく感もあって
「良い」と思ったものは買う。
これも出会いでご縁だ。

買ったものは箸置き、大鉢、長皿、花器。
長皿と大鉢は同じ作家さんから買ったので
ちょっとおまけしてくれてお値段も
なかなかリーズナブル。

家に帰ってテーブルに置いて見ると
「ああ、いい買い物したわああ!」という
自己陶酔でいっぱい。

大事に、頻繁に使いましょう。

画像は本日のお買い物から大鉢。
カーブ具合が好みにぴったり。
サラダでも、煮物でも、ごはんでも
良さそうです。


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脱力

2005-10-08 | 教室関連
今日は10月教室の初日。
今週はかなりハードで、教室初日というのは
結構気が張る。終了後別件の締め切りに向けて
猛ダッシュをかけ、FAXで送って夜の教室。

共に無事に終わり、一安心である。

今ちょっと脱力状態である。

教室は無事に(?)好評のようだった。

夜の部のあるお客様が「食べて元気が出たっ、て
感じ。これから帰ってモーレツに仕事します」と
おっしゃっていた。

元気になって帰っていただく。

これぞ「心身元気になる料理生活」をモットー
にしている冥利に尽きるというものだ。

ところで自慢のようで恐縮だが丁寧に淹れたコーヒーで
作るアイスコーヒー(今回の教室ではフロート)って本当に
美味しいなあ、と今日改めて思った。

すぐにできることでいつもよりぐっと幸福感が
増すこと、そういうことは料理の中にはたくさん
あるので、そういうことを見つけ出して提案していく
のが今の私の仕事だと思う。

さて先ほどTVに槇原敬之さんがHOME MADE 家族と
出ていて対談をしていた。
マッキーの腰の低さはすごいなと思う。
「実るほどに頭を垂れる稲穂かな」という言葉を
思い出した。

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最近好きなCM

2005-10-06 | その他
ごく最近はあまりオンエアされていないが
ハーゲンダッツのバニラのCMはとても好きだ。
すごくよく考えられているCMだと思うのは
私だけだろうか。

画面では
スプーンでほど良い硬さのバニラアイスをすくう。
スプーンのはじのアイスがほんのちょっと溶けている。
その溶けかかった感じが滑らかで濃そうでなんとも
美味しそうだ。
絶妙なシズル感が出ていると思う。

そしてコピーは「もう一度恋に落ちる」である。

これもなるほど、と唸る。
バニラアイスってアイスクリームの基本というか原点
というところでみんなが知っているからこそ
逆に飛びついてもらうのが難しそうである。

新製品「キャラメル」とか「メイプル」という方が
「食べてみたいわ!」と飛びつきやすいと思うのだが
バニラは「知ってる」し「シンプル」なだけに
CMでは本当の上質な美味しさに惚れ直して欲しい
ということで(多分)「もう一度恋に落ちる」という
コピーなのだろうと勝手に解釈したのだ。

美味しさを見た目で伝えるということでとても
興味深く拝見したのであった。

11月の教室は「旬を味わう 豆と米」「我が家自慢の焼き
餃子」の2本立てです。詳しくはこちらをどうぞ!↓
http://yfood.net/food/school/school05-9-10.html

カリスマの美容法

2005-10-05 | その他
TVで以前紹介していた「化粧のノリを良くする美容法」
を時々実践し、何を隠そう今日も実践してみた。

これはかの美肌のカリスマ、佐伯チズさんが紹介なさっていた
方法だ。もしかするとややうろ覚えで紹介された通りではないかも
しれない。だが、しっとりしてとても良いのでちょっと書いてみる。

洗顔後、ティッシュを軽く丸めてそこに化粧水をたっぷり含ませ
ゆっくり広げて顔にパックするというもの。5分くらいしたら
はがす。これだけである。

顔に貼り付けるとき空気穴を鼻、口と目に切り目を
作って開けるので鏡で見ると結構怖いが
パック用のコットンに比べて気軽だし薄い紙である分、
化粧水も少量でもしっかり肌に回って無駄がない。

興味のある方は氏の著書に詳しく紹介されていると
思うのでご覧になるときっと良いと思う。

さて、11月のメニューが決定、明日の午前中にはサイトに
アップします。
11月は前から告知していた「焼き餃子」3種を紹介する予定。
以前餃子でTVに出させていただきましたがそのときの
「海老マヨネーズ餃子」も紹介します。
番組HPのレシピとはちょっと違うのですでに試した方でも
新たな発見があると思います。

またもうひとつは「旬を楽しむ:豆と米」と題しまして
小豆を使った粒餡、和菓子作りと新もち米を使った
中華おこわです。年に一度収穫後の新物を料理して
いただこう、という企画です。

http://yfood.net  サイト中央10月11月の案内として
明日UPです。よろしければぜひご覧下さい。
※今週末の「手作りピッツア」は土曜日午前中のみ受付。
あと2つお席があります。

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http://www.mag2.com/m/0000090890.htm

縁のある人、縁のない人

2005-10-03 | その他
以前、昔お世話になった経営コンサルタントの人と意外な
ところで再開したことがあった。
そのときその人は「縁のある人とはまた会えんねん。」と
おっしゃった。

最近その言葉にとても納得する。
こちらが熱烈にラブコールを送ってもいつの間にか
音信不通になって未だ再開できていないこともあれば
なぜか色々なタイミングで会えたり一緒に仕事が
出来たりすることもある。

