朝、車で出かけようと思い、車庫に行くと左前輪がパンクしている、仕事でも車を使い3年経過で5万キロを走破したが、タイヤも最近交換し6ヶ月点検で車輪のローテーションを変えたばかりだ、此の車(トヨタスペイド)はバンタイプで大きな荷物も乗り仕事には重宝し、ノーマル車ですが燃費効率もよくリッター14キロ以上程走る。今回タイヤパンクは初めてでトランクを開け交換準備をすると、スペアタイヤは無く、パンク修復材がある、近くにガソリンスタンドがあるので、タイヤを外し自転車にタイヤを積みスタンドでパンク修復し交換した、スペアータイヤ無しの車は不便を感じた。
本日は午後から仕事で出かける、コロナ禍で仕事は随分少なくなったが、今月になり徐々に回復兆しの傾向あり、少しは安心している。
以前から愛聴のGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱にTANNOYの10吋を移植して聴くメインアンプはSV-501SEの300Bシングルで聴いているが、前段管には最初は装着済のエレハモ製から色々交換して聴くが最終には日立製作所製の6BM8が一番相性が良かった。以前SNSの友より日立製は是非一度聴くべきだと言われ探すが意外と品薄で縛らして見つけMT9ピンを交換して聴いたが、間違いなく音質は大変優れた記憶がよみがえる。
現在使用するLUX KIT/A3500のパワーアンプはMT9ピンのソケットはセラミックの物に交換し、発売当初は松下製が装着されて、少しヒステリックな感じがあり、細かなところの清掃をしMT管6AQ8/ECC85もSIEMENS管の新品が見つかり音質も向上し気分良く聴いていたが、ヤフオクを見ると中古の6AQ8/ECC85日立製作所のMT管の3本が格安で掲載されている、以前SV-501SEのアンプのMT管の成功例もあるので二匹目のドジョウんの六感が働き早速ポチしました。翌日宅配便にて到着します。勿論化粧箱も無く、裸にプチプチに巻いた状態で到着した商品、格安での入手などで文句は言えないようです。
早速金属部の足を歯磨き粉で歯ブラシを使い良く掃除する、その後コートロンで良く磨き接点回復剤を塗布し乾くまで放置し、SIEMENS管から日立製作所のMT管に交換し電源オン・・・。
写真を撮影して現像をすると少し驚く、何故か肉眼では感じなかったが、現像する写真は妙にガラス管の透明感が美しさを感じるは筆者だけかも知れないのは錯覚か、上記の写真で掲載の日立製品。
中古品の為メインスイッチを点灯し暫く珈琲を挽き淹れたての珈琲を頂く。香りを楽しみながら聴くには楽しみな・・・・・筆者の大好きな曲を。
勿論試聴するのは、バッハ:「ゴルトベルク変奏曲 BWV988」の練習曲。
詳しくは、クラヴィーア練習曲集の第4巻「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」として1741年出版。この曲の云われは、不眠症に悩むヘルマン・カール・フォン・カイザーリンク伯爵のために作曲し、バッハが音楽の手ほどきをしたヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルクが伯爵のために演奏したというフォルケルによる伝記は有名であるが、その真偽は定かではない。
この曲はピアノが主流となった時代から20世紀初頭まで演奏されることは少なかったが、ワンダ・ランドフスカがモダン・チェンバロによる演奏を録音し高く評価され、グレン・グールドのピアノ演奏による1956年のデビュー盤が世界的な大ヒットとなり、傑作として定着した。その後古楽器演奏が盛んになり花開いた練習曲の第4巻でオリジナルでの演奏が多い。
今回試聴は今月号「音楽の友」でも表紙を飾っている「郎朗(ラン・ラン)Lang Lang」1982年、中国・瀋陽生まれ。の「ゴルトベルク変奏曲 BWV988」を聴く。素晴らしい演奏でもあり素晴らしい録音でもあった。聞くところによるとレオンハルトにも(ラン・ラン)に「ゴルトベルク変奏曲 BWV988」は手ほどきは受けた模様のようです。実に良い演奏です。
