伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

友人K氏からお誘いの連絡いただきました、トールボーイスピーカー[ピエガ] を仕込み試聴にとのお誘いが・・締はイギリス組曲で深掘りする

2022年08月14日 | バロック音楽・オーディオ一般

台風上陸も近いと言うが最近の大雨等は大打撃を受ける、先日友人K氏から電話をいただき、衝動買いで[ピエガ] トールボーイスピーカーAce 50の購入したとの電話を頂き、トールボーイスピーカーの音を聴きたく、近々にお邪魔すると連絡をさせて頂き、早速本日のお邪魔となった次第です。
K氏曰く音質の内容は言わず、結果は聴いた後で話し合いましょう、楽しみなお誘いを頂くK氏の機材はプリアンプはコルグのプリアンプお使いで、メインアンプはジェフローランド詳しい機種名は分かりませんが、2種類を使いスピーカーはFOCAL フォーカルSopra No1 BLを繋ぎ聴いているです。

今回衝動買いしたトールボーイのスピーカーでの再生音、特にヴォーガルが大変気に入り購入に踏み切ったと嬉しそうに笑っていた、K氏は筆者と違う点は意外と音楽の聴く範囲が広く可成良くご存知である。



ピエガで最初聴いたのはPEGGY LEE のヴォーガルでNORMA DELORIS EGSTROM FROM JAMESTOWN(ノーマ・デロリス・エグストロム ノースダコタ州ジェームズタウン出身)と言うアルバムを試聴する。ペギー・リーの歌が優れているかは聴けば解りますが、決して力まず。自然に歌い上げる歌が自然に馴染んでくる様で大変心地よいのです。ただしジャズ系統の音はジムランで鳴らす様な演奏と違いカラットした打撃音はなりませんが・・・違った意味での演奏の旨さは十分伝わる音には納得できる。

ジェフローランドのメインアンプは2台御持ちで、力の強いアンプに替えて聴くと、どっしりした低音が現れる、但し面倒な事にスイッチを入れ30分ほど本体が温まる時間が必要だが、価格は倍の違いがあるそうですが馬力を入れると違った意味での深々しい音は流石である。そして何時も聴くバッハを聴かせて頂く。
確かのこのトールボーイスピーカーのピエガは不思議なことに演奏者が前に広がり、筆者の10吋タンノイは演奏者が背面に広がる感が聴こえる、でもこのピエガの音は欧州の音がする少し渋めの品のある音は好みで良い塩梅である。

ウィキペディアによるとイギリス組曲BWV 806-811は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲したクラヴィーアのための曲集。名称の由来は確実ではない。「ある高貴なイギリス人のために書かれた」ためにイギリス組曲と呼ばれるようになったという伝記作家ヨハン・ニコラウス・フォルケル(Johan Nicolaus Forkel, 1749-1818)の報告が有名である。他に、ヨハン・クリスティアン・バッハが伝承した筆写譜の第1組曲(BWV 806)の表題には「イギリス人のために作曲」(pour les Anglois)の一文がある。
J.S.バッハ:イギリス組曲の演奏は多い、1720-30年代に作曲ないし改訂された。正確な経緯は不明ながら、この《イギリス組曲》はその中で成立が最も古いとされている。タイトルは、バッハの最初の伝記作者J. C. フォルケルが「イギリスの貴人のために作曲された」と記したことにより、18世紀の間にすでに定着した。事実の検証は不可能であるし、バッハの息子たちと親交のあったフォルケルの言葉には一定の説得力を認めねばなるまい。
ウィキペディアによるとイギリス組曲BWV 806-811は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲したクラヴィーアのための曲集。
《イギリス組曲》は、すべて同じ配列、すなわち前奏曲-アルマンド-フランス式のクーラント-サラバンド-挿入舞曲-ジーグの6つの楽章から成る。
なお、舞曲の中には、フランスの音楽家でロンドンでも活躍したシャルル・デュパール(ca.1667-ca.1740)の『6つの組曲』(1701)と明らかに類似するものがある。バッハはデュパールの作品をいくつか筆写しており、また『6つの組曲』も冒頭に序曲を持つことから、《イギリス組曲》の成立にこの曲集が関与していることは間違いない。



トールボーイスピーカー[ピエガ]の音はイメージと少し違った音が鳴り出したのです。チェンバロは実にクリヤーで細部に渡り程よいどちらかと言えば硬質の音は気持ち良い歯切れを感じる、勿論ジャズヴォーガルの自然な音は実に良い。

