それと以前に購入した、プリ管とも比べながら音楽ソースをiTunes配信のソースと筆者のPCに取り込んだCDの限定にして比べて見ました。
勿論ポップからクラッシクからジャズボサ・ノヴァまでを聴き比べました。
ご存知あの五味康祐氏も最初はGOODMANSで聴かれていたと本で読んだことがある、1953年、時代小説「喪神」で芥川賞を受賞した折りに、その賞金の一部を充て、S氏(当時の新潮社社長といわれる)所有のグッドマン30cmフルレンジのモノラル装置を譲り受けている。
筆者のSPサブはKEFQ300とTANNOY IIILZ in Cabinet入のGOODMANS AX10M80の箱に移植した物で交互に聴き比べた事を述べます。勿論個人所有の装置でのことですので結果は参考程度になればと思ってます。
良く言えば此の装置でヴィンテージの音を楽しんでいます。TANNOY IIILZの音が綺麗過ぎる感はする・・・・?今このAX10M80の箱に入れた音は、例えばMJQのジャンゴの最初トランジットの良いヴィブラフォンが鳴り次にベースの音がドーンと鳴る、この深いベースの低音が聴ける様になった、IIILZ in Cabinetの鳴り方とは随分低音部が違う豊かな余裕のある低音が実に自然に近い音に響く、今までとまるで次元の違う音が聴こえる。
奥底から聴こえる自然な低音、今までには味わえなかった音楽の魅力何でしょう!
これがバックロードホーン的の音なのか?これがARU付のGOODMANSの音なのか言葉にはならない・・・・
それとパイプオルガンも自然なバランスの良いい感じの豊かな音が出るようになった、すごい改良点です。
以前TANNOYはオリジナル箱で聴くのが一番で箱を変えては殆ど失敗するの記事が頭に残り変えなかったが移植したSPは低域だけ強くなったのではなく、バランスの良い余裕のある音が実に聴きやすくなった。
最初はモノラルで聴いていたやっとステレオで聴けるようになり暫く聴き出してみた感想は「麻薬的魅力」の匂いの音が響く、当に音が、いや音楽が原寸大で体感できる感じになった。
確かに癖の強いTANNOY独特の艶のある弦の音に自然に聴こえる豊かな低音の響きは今までのⅢLZからは想像できない又筆者の装置の殆どは年代物の40年以上前の装置です、ソフトは最新のソフトを使用しています。
先日、立ち寄った某オーディオショップの方と話したが、今やオーディオ機器を揃えるならヴィンテージで揃えたのが安価だそうです、最新のSP機器等は今や千万単位で一桁違っている、言われればその通りである某ショップの方もヴィンテージ機器で揃えているそうです、所有しているものはオートグラフと行っていた。
筆者のような貧困老人はこの先どうすれば良いのか全く迷路に迷い込んだようである、それでも「いい音でいい音楽は聴きたい」と願うばかりです。
筆者は未だ国産のプリ管は聴いていませんので試聴範囲は狭いと思いますがご了承ください。
一般的に現在ヴィンテージ管と言われ流通している物は1950~60年台の物のようである。60~70年前で考えれば戦後間もない時期で我が国の技術も国際的ではなく、輸出の大半はコットン製品の時代発展途上国の様相を呈した時期でであり、海外のメーカーの技術を見習いあるいは海外のメーカーの下請けした多くの国産の球もあると聞きます、そのような国産の音にも興味はあります
東芝、マツダ、松下、NEC、日立等のプリ管も今後試聴していきたいと思いますが型番は忘れましたが秋葉原の真空管店の店主が東芝製の球は凄く良いと言っていたのを思い出す。
考えると当時TelefunkenとSIEMEN等は多分千円程で販売していたと思うが1950年今から6〜70年前大学卒業の初任給は一万円にも満たない時代の千円は現代においては一万円以上の価値と同じである、とすれば筆者の購入金額は適正かも知れない。
付属でついている支那のプリ管が1,500円前後で売られているが、Telefunkenは約10倍の価格だが音質は10倍良くなったかといえば、ほんの少し良くなった程度であるが、その辺りの差が大きい現在真空管のWE300Bのオリジナルの価格は三十万もすると言われるが納得してしまう数字かも知れない。