これは聴けばわかるがニュアンスに微妙な違いが実に良い演奏に繋がっているようにも聴こえ、此の演奏の独自性が聴こえ新しい「ゴルトベルク変奏曲 BWV988」が体験できる。これはラン・ランの独自の微妙な語り部的の演奏方法かも知れない。音質も重厚でいかにもグランドピアノらしく聴こえる、これは6AQ8/ECC85日立製作所のMT管の影響も大きい。
今月号「音楽の友」に詳しく情報は掲載してありますが、今回の購入はバッハの宗教曲を一応確かめる意味にも興味尽きない特集「三大宗教曲」の魅力を知るために味わい尽くしたいと思い購入した。これからの時期には何れかの曲を楽しむための知識と考えれれば良い参考になる。以前将棋の加藤一二三さんもクリスチャンでバッハのマタイ受難曲も昔からよく愛聴していることは有名で、それもリヒター指揮を聴いているとの詳細を知るのも興味があります。
ラン・ランの演奏は、初めて聴くグールドのゴールドベルク変奏曲のような、ロックにはジョン・レノンがいて、ジャズにはマイルス・デイヴィスがいた、そしてクラシックにはグレン・グールドがいた。その様な匂いを感じる演奏に「ラン・ラン」もその匂いを感じた。勿論今もグルードの人気は永遠だが。
今回は此の辺りでMT9ピン前段管6AQ8/ECC85の玉転がしは終了したいと思いました、前段管でも音質が随分変わり楽しめましたが、気がつくと5種類のMT管を試した。以外にも日立製作所の真空管が健闘するとは意外な結果で驚きでもありました、此れこそ昔から培われた重電機メーカーの底力かも知れない。
日立製作所はオーデイオ機材の商品にも積極的に販売し、有名なHS500等品質の良いエンクロージャーを発売したギャザードエッジの低域の音は見事で素晴らしい音が聴け、堅牢な重電機メーカーの本気度を改めて感じた瞬間だった。今後日立の新品のMT管があればぜ予備として仕入れたい。
聴くとこの演奏は多くの著名人が演奏していて、ラン・ランの演奏は若干の違いを感じるが、筆者の好みの演奏はイリーナ・メジューエワ(ピアノ)の演奏は何か教科書的なバッハの演奏素晴らしく、彼女の演奏とくらべ随分の違和感を感じるが、何故かもう一度聴きたくなる様な演奏にも魅力を感じた。最初に聴く今回MT9ピン管の交換は此の様な違いをよく表現するMT管であった、最後に是非6AQ8/ECC85日立製作所の新品があれば入手したいMT管である。
【曲目】
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)
DISC1&2「ゴルトベルク変奏曲 BWV988」
セッション録音:2020年3月15-18日 ベルリン、イエス・キリスト教会
DISC3&4
ゴルトベルク変奏曲 BWV988
ライヴ録音:2020年3月5日 ライプツィヒ、聖トーマス教会
【演奏】
ラン・ラン(ピアノ)
ラン・ランは20年以上にわたってこの傑作を探求し続け、その間エッシェンバッハやアーノンクールといった偉大な先人たちの薫陶を受け、録音に向けて現代最高のチェンバロ奏者、アンドレアス・シュタイアーと意見交換するなど、自身の解釈を深め、満を持してこの録音を決行。
勿論ラン・ランの演奏も名盤になるであろう。
LUX KIT/A3500のMT管も日立製作所の6AQ8/ECC85と出会い、実に生き生きした音が鳴り出した。やっと「ho's systemのLS3/5a」のスピーカーから語り出したのだ。勿論このアンプの音質は今やあの独特のLUXトーンも薄まり、これぞ筆者が望んだ音に近づき、らしく聴こえる。真空管ソケットの部品は大切で今回セラミックの物に交換は良い結果となったと思います。
此れで此のオーディオシステムの最終システムで安心して聴ける様になったが、後気になる事はEL34の真空管は現行管も含め一番相性の良い物を見つける事は時間と資金が必要になる、頭の痛い計画である。
今月で愛犬のMシュナウザーのモジャくんも順調に育ち4ヶ月を迎えた。日増しに順調に大きくなっているように思う。
現在体重は5キロになった、来週からはお散歩デビューと入浴が解禁されます、後少しで歯が抜け替わる時期なので歯が気になるようで、少し噛み付くのが収まるとよいのですが・・・・・
甘えっ子の可愛いモジャくんに、ブラボー!