K氏持参のグスタフ・レオンハルトのイギリス組曲第2番を聴く冒頭から独特の節回の(Prélude)から始まる曲は好きなパートでもある。自宅ならばイギリス組曲を演奏者ごとに替えて聴くが・・・J.S.バッハ:イギリス組曲(全6曲)全曲の中の第2番を聴く。特に筆者が安心して聴ける演奏者はグスタフ・レオンハルト、エディット・ピヒト=アクセンフェルト、ヘルムート・ヴァルヒャ、Zuzana Růžičková等後は誠に残念ながらWanda Landowskaのアルバムは第2番BWV807のみが演奏してしたものが残っている。



そして以前からK氏がメインで愛聴されるフランスの(FOCAL)フォーカルに繋げ試聴する、ジャズ、ポップ、オーケストと進むにつれ音質が安定する様な気がした、アンプは出力の大きなジェフローランドは替えてなかったが、以前お邪魔した時は出力の小さなアンプだった様でしたが今回の出力の大きなアンプで試聴するとどの音楽も対応する完成度の高い音楽が聴ける確かにアンプ選びが楽しみなスピーカーの様である。個人的には筆者ほFOCAL フォーカルのスピーカーが勝る様に思う。K氏宅はデットな部屋であるためピエガのラッパは若干ライブ感のある部屋での鳴らし方が有利ではないかとも感じた。

新しい素材での制作はアルミ製エンクロージャーでリボン型トゥイーターの振動板部分、つまり薄いアルミ箔の強度を高めるために使われており、ピエガがリボン型トゥイーター製造をルーツとするブランドであるここが特徴とも言っていました。やはりSopra No1 BLの音はピエガと比べ一枚上に感じる。
後はFOCAL フォーカルSopra No1 BLの専用台もお持ちのようで全ての環境を整えた物で聴きたいとも思った、付属するスタンドには、高さ調整(傾き調整)が可能なスパイクが備わるそうでです。

この様な近代的な要素がある物を真空管で鳴らすといかなる音になるのであろうか?興味は尽きない・・・・・

筆者がこのFOCALスピーカーが良いと思うは低音もかなり低いところから出て、ブックシェルフ型だから低音が足りないという不満は全くない。楽器の分離がごく自然で、ボーカルは中央からスッと抜けてくる。解像度が高く、高性能なスピーカーだが、いたずらにそれを主張せず、これがFocalとも思える、らしい色彩感の濃さや、雰囲気の豊かさが、高性能と両立している。ある程度等身大の音像が並ぶ様はオペラ鑑賞には実に一度体験してみたいと思った次第である。

オーディオ談義から何時の間にか音楽の話して移行したがFOCALスピーカーの価格は非常に高額な点が問題です、K氏の音楽の範囲の広いことも話し始めるとついつい夢中になり時の過ぎることも忘れる。何気なく時計を見ると16時30分を周り挨拶し帰宅した。K氏宅から車で1時間15分ほどで到着した。
帰りの車内ではFOCALスピーカーの良さについて言えば全ての音楽を好む方には良い製品と思う、それを繋ぐアンプ、ジェフローランドとの相性も良さそうである、しかしオーディオは趣味の世界でもあり筆者のような貧困老人には導入はとても無理なことの様でもある。

翌日楽しみが待っていた、先日購入した、イギリス組曲CD2セットが到着した。



先ずはソフィー・イェーツ (Sophie Yates)イギリスのチェンバロ奏者。チェタム音楽学校を経て、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックでルース・ダイソンとロバート・ウーリーに師事する。1985年、卒業後アムステルダムに渡り、ボブ・ファン・アスペレンの元で研鑚を積む。ボストン古楽音楽祭の国際コンクールで優勝し、キャリアを開始した。1990年からは西オーストラリア大学の常駐音楽家として、ダマスカス、モロッコなどでもコンサートを開いた。また、イギリスのヴァージナル音楽にも、スペシャリストとして情熱を持って取り組んでいる。と紹介されている。
最近電車利用で外出の時に往復の乗車時間が1時間以上あるので音楽雑誌を購入した。MOSTLT(モーストリークラシック)ドビッシー、ラヴェルフランス音楽の魅力の本の記事に掲載されたいたのがソフィー・イェーツ (Sophie Yates)のイギリス組曲である。