現在チェコ、ロシア、支那管と共産圏で盛んに真空管が造られ年々良くなっていると聴く有名はエレハモ辺りは一度は聴きたいと思います、なお最新情報でエレハモ使用で、御茶ノ水のディスクユニオンのジャズコーナーで毎日ハーモナイザーよる試聴が行われているそうです、
話はそれたので本題に入ります。早速Telefunkenの裏側の刻印を確認する、今回SIEMENにも刻印らしき印があり、筆者所有の2本のSIEMENには刻印はなかった早速歯磨きで丁重にに磨き、良く汚れを落とし、ガラス管はシルク印刷がすぐに消えるので取扱は注意する、なおプリ管の交換は直接は触らず、薄い綿の手袋をはめて交換をします。
ここで注意することは、手袋を嵌めると大変滑りやすいので球を落とさないように注意です。
前日よりRCA製12AU7クリアトップ Y104でジャズを聴いていたがジャズにはとても相性が良いジャズ部門でナンバーワンも獲得して絶好調の歌姫、ダイアナ・パントンを聴く
[Trailer] DIANA PANTON : COTTON CLUB JAPAN 2017
2005年のアルバム・デビュー以来、ホリー・コール、ダイアナ・クラールに続くカナダ出身の逸材として頭角を現し、現在まで計9作をリリース。
今秋、2年ぶりとなる待望のニュー・アルバムも予定している。
「今までに聴いたことがないほどスウィートな歌声」と賞賛されたダイアナ。此のようなジャズには実にRCA製12AU7クリアトップはコケティッシュな声、微妙にヴィブラートする歌のスタイルは、良く表現する音域は決して広くないが、実にスイングする音には魅力的である、欧州のSPもこの程度のジャズは文句なく聴ける
そこでプリ管Telefunkenへの交換、火を入れ半時程まちエディット・ピヒト=アクセンフェルトのチェンバロを聴く、勿論Bach: The Well-Tempered Clavier中々良いですよ!そこで前回聴いたベートーヴェンOp.59ラズモフスキー四重奏曲聴を同じく、ヤニグロがチェロでBWV1007チェロ・ソナタを聴くが英国管に似た感じがする裏面のTelefunkenの刻印が付いている
違うことは音がシッカリしてTelefunken管が全ての音楽に対応する感じがする、ジャズも良かったがやはり得意はクラシックの演奏でなかでもオペラには最も威力を発揮する、まずは歌声が特に生々しい昔のDie Walkure, Wilhelm Furtwängler: RAI Symphony Orchestra Romeなどを聴くにはうってつけかも知れない。
Walkureの音楽が実に水々しく聴ける
AX10M80の箱から流れる低域人の声等は美し過ぎる、こうして聴くといつまでも聴きていたい・・・Hans KnappertsbuschのDie Walkureも聴きたくなるこれで2~3日は過ぎてしまう(笑)
そして最後にはWagner: Parsifal まで聴いてしまう、ワグナーのオペラを聴くに良い、古い演奏を忘れる
後はSIEMENS E81CC 高信頼管を聴くが聴き出したときには前から持っていたSIEMENS ECC82 とあまり変わらない印象でしたが、聴き込むうちにE81CC 高信頼管が細やかなとこをを表現することに気づくSIEMENSにも刻印がある事を見つけた。
勿論全体的には変わらないが言葉に言い表せない細かなとことが違った、音楽一般的に聴くにはSIEMENS ECCは実に良いプリ管と思う、勿論ジャズからクラッシックまで卒なく鳴らします
特にWagnerなど聴きだしてしまうと、聴く時間が長くなる、というより途中で止めたくない・・・
結論的にはプリ管一本での音の違いは驚きであり当に病気の世界を覗いたようである。
此の辺りのプリ管は一応それなりに音楽の陰影が感じられ感銘はする、SIEMENS製のプリ管は安定している。
最後にSir Georg Solti指揮のWagnerも前のWagnerとは年代の違いか音質も頗る良い此の辺りの年代からSPからLPに変わったり音響の進歩が著しく変わった時代のようである。
