AIRBOW ウェルフロートボード WFB-A4導入後、しばらく聴き、置き方を変えて試聴する。ソプラノの音が大変綺麗に聴けるようになった透明度がました感じだ。
色々配置を変えて聴いたが、指向性の良いこの置き方が最良のようでした、それとスピーカーのサランネットを取ったのがより指向性は増した。このような状態が一番良く聴ける、最初白色は異様に感じたが最近はあまり感じなくなった。
低域もそれなりに素直に鳴る、太鼓の音も切れよく今まで以上に聴こえる、でもロック系統のドラムは苦手のようだ!
まず音が若干大きくなりました。体感で感じるヴォリュームは1割程かな?実測データーはありません。音の響きも増し、金管や木管がきれいに鳴ります。全体的に音が引き締まりまり,かつ音場が広がり,奥行き感が出てきます。
このあたりは流石真空管アンプの特質で音が生々しくリアルに聴こえる、石のアンプの違いの特徴でもある、勿論音の定位もよくなっていると思います。低音は歯切れよくなりました。特にコントラバスの音が好ましい方向になり、
今まで弦楽器が上手くなるとピアノがに不満が出、逆にすると弦に不満がでたが、これで丁度良い塩梅になり音楽を聴くのが楽しくなる。特に人の声のソプラノは一層透明度が増し、オペラ好きには堪りません。音の雑味や歪み,濁りなどがなくなり,スピーカー本来の音が再生されたのでしう。
以前ウェルフロートボードを使うと筆者の苦手なアキュレット過ぎる音になるのではと心配もしたが使うと納得出来ました。音楽を楽しむ筆者に取りまして、KEF Q300ののポテンシャル以上の音を出した感じがした。
これは筆者の部屋で使った感じた事です、条件により違うとは思いますが、レコードプレイヤーのインシュレーターの代わりに使うのは効果ありそうです。
新しい古楽器使用のアンサンブル ピグマリオンEnsemble Pygmalion/ラファエル・ピションRaphaël Pichon指揮を聴くヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)12のピアノ変奏曲 ハ長調K.265 (300e)〔作曲〕 1781年か82年?
この曲の主題は「きらきら星」という歌でよく知られた旋律であるが、もともとは次のような歌詞で歌われていた、ピアノ変奏曲 ハ長調K.265は、きらきら星変奏曲は原題を直訳すると、『フランスの歌曲「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲』となるフランス民謡「シルヴァンドルの愛 Les amours de Silvandre」である。
Ah! vous dirai-je Maman, 何から話そうかしら、お母さん、
Ce qui cause mon tourment. 悩ましいわ
Depuis que j'ai vu Sylvandre 私シルヴァンドルに
Me regarder d'un œil tendre, やさしく見つめられてから
Mon cœur dit à chaque instant, 私の心はいつも聞くのよ
Peut-on vivre sans amant ? 「恋人なんかなくていいのかい」って
この作者不詳の歌は1760年代にはパリで広く愛好されていたらしく、1761年刊行の歌集をはじめとして、その後に出版された各種の歌曲集に収録されていた。
それだけ愛好され誰でも知っている旋律であることから、1770年以降は変奏曲の主題にも使われることが多かったという。 モーツァルトがいつ何の目的でこの主題をもとにピアノ変奏曲を書いたのかわかっていない。
ケッヘルは最初1776年の成立と推測し、K.265に位置づけていたが、その後の研究により「モーツァルトが(母と二人で)パリ滞在していた」1778年の夏に書かれたものと見直され、K.300eに置かれた。 これは是非一度は歌曲で聴いて頂きたいと思う曲でもある。
皆さんご承知の曲をサビーヌ・ドゥヴィエル(ソプラノ)が歌うモーツァルトが良い。
● バレエ音楽『レ・プティ・リアン』 K.299b~序曲
● 『ああ、お母さん聞いて』K.265
● 『寂しい森の中で』 K.308
● パントマイム『パンタロンとコロンビーネ』 K.446~アダージョ
● レチタティーヴォとアリア『アルカンドロよ、私は告白しよう・・・どこより訪れるのか私は分からぬ』 K.294
● アリア『ああ、できるならあなた様にお教えしたいものです』 K.418
● レチタティーヴォとアリア『テッサリアの民よ・・・私は求めはいたしません、不滅の神々よ永遠なる神よ』 K.316