演奏は耳あたり良い上品系、楽器をうるさく鳴らしたり、技巧をひけらかしたりすることなく、しっとりと落ち着いた演奏を聴かせてくれます。演奏を聴けば納得できるがなんと優雅な演奏と驚くが、しばらく聴き続けると確かにこれもバッハの演奏だと納得する事であった。
イギリスではルース・ダイソンとロバート・ウーリーに、オランダではボブ・ファン・アスペレンに師事し、ボストン古楽音楽祭での国際コンクールで優勝を果たし国際的なキャリアをスタートさせたシャンドスが誇る古楽系鍵盤奏者ソフィー・イェーツ。
18世紀フランス、クロード=ベニーニュ・バルバートル(1727-1799)の「クラヴサン曲集(1759)」(CHAN 0777)に続き、イェーツが弾くのは待望の大バッハ。

J.S.バッハ:イギリス組曲(全曲)(ソフィー・イェーツ)

フォーマット:2枚組 CD
仕様:輸入盤
発売日:2021年10月09日
《曲目》
J.S.バッハ:イギリス組曲
 組曲第1番イ長調 BWV806
 組曲第2番イ短調 BWV807
 組曲第3番ト短調 BWV808
 組曲第4番ヘ長調 BWV809
 組曲第5番ホ短調 BWV810
 組曲第6番ニ短調 BWV811

《演奏》
ソフィー・イェーツ(ハープシコード)

《録音》
2021年4月7日-9日
ウィルトシャー音楽センター(イギリス)
J.S.Bach: Complete English Suites
Sophie Yates



渡邊順生 / バッハ:イギリス組曲全曲
日本のチェンバロ界をリードしてきた渡邊順生が弾く名器ルッカース・チェンバロ(1624年製)の芳醇な薫り。究極の名器が、今なお鮮やかに響く。ブックレットでは、演奏者自身による第4番プレリュードの詳細な分析も紹介。DISC1には分析対応トラックを収録。

使用楽器はヨハネス・ルッカースがアントワープ(現ベルギー)で1624年に製作した2段鍵盤チェンバロで、フランスのアルザス地方の古都コルマールのウインターリンデン博物館にあるルッカース族はスペイン領フランダースの中心的都市アントワープで活躍したヴァイオリンのアマティ、ストラディヴァイリウスにも匹敵する名工の一族。1580年頃初代のハンスが工房を開いてから約100年間、4代にわたって数々のチェンバロ製作したヨハネスは一族の2代目に当たり、弟のアンドレアスと共にチェンバロ製作史上でも屈指の名匠であった。と言われる由緒正しチェンバロを使用し、コルマールのウインターリンデン博物館にて録音をおこなっていると記さてあった。
日本のチェンバロ界をリードしてきた渡邊順生が弾くルッカース・チェンバロ(1624年製)の芳醇な薫り。窮極の名器が、今なお鮮やかに響く。イギリス組曲(全曲)
ブックレットでは、演奏者自身による第4番プレリュードの詳細な分析も紹介。DISC1には分析対応トラックを収録。「チェンバロ・フォルテピアノ」の著者としても知られる渡邊順生ならではのこだわりのアルバム。



J.S.バッハ:イギリス組曲(全6曲)
CD-1:
 第1番イ長調 BWV.806
 第2番イ短調 BWV.807
 第3番ト短調 BWV.808
 第4番プレリュードの分析トラック
CD-2:
 第4番ヘ長調 BWV.809
 第5番ホ短調 BWV.810
 第6番ニ短調 BWV.811
渡邊順生(チェンバロ)

録音時期:2005年4月27日-5月2日
録音場所:フランス、コルマール市、ウンターリンデン博物館

名器ルッカース・チェンバロ(1624年製)の芳醇な薫り。究極の名器が、今なお鮮やかに響く。ブックレットでは、演奏者自身による第4番プレリュードの詳細な分析も紹介。
DISC1には分析対応トラックを収録。何も知らない人が聞けばシンプルに音の美しさを感じ、少し知ってる人ならチェンバロからこうも華やかな音が出る事に驚き、詳しい人なら第4番プレリュードの分析トラックを聞きながらライナーノーツの解説を読み、奥の深さに唸ることでしょう。



先日購入のレプトンパワーコンダクターグリース5グラム 燃費向上 パワーアップ!トルクアップ!静電気除去が届く、早速解放して車のバッテリー端子、電源コンセントに爪楊枝で付着し様子を見ることにする、接点にも付けたいが汚れが落ちにくいと聞くので今回は電源関係に使う、結果が後日の記事にする。

尚J.S.バッハは次々に新しい発見がある、ブラボー!

最新の画像もっと見る