つい先日懐かしい人から連絡をもらった。
その人はフォトグラファーで今度個展を開くと
いう。
懐かしいとは言っても一度お仕事をご一緒させて
いただいただけなのだが思い出してくださり
連絡を下さったのはこれもまたご縁だ。

さらに言うなら今良い関係でいられる、と思う
お客様(個人、法人問わず)とはやはり
ご縁の積み重ねだと思う。
たいていすぐにベストの関係にはなれないものだ。

また、想いとは関係なく例えば転勤とか環境の変化で
縁が途切れてしまうこともあるので繋がっている
というのは本当に貴重な確率なのだと思う。


※今週は金曜、土曜が昨年大変好評だったクラスの
リバイバル「手作りピッツア」です。
金曜の昼は満席。夜はあとお1人、土曜日も若干お席があります。
興味のある方はぜひどうぞ!
http://yfood.net  サイト中央10月の案内からすぐに
ご覧になれます。


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「栗」の中は虫多し!

2005-10-03 | 教室関連
今日夫が遠出から帰ってきて土産に野菜やら
果物やらを買ってきてくれた。

その中の「栗」を剥いて栗ごはんに使うか
甘煮にしようと思って剥き始めたところ
かなりの率で虫がいた。
結構大きいのもいるし、しかもまだ生きている。

剥いていてもびくびくしてしまうので
虫にはかわいそうだが茹でて剥くことにした。

硬めに茹でて皮を剥く。
削り取る分は多いが皮が柔らかい分作業は楽だ。

それにしても栗の虫というのはどの時点でつくのか?
どう扱うと良いのかなど知りたかったので調べてみると
虫は「クリシギゾウムシ」という虫らしい。
成虫は「ゾウムシ」と名前の通りメスは長くて細い
象の鼻のような口を持っている。その口で穴を開け
卵を産むらしい。

聞くところによるとたいていの栗には薬剤を撒かなければ
ほとんど虫が卵を産むらしい。
そして実が落ちて時間が経てば経つほど幼虫は実の中で
育ち大きくなってしまう。

だから拾いたての実はすぐに加熱するのでなければ
水に漬けたり冷蔵したりするのが良いらしい。

今回のは拾って常温で時間が経ってしまった分、虫が成長
してしまったということだろうか。

またひとつ勉強になった。

以前京都のたけのこの産地の人に教えてもらったこと
を思い出す。
「掘ったらすぐ茹でないと駄目だよ。夕方までなんて
とんでもない。今茹でなさい。数時間でもどんどん
えぐみが増すのは分かるよ」と言われ、その通りだった。

旬のものをなるべく食べよう。そしてその扱い方も
しっかり理解しようと思ったのであった。

さて今週は金曜、土曜が昨年大変好評だったクラスの
リバイバル「手作りピッツア」です。
金曜の昼は満席。夜は若干、土曜日も若干お席があります。
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初「ランチ研究会」

2005-10-02 | 教室関連
今日は当教室の記念すべき野外学習(?)第一回目
「ランチ研究会」でした。

当教室もこの10月末で2年経ち3年目を迎えます。

より食・料理への興味を高めて頂きまた会員の方同士
の親睦を深めるという目的で開催しました。

今回の場所は鎌倉。ランチと散策です。

ランチは長谷の1軒家フレンチの「WATABE」さんへ
行きました。

お料理はもちろん美味しかったのですが落ち着けて
非常に話も弾んで良かったです。

そのあとは散策しながら鎌倉駅に戻ります。

途中市場で鎌倉野菜を買ったり市場内のコーヒーと
自家製パンの美味しいお店でコーヒーをいただいたりも
しました。
実はこのお店、以前雑誌に「コーヒーの美味しい店」と
して紹介されていたのでとても気になっていました。
香り良く後味もよく非常に美味でまたお店の雰囲気が
とても個性的でした。

距離にするとかなり歩いたのですが町並みは風情があるし
空気は適度にひんやりと気持ちが良いし、お店も個性的
なところが多く楽しんで歩けました。参加された皆さんは
どうだったでしょうか。

初対面同士の方も打ち解けていただけたようで、こういった
機会をまた持ちたいと思います。今回残念ながら参加
できなかった方も次回是非ご参加いただきたいと思います。


画像はとろけるようにほぐれてふっくらとした肉の食感が大満足
の「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」赤ワインのリゾット添えです。


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最近はまっている漫画

2005-10-01 | 教室関連
最近漫画は佐々木倫子さんの作品にはまっています。

横浜市中央図書館には漫画もあるのですが
ある日たまたま手にとって読んだらとても面白くて
以来はまってしまいました。

その作品とは「Heaven?~極楽レストラン」です。

自己中心的ななぞの女性オーナーと彼女がスカウトしたスタッフ達が
墓地の中のフランス料理店「ロアンディシー」を舞台に
繰り広げる物語です。

シェフがスランプに落っこちてしまう話とか、
お客さんがまったく来ない時期にあらゆる手を
使って集客しようとする話とか、なかなかリアルで面白く
描かれています。

作者つながりで「おたんこナース」も読んでいます。

まったく別の業界の話ですがこちらもとてもリアルで
(原作は違う方ですが)面白くあっという間に読みきって
しまいます。

日中人にまったく会わないことも結構あるせいか
夜は気分転換というかやたらヒューマンなものが
読みたかったりTVで観た買ったりします。

そんなときは漫画というのは分かりやすくて
意外にどっぷり浸れて良いのです。



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