伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

CaféZimmermannの演奏について聴く、これが当時のような演奏スタイルかもしれない。今年も「序曲」の検証。

2020年01月02日 | バロック音楽・オーディオ一般


2020年新しい歳を迎える、何事もなく無事に年越ししました。

毎年恒例の年末は仕事で早朝に帰宅のため朝は昼過ぎとなり、ゆっくり風呂に浸かる。昨年ネットで購入した、鯨海酔侯と称した山内容堂の名前から採ったような酔鯨 (すいげい)を頂く。


何時もは東北地方の酒が多いが、今年は珍しく土佐のお酒の口開けと相成る我が家の元旦。辛口とは言え丁度良い塩梅の味、勿論冷酒で、テレビ番組も興味はなく早速自室で音楽三昧を・・・・

新しい年を迎えウィーン・フィル ニューイヤーコンサートを聴く、早速昨年購入の音楽之友社FMチューナー(LXV-OT8)でエアーチェック、勿論最近はMacProからNHKよりダウンロードしてもエアーチェックできるがPC音楽も良いが音質が硬い。



筆者には室内アンテナで繋いだLXV-OT8のTelefunken刻印付きの(12AU7)で聴く、音楽が自然に感じる、LXV-OT8本体より高く、1本価格は高額でペアーでの価格は福沢さん3枚以上した。

それにしても刻印付きのTelefunkenは大変高額であった、国産品程度で十分かと思うが・・・・・・?支那の安価品と比べ古い国産品の程度は相当高いと思う。


fmでの新春コンサートより、ウィーン生まれのヴァイオリニスト、指揮者のウィリー・ボスコフスキーのDECCA盤のCDが新春らしく響くのは何故か?

でもヴァイオリンを弾きながら指揮は筆者にはどうも2〜3曲で飽きてしまう。正月早々のウィーン・フィル の響きは雰囲気も大変素晴らしいが、そうなりますとやはりバッハを落ち着いて聴きたくなる。


管弦楽組曲(かんげんがくくみきょく)。または「序曲」(じょきょく)だ。ドイツ語: Orchestersuite, Ouvertüre, フランス語: Suite d'orchestre, Ouverture,英語: Orchestral Suite, Overture現代風に言えば管弦楽団の指揮いるオーケストラ演奏に近く、バッハは弦楽器を演奏しながら指揮したとも言われる。

BWV1068などは金管楽器、テンパニーなどの構成で派手目の演奏は正月らしくも聴ける!


昔は当然バッハの演奏は鍵盤楽器と思っていたが違っていたようだ。またこの曲はケーテン時代に作曲したと言われるが後に相当手直しをした今の曲に完成されたと言われる、後にこの曲は、BWV110としてカンタータとして親しんだようです。


CaféZimmermannまたはZimmermannsches Kaffeehausは、ライプツィヒのゴットフリートツィンマーマンのコーヒーハウスであり、 バッハカンタタスのリストの多くの最初のパフォーマンス、たとえばコーヒーカンタータ ( シュヴァイク・スティル、プラウダート・ニヒトBWV211 )、および楽器の作品の背景を形成しました。


1723年、バッハはライプツィヒに移りました。ライプツィヒの最大で最も任命されたカフェハウスであり、中流階級と紳士の中心でした。 

女性は頻繁に喫茶店を開くことを禁じられていましたが、ジマーマンズでの公開コンサートに参加することもできました。喫茶店は14カタリネン通りにあり、ライプチヒで最もエレガントな通りで、 ブリュール(ライプツィヒ)と市場をつないでいた。 
通りの名前は、1544年に取り壊された古い聖キャサリン礼拝堂から取られました。テレマンとバッハの時代には、通りの名前だけが残っていました。4半階のバロック様式の建物は、1715年頃にDoeringによって建設されました。

隣接する2つの部屋で構成され、1つは約8 x 10メートル(26フィート×33フィート)、
もう1つは約5.5 x 10メートル(18フィート×33フィート)。第二次世界大戦におけるライプツィヒの爆撃破壊されました。
ツィンマーマンは、夏の会場としてコーヒーガーデンも運営していました。


【カフェ・ツィマーマン】CaféZimmermann

18世紀、ライプツィヒの街にあったゴットフリート・ツィンマーマンのコーヒーハウスでは、毎週、テレマンが創設したアンサンブル「コレギウム・ムジクム」のコンサートが開催され、聴衆たちで大賑わいを見せていました。このコーヒーハウスの雰囲気を継承するべく、1998年に創設されたのがアンサンブル「カフェ・ツィマーマン」。

アルゼンチン出身のバロック・ヴァイオリン奏者アルゼンチン出身のバロック・ヴァイオリン奏者パブロ・バレッティとチェンバロ奏者セリーヌ・フリッシュが中心となり、固定メンバーだけでなく、さまざまな奏者たちが参加し、バッハやテレマンなどを演奏。バロック界における最も重要なアンサンブルとして世界中で活躍しています。



この16枚組は、彼らのALPHAレーベルにおける録音の集大成。得意のバッハをはじめ、リュリなどのフランスレパートリーでも目覚ましい演奏を聴かせます。リュリの管弦楽曲集やC.P.E.バッハのハンブルク交響曲集など、長く入手不可だった音源も収録しています。