● アリア『わが感謝をうけたまえ、やさしい保護者よ』 K.383
● アダージョ ヘ長調 K.410
● アリア『すでにやさしき春はほほえみ』 K.580
● 歌劇『魔笛』 K.620~『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』
● 英雄劇『エジプトの王ターモス』 K.345~第5番:間奏曲
● 歌劇『魔笛』 K.620~僧たちの行進
● ソルフェッジョ K.393~第2番
● ミサ曲 ハ短調 K.427~『聖霊によりて』
サビーヌ・ドゥヴィエル(ソプラノ)
アルノー・ディ・パスカル(フォルテピアノ、オルガン)
アンサンブル・ピグマリオン(ピリオド楽器オーケストラ)
ラファエル・ピション(指揮)
録音時期:2015年1月
録音場所:パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
あとは有名なフィガロの結婚は絶賛に値する。
有名な序曲に続いて、フィガロのアリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」、ケルビーノのアリア「恋ってどんなものかしら」など、このオペラはモーツァルトのすばらしい音楽であふれています。そして、どの曲もとても軽やか。日頃のストレスなど吹き飛んでしまうような、生命力のある音楽を聴くことができます。物語の内容は、ロッシーニのオペラ『セビリアの理髪師』の続きとなっています。
『セビリアの理髪師』は、アルマヴィーヴァ伯爵が結婚するまでの話です。フィガロとスザンナは婚礼の準備をしています。一方、スザンナは「伯爵のお気に入り」です。伯爵はスザンナをものにしたいがために、「初夜権の復活」を企んでいます。フィガロとスザンナはそれを阻止しようとします。
フィガロ(バリトン) 伯爵の家来。スザンナと結婚予定。スザンナ(ソプラノ) 伯爵夫人のお手伝いさん。フィガロと結婚予定。伯爵(バリトン) スザンナを気に入っており、「初夜権」の復活を企んでいる。伯爵夫人(ソプラノ) 伯爵の自分への愛が冷めてきたことを嘆いているケルビーノ(メゾソプラノ) 伯爵のお世話係。すぐ女性に恋をしてしまう思春期の少年。そして『フィガロの結婚』では、伯爵は既に結婚しており、フィガロ(セビリアの理髪師)が結婚する物語を描いています。
オペラ『フィガロの結婚』は、日本でもよく公演が行われていますがこのオペラ、実にいろいろな伏線が仕掛けられていて、一度観ただけでそのすべてを理解するのは難しいほどです。そしていたる所に「笑い」が仕込まれています。
勿論全曲ではありませんが第1幕(フィガロの結婚)だけでも思わず聴いて見ました。
モーツァルト:LIBERTA!(自由!)~3幕から成る想像上のドラマ・ジョコーソ
第1幕~熱狂の日(フィガロの結婚)
1. 序曲~『騙された花婿』 K.430(424a), 1783-84年より
2. 四重唱「ああ、なんという冗談!」~『騙された花婿』 K.430 (424a), 1783-84年より
3. アリア「このような美しい瞳が他にどこにあるだろうか」(『騙された花婿』より)
4. セレナータ「わたしの名を」(パイジェッロ:『セヴィリアの理髪師』, 1782年より)
5. レチタティーヴォ、アリア「わたしの美しい恋人…いかないで、愛しいひと」 K.528, 1787年
6. カノン「私のいとしい人、私の偶像よ」K.562, 1788年
7. アリア「女はいつもこう言う」~『カイロの鵞鳥』K.422(未完), 1783 年より)
8. カンツォネッタ「静けさがほほえみながら」K.152 (210a), 1775年
9. 二重唱「私には言えません」~『イドメネオ』 K.366, 1786年版より
10. ノットゥルノ「いとしい人よ、もしあなたが行ってしまったら」K.438, 1786年頃
第2幕~罰せられた放蕩者(ドン・ジョヴァンニ)
第3幕~恋人たちの学校(コジ・ファン・トゥッテ)と続くが
ザビーヌ・ドゥヴィエル(ソプラノ)
ショブハン・スタッグ(ソプラノ)
セレーナ・マルフィ(メゾ・ソプラノ)
リナール・ヴリーリンク(テノール)
ジョン・チェスト(バリトン)
ナユール・ディ・ピエロ(バス)
ピグマリオン
ラファエル・ピション(指揮)
毎回凝ったコンセプトのディスクと切れ味抜群の演奏で人気急上昇中の、ピション&ピグマリオン。
勿論J.S.バッハ:ミサ・ブレヴィスのすべて(全5曲)~BWV.233-BWV.236、
等好きなバッハもあり目が離せない、今後の活躍を期待する、ブラボー!