Sir Georg Solti Wagner - Der fliegende Hollander, 'Overture'
流石録音した年代の違いが明らかではあるが、感動を与える演奏は何れかと自問する!勿論モーツアルト、ベートーヴェンのオペラも聴かなくてはいられない。
でもWilhelm Furtwängler Hans Knappertsbuschの演奏は時代を超えている感じがします。
ここ五日間程ヴィンテージ、プリ管を聴いてきたが、この刻印入のTelefunkenECC82を聴き
思ったのは、麻薬の匂いを嗅いだ感じがした、刻印なしのTelefunkenとの違いに驚くのだ。
特に音楽の陰影の違いが分かる、特にあのTANNOYの燻し銀の奏でる音が聴けた、そんな感じを受けた、個人的にはこのTelefunkenのプリ管が一番かもしれない。
しかし2本2万四千円は高額でしたが価値はありますなお筆者は個人的には定番的にはRCA12AU7クリアトップ(米国)の程度の良いヴィンテージ管は全体にジャズからクラッシクにおいて良い音が聴けた筆者好みの音がした、でも音域は全体にナローレンジですが、安定した音を聴くことが出来る。
一つ残念なことは程度のよいMullard(英国)のプリ管が見つからず少しインチキ臭いMullardを聴くが、此の球を調べたが何れも高額でAmazonをのぞいいていたらお値打ち価格のMullardを見つけ購入した。
今回のヴィンテージ管と比べ全ての点で疑問符が残った、今後程度の良いMullardに出会いたいものです。詳しく調べるとムラードの名前と商標は、New Sensor Corporationによって取得されています。
筆者のMullard管は多分間違いなくロシア製であろう・・・本物のMullardは此のような感じであろう?此のMullardのECC82も存在しているが、Mullardのインド工場で生産されているようです。
この新製品Mullard 12AU7チューブは、ロシアのサラトフにあるXpo-Pul工場(Reflektorとしても知られています)で製造されています。
New Sensorはアメリカの会社であり、この工場の所有権を取得して以来、現在の生産管の品質が着実に向上しているそうです。1956年当時、Mullard は松下(National名)製造の球がPhilips経由でMullard に納められていますが,何と,東芝,日立からも納められています.他を見ると,Tungusuram(ハンガリー)をはじめ,スペイン,イタリア,インド,アルゼンチン,ベネズエラ,ポーランド,チリ,ブラジル,ペルーが製造国としてあげられています.もちろん,ロシアも大量に入っています。
Philips に供給されたMullard はPhilipsの子会社ですのでMullard製は探すのが難しいようです。こうなると国産のチューブも聴きたく鳴ります、Mullardの下請けしてた、松下を聴くかな・・・(笑)
こうして益々病状は進む、こうなれば一層国内メーカーのヴィンテージのチューブ揃えようかな・・・
下の写真のように国産品を集め視聴して並べて写真でも撮ってみようかな?6社ほど集めてみよう!
ここで以前購入したVALVO ECC82も良いプリ管でである、少し控えめなVALVOだが芯はしっかりした音は出すが、TelefunkenとSIEMENの丁度真ん中辺りの音です。
筆者の好みな音がする。しかし何れも箱から出し入れするだけでもシルク印刷部分が薄くなっていくのが残念な点である。
今回はBRIMARの13D5(英国)も気に入りのプリ管、やはりヴィンテージ物が良かった、最近は季節柄エアコンなしでは耐えられない、この小さなプリ管も部屋の温度は上昇する、冷房無しはあり得ない特に今年の暑さは異常です。
でもこのエアコン2年前に交換したが音が五月蝿い、早く涼しくならないかな、ブラボー!
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