伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

少し古いがアイダ・シュトゥッキ(Aid a Stucki)のヴァイオリンの音色を聴く

2018年12月18日 | クラシック音楽・オーディオ

今年は例年に比べ比較的に全体の仕事量を軽減した、特に12月度は余裕がありひたすら音楽を聴く時間が多くなった、筆者のMac ProのiTunesのソフトを入れ替えてみた、すると若干だが高域全体が良く響く、不思議である?

本当は最新のMacで最新のiTunes(12.8)のソフトが良い音がすると聞きますが・・・

未だ実際には聴いていません、筆者のMac Proは古く、2010ですので最新版のアップデートは不可。此の筐体も今や過去の遺物になっている、これ以前のMac Pro2008も未だ現役です。2008以降のMacProはSSDの512G HDに交換して未だ十分使用可能と思います。

やはりMac Proには安定性がありメモリー48GもHD全体で5テラ余るほど積んでいるので2ギガ程の写真も快適に動く現在このPCはAi・Ps・Office等を入れ作業しているが未だ現役である、故障したら次はスペック、価格もHDはSSDにすればiMacで十分かなと思う?

現在2014のMacAirがあるがMac Proと比べるとスピードは全く遅い、最新の音楽関係のデーターは移動を考えています。現在筆者はUR22のオーディオ・インターフェースを使っているが、入れ替えの時期と思っている。

最近英国のコンソール・ブランド「audient」は、クリエイターの集中力を損なわせないシンプルな操作性と最高のオーディオ品質を同時に提供するオーディオ・インターフェース「iD22」Mac OS10.6.8 以降対応とあり一度試聴したいものだ。独のRMEと何方がいいのか?

オーディオ・インターフェースの最適な機種はどの機種が良いのか迷う?でもヴァイオリン等の弦楽器を聴くには筆者の持つ(AXIOM80 TANNOY)から聴こえる音は良く鳴ってくれ、美しい調べが奏でる。

此のような曲の音出しは(AXIOM80 TANNOY)はお得意のようである。

少し古い演奏だが好きなヘルマン・シェルヘン指揮のベートーヴェン交響曲を聴くうちに・・・・・・・・

数ある作品の中より、ベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲」Op.61アイダ・シュトゥッキ(Aida Stucki - Piraccini)の演奏を聴く、原盤は演奏は78回転盤(重く、割れやすい、アセテート盤と思う)筆者の実家にまだ親父が聴いていたアセテート盤が数あるが、不可視竹を削り、聴いた懐かしい音色に・・・・声も出ない・・・・・・!。

タンノイの10寸とAXIOM80相性は良く、変化に驚きつくづくエンクロージャー次第で音は変化するようだ、音としては聴こえないがスーパーツィーターの威力か?

でも最近は馴染んできたのか?実に良く響く様になった。

以下はデーター詳細です。(ベートーヴェン)ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61

アイダ・シュトゥッキ(Vn)

ヘルマン・シェルヘン指揮&チューリヒ・ベロミュンスタースタジオ管弦楽団(録音:1949年12月30日 モノラル

(J.Sバッハ)ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042

ワルター・バリリ (Vn ヘルマン・シェルヘン&ウィーン国立歌劇場管弦楽団 

(録音:19537月 モノラル)

その演奏の美しさに驚く、独創はマイクに近いようで鮮明に聴こえる。その音には何とも言え ない気品もあり、又嬉しいことにバッハのBWV1042ヴァイオリンコンチェルトの演奏が良い。調べてみると、アイダ・シュトゥッキ=ピラッチーニ(Aida Stucki - Piraccini.1921219201169日)は、エジプト出身のヴァイオリン奏者。

又あのアンネ=ゾフィー・ムターの先生としても有名だそうです。

ムターとの出会いは1974年ヴィンタートゥールでムターがメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾いたとき(当時ムターは11歳)演奏の直前に楽器の調子が悪くなり、それを救ったのがシュトゥッキだった。これがきっかけとなり、ムターは彼女に教えを乞うようになったと言われる。

勿論お得意のモーツアルトを聴くと流石ムターの先生と理解した。少し他のアイダ・シュトゥッキ演奏を探し聴くが、あとはアイダ・シュトゥッキが弾くブラームスのヴァイオリン・ソナタOp.78雨の歌と素晴らしい演奏が聴けた。無駄な音も無く、芯のある、スッキリした清楚な音が聴け納得できました。

アンネ=ゾフィー・ムターが生涯の師と慕う” アイダ・シュトゥッキが弾く、モーツァルト録音集「私にとっての特別な先生は、生涯を通じて私にインスピレーションを与え続けてくれています。」

アンネ=ゾフィー・ムター1921年カイロ生まれのアイダ・シュトゥッキは、スイスのヴァイオリニスト。アイダの名は、美声の持ち主でイタリア・オペラをこよなく愛した、シチリア出身の母によって授けられたもの。まず、ドイツの指揮者、ヴァイオリン奏者エルンスト・ウォルタースに師事。

