今年はかなり暖冬です。
朝から少し晴れ間も出て来ましたので、散歩でカメラ持って撮って見ました。
自宅より近くの入口に沖縄のシーサーが・・・早速パチリと
今回のレンズはLEICA D VARIO-ELMAR 14-50mm / F3.8-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
絞り5.6シャッター速度1/125の手動で・・・期待を裏切らないレンズです(笑)
早く暖かくなるといいのですがね!
散歩から帰り、まずはBGMにグスタフ・レオンハルトの弟子に当たる
ケネス・ギルバードのゴルトベルク変奏曲を聴いてみます。
クリスマスはどの曲が筆者はききたいか?
なんて自問してみますと、まず、バッハのクリスマス・オラトリオ?
この曲は1月6日頃までの曲なので、
筆者はやはりゴルトベルク変奏曲がいいかな?
別にクリスマスとは関係ありませんが・・・・・
やはり聞くなら、本家も聞かなくては?
今回は筆者が昔良く聞いた(独)ハルモニア・ムンディ盤の
グスタフ・レオンハルトのゴルトベルク変奏曲 全曲を聴いてみます。
当時はアルフィーフ盤のカークパトリックやカール・リヒターで良くききましたが、
古楽器で奏でる(独)ハルモニア・ムンディ盤もいぶし銀のように思えました。
グスタフ・レオンハルト(Gustav Leonhardt オランダ語発音, 1928年5月30日 - 2012年1月16日)は、
オランダの鍵盤楽器奏者・指揮者・教育者・音楽学者。
ピリオド楽器による古楽演奏運動のパイオニアに して中心人物であった。
各種の鍵盤楽器によって録音を残しているが、とりわけチェンバロ奏者・オ ルガン奏者として名高い。
83歳でお亡くなりなり、良く日本にも来日されたようであります。
現在の主要なチェンバロ奏者の多くはレオンハルトの弟子または孫弟子である。
独ハルモニア・ムンディレオンハルトは、古楽の演奏史において、
当時の楽器や楽譜に戻って演奏すること、
そんな中で、レオンハルトは歴史的オルガンやチェンバロを使用した上に
、ノン・レガートな楽器であるチェンバロで、
タッチの時間を微妙にずらすことによってテンポを微妙にゆらした、アクセントをつけた演奏を行いました。
博物館に残されていたオリジナル楽器の研究や、それらを使っての本格的な演奏、
「現代的」な古楽器を使っての演奏スタイルの確立など、
現代の主流となっている古楽演奏のすべてはレオンハルトに始まると思います。
そのテンポ・ルバートが“古めかしい”とか“わざとらしい”など、
避難する声の方が強かったようですが、レオンハルトはそれに屈することなく、
ブリュッヘンやアーノンクールらとともに演奏活動を続け、現在に至っています。
レオンハルトについては色々な評価があるとは思いますが、少なくとも、
歴史チェンバロの魅力を一般に広め、
現在の古楽器による様々な演奏の基を作ったという点だけでも、
感謝してもしきれないぐらい、大きな存在であるように思われます。
ゴルトベルク変奏曲 全曲 グスタフ・レオンハルト BACH Goldberg Variations (complete)Gustav Leonhardt(audio)
チェンバロという楽器は大変音の小さな楽器のようです。
そのためか、 はっきり音をとらえようとしてマイクを近づけて録音することもよく行われるようで、
そうなるとワタ リガラスの羽軸かデルリン樹脂かの爪で真鍮や鉄の弦を引っ掻くその構造から、
大変金属的な音に収録されてしまう ことも多いように思います。
とくに速いパッセージではガシャガシャとせわしなく、 耳に痛く感じます。
しかしレオ ンハルトの使用している楽器は18世紀前半のフランドルの
製作者ドゥルケンを模したマルティン・スコウロネック 製作のものと記され、
現代ドイツのものであるにもかかわらず音は大変繊細です。
録音もやかましくなく、速いパッ セージ、
特にピアノではグールド以降猛烈に弾かれる変奏部分も ゆったりとしていてなごみます。
小さなボリュームでかけておくと、なんとも心 落ち着きます。
皆さんそれぞれの楽しいクリスマスをお楽しみ下さい。
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