カフェ・ツィマーマン(古楽器使用)
『さまざまな楽器による協奏曲』シリーズ全巻BOX(6枚組)バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全)、管弦楽組曲(全)、その他協奏曲さまざまカフェ・ツィマーマンの『バッハ:さまざまな楽器による協奏曲集』シリーズ全巻を聴く。

シリーズ名の「さまざまな楽器による協奏曲集」というのは、『ブランデンブルク協奏曲集 Concerts avec plusieurs instruments』の楽譜の浄書譜に記されていたフランス語タイトル―当時のドイツ貴族たちのあいだではフランス語がお洒落な言葉だったので、バッハもそれに倣ってフランス語でこう表題を書いています。

『ブランデンブルク協奏曲』全曲のほかに、『管弦楽組曲』4曲のほか、複数のチェンバロを使う協奏曲も収録、さらにBWV1055 にいたっては「チェンバロ協奏曲版」と「復元オーボエ・ダモーレ版」の双方を聴き比べられるという凝りようです。

筆者が聴く演奏者の中でも実にテンポも良く演奏も優れ良く聴きます。


【収録情報】
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685~1750)
  ・オーボエ協奏曲ニ長調BWV1053a
  ・序曲(管弦楽組曲)第3番BWV1068
  ・序曲(管弦楽組曲)第4番BWV1069
  ・ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046、など・・・

パブロ・バレッティ、アマンディーヌ・ベイエール、ダヴィド・プランティエ(vn)
ディアナ・バローニ(ft)
ミヒャエル・フォルム(bfl)
パトリック・ボジロー、アントワーヌ・トリュンチュク(ob)
ハンネス・ルクス(tp)
トーマス・ミュラー、ラウル・ディアス(hr)
セリーヌ・フリッシュ、ディルク・べルナー、アンナ・フォンターナ(cmb)他
カフェ・ツィマーマン
アンサンブルは設立され、セリーヌ・フリッシュとパブロ・ヴァレッティが共同監督しています。 


セリーヌ・フリッシュ(チェンバロと芸術的演出)セリーヌ・フリッシュはマルセイユに生まれ、エクス=アン=プロヴァンス音楽院でチェンバロを学び、その後、バーゼル(スイス)の名門スコラカントールムに入学しました。 2002年、彼女はフランスのクラシック音楽大賞の1つであるヴィクトワール・ド・ラ・ムジークのクラシックに選ばれた最初のチェンバロ奏者になりました。 

2009年に、彼女は「フランスの文化遺産の充実への重要な貢献」で芸術と文学の騎士になりました。 JSバッハの音楽の彼女の演出は、批評家、国際的な報道機関、一般大衆から称賛されています。 

バッハは別として、バロック時代のフランス音楽、17世紀のイギリスのバージナリストの作品、またはドイツの音楽、そして現代の創作が大好きです。
彼女は、ディアパソンドール、チョコドゥクラシカ、グランプリドゥラカデミエドゥシャルルクロスなど、レコーディングでいくつかの賞を受賞しました。


パブロ・ヴァレッティ(バイオリンと芸術監督)

アルゼンチンで生まれたパブロ・ヴァレッティは、ブエノスアイレスのコロン劇場のオーケストラで最初にバイオリンを演奏しました。 その後、彼はバーゼル(スイス)のSchola Cantorumで初期の音楽を学びました。彼は定期的にソリストまたは最初のヴァイオリンとして演奏し、バロック様式の名門アンサンブルや、国際芸術団、Les Arts Florissants、Le Concert des Nations、ConcertoKöln、Hesperion XXIなどで活躍しています。


バルセロナのカタルーニャ音楽堂スペリオルとニース音楽院で。
彼は1758年のジョヴァンニ・バッティスタ・グアダニーニのバイオリンを弾いています。


マウロ・ロペス・フェレイラ(バイオリン)


デビッド・プランティエ(バイオリン)


パトリシア・ガニョン(ビオラ)


ペトル・スカルカ(チェロ)


ルデック・ブラニー(ダブルベース)


エマニュエル・ラポート(オーボエ)


カレル・バルター(トラヴェルソ)

1999年に設立されたカフェツィンマーマンは、フランスおよびその他のヨーロッパの主要なバロックアンサンブルの1つです。 


ヴァイオリニストのパブロ・ヴァレッティとハープシコルディストのセリーヌ・フリッシュが率いるアンサンブルは、18世紀のライプツィヒでのゴットフリート・ツィンマーマンの設立によって伝えられた芸術的雰囲気を蘇らせることに熱心なソリストを集めています。 

アンサンブルは国際フェスティバルでも演奏し、米国、日本、中国、南アメリカなどで国際ツアーを行っています。



CaféZimmermannは、コンサートやツアーに加えて、創造的な意識向上キャンペーンを通じて、バロック音楽をより多くの人に広めることを約束しています。
このメンバーのミュージシャンは、老いも若きも同じように、学校や病院で定期的に演奏しています!

今年も一枚も多く良い演奏に巡り合いたと願います、ブラボー!