さらにカール・フレッシュに、また、バルトークと親交のあったシュテフィ・ガイヤーにも師事しています。

ソリストとしての活動のほか、室内楽ではクララ・ハスキルとも共演、ピナ・ポッツィとはデュオを組んでいますが、なにより、シュトゥッキの名をわたしたちに強く印象づけることになったのが、教え子アンネ=ゾフィー・ムターの存在であろう。

アイダ・シュトゥッキのアーティストとしての評価は、避けては通れないものであると同時に、遅れてもいます。

彼女の芸術的手腕は時間を超越してインスピレーションを与えてくれるものです。彼女の解釈は魅惑的な音色と、作曲家の願望に深い洞察に結びついた彼女個人の本能をも含んでいます。この偉大なるヴァイオリニストを心から賞賛します。とあるが聴けば納得出来るでしょう。

【収録内容】

ヴァイオリン協奏曲集

・第1 変ロ長調 K.207、第2 ニ長調 K.211

 グスタフ・ルント(指)シュトゥットガルト・プロ・ムジカ管弦楽団[1951年]

・第3 ト長調 K.216

 エーリヒ・シュミット(指)ベロミュンスター放送管弦楽団[1959年ライヴ]

・第4 ニ長調 K.218

 エーリヒ・シュミット(指)チューリヒ放送交響楽団[1971年ライヴ]

・第5番イ長調 K.219「トルコ風」

 エーリヒ・シュミット(指)チューリヒ放送交響楽団[1959年ライヴ]

・第7番ニ長調 K.271a(疑作)

 ヴィクトル・デザルツェンス(指)ローザンヌ室内管弦楽団[1950年]

・協奏交響曲変ホ長調 K.364

 ヘルマン・フリードリヒ(Va)、ピエール・コロンボ (指)チューリヒ放送交響楽団[1958年ライヴ]

ヴァイオリン・ソナタ集

24 ハ長調 K.296/第25 ト長調 K.301/第26 変ホ長調 K.302/第27 ハ長調 K.303

28 ホ短調 K.304/第29 イ長調 K.305/第30 ニ長調 K.306/第32 ヘ長調 K.376

33 ヘ長調 K.377/第34 変ロ長調 K.378/第35 ト長調 K.379/第36 変ホ長調 K.380

40 変ロ長調 K.454/第41 変ホ長調 K.481/第42 イ長調 K.526/第43 ヘ長調 K.547

以上すべてクリストフ・リースケ(P

1977年スイス・ヴィンタートゥール、シュタットハウスにおけるライヴ]

シュトゥッキを語るとき、この言葉以上にたしかなものはないでしょう。ピリオド原盤(第1、第2、第7番)とライヴ音源とで協奏曲が全曲揃うほか、ソナタも16曲とモーツァルトばかりまとめてCD化されるのはなんとも喜ばしいこと。

ムターがここまで云うほどのヴァイオリニストとは聴けば納得します。本日は全体を聴きましたが今後ヴァイオリン・ソナタを何度も聴くうち名曲が現れるでしょう。高弟ムターがこよなく敬愛するヴァイオリニスト、アイダ・シュトゥッキの放送用ライヴ録音集ドイツ・レコード批評家賞を受賞した、

モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲全集&ソナタ集」

前作に引き続きこのたびも大半を占めているのが、シュトゥッキの母国スイスの放送局を中心に収録した放送用ライヴ音源の数々。同じスイスの名手フライと組んだブラームスのソナタ全曲ほか、「ピラッチーニ=シュトゥッキ・クヮルテット」として知られるアンサンブルの演奏なども含まれ、充実の復刻内容となっております。

今後も試聴し気に入れば紹介していきたいと思います。

以前予約した音楽の友の社から本日発売のムック本「朗音!真空管アンプの愉悦: 特別付録:ラックスマン製真空管ハイブリッド・プリメインアンプ・キット」の発送の知らせが届く。

Amazonではすでにプレミヤムが付き¥25,000になっていた(驚)ブラボー!

追伸

注文品が届く、後日アイダ・シュトゥッキのCD3枚組が届いた。

高弟ムターがこよなく敬愛するヴァイオリニスト、アイダ・シュトゥッキの放送用ライヴ録音集 3枚組の中より特におすすめは

【収録情報】

『アイダ・シュトゥッキ Vol.2/放送用ライヴ録音集』
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108
 アイダ・シュトゥッキ(Vn)、ワルター・フライ(P)
 録音:1972年 チューリヒ放送スタジオ(放送用ライヴ)

筆者が特に絶賛するのはOp.78『雨の歌』が素晴らしく良かった。

ムター曰く「私にとっての特別な先生は、生涯を通じて私にインスピレーションを与え続けてくれています。」

9歳のときにアイダ・シュトゥッキに師事することになった、世界的なヴァイオリニストのアンネ=ゾフィー・ムターがこのように敬愛してやまないシュトゥッキの魅力に浸れるすばらしいセットかも知れない。筆者の秘蔵盤になりそうである。