伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

サヨリ釣りに出撃・・・・惨敗でした・・・行きも帰りもJ.S.バッハで・・・

2016年09月18日 | 釣り

予定が少し変更して、土日が休みになり、

早速天気予報を見ますと、日曜の午前中はどうやら曇りでイケルかな?

出撃準備、早速釣りの小物を調達に走ります。

そして夕食、大阪の娘からシルバーウイークのプレゼントと称して柿の葉寿司が送られてきた

早速頂くと未だ青い柿の葉の香りが良く美味しくいただいた。

小さく見えても意外に量感があり4個程で満腹です、

朝は早いので早めに就寝 早朝3時30分に起き支度して、

本日はサヨリ狙いで今千葉の某新港で30センチクラスが釣れているらしい。

千葉北から高速に約1時間にて到着し未だ薄暗い中で支度をします。

回りの常連さんに様子を聞きますと、今週は余り釣れてないですよ、聞かねければ良かった。

5時から釣り始める、6時頃やっとサヨリのあたりしっかり合わせ新調に取り込みます。

 

30センチ前後で型は良い、 でも続かない、隣の常連さんも全くあたりが来ない、

そしてやっと2匹め そこにLINEが入る、

外房のBOSSから、真鯛9キロが上がったそうです。

外房のHGはアジが夜に少し釣れるようになり、

アジの泳がせでデカイ真鯛が上がったそうです。送られた写真です。

本日3匹目が当たるが途中すっぽぬけて・・・・・暫くして、そこでもう一匹上げる、

やっと本日3匹ゲットしてところで・・・・・・雨! 釣れない道具を片付け撤収、

皆さん雨具を着込んで未だ頑張るようです。

車に荷物を積み込み帰り支度をしてると雨は強くなってきました。

帰りは昨日のピアノ、

ファツィオーリで奏でるアンジェラ・ヒューイットを聴きながら

やはり車の音はファツィオーリ、の良さは余り感じない。

アンジェラ・ヒューイット(Angela Hewitt, 1958年7月26日 - )は、カナダのピアニスト。

オンタリオ州オタワで教会オルガニストを務める父ゴドフリーがイギリス人のため、

イギリスとカナダの二重国籍である。

ピアノ王国ハイぺリオンの中核をなす1人、"鍵盤の女神"アンジェラ・ヒューイットによるバッハ。

J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の16年ぶりとなる新録音が登場!

今回はフーガの技法をアップしました。

 

Johann Sebastian Bach—The Art of Fugue—Angela Hewitt (piano)

 

 

CD15枚組に及ぶバッハのピアノ作品集(CDS 44421/35)は

“現代のレコード界における栄光のひとつ”と評され、 「当代最高のバッハ弾き」として君臨する

アンジェラ・ヒューイット。中でも、 1999年録音の「ゴルトベルク変奏曲(CDA 67305)」

は名盤として君臨してきただけに、 イタリアの銘器"ファツィオーリ"による

新たな「ゴルトベルク変奏曲」(総タイム82分超)は待望の新録音となります。

バッハ・ワールド・ツアーを受けて再録音された「平均律クラヴィーア曲集(CDA 67741/4)」、

第52回レコード・アカデミー賞を受賞した「フーガの技法(CDA 67980)」など、

"ファツィオーリによるバッハ録音"でも伝説を作ってきたヒューイットの新たなるバッハにご期待ですね。

多くの人がヒューイットさんを「バッハ弾き」として語っていますが、

そういったレッテルを貼られることに抵抗を感じますか? と本人に尋ねると

『決して悪いレッテルではありませんよね(笑)。個人的には「チャイコフスキー弾き」と言われるよりも

「バッハ弾き」と言われたい。 バッハ以上の音楽なんて考えられないから、むしろ光栄に思います。

バッハ演奏で人に認められたのであれば、 自分の音楽家としての資質を誇ってもよいでしょう。

バッハの音楽は音楽的素養と技術をたいへん高いレベルで求めるものですから。

そうはいっても、私は広いレパートリーを弾くように心掛けてきたつもりです。

「ヒューイットはバッハしか弾かない」と言うのは簡単な話ですが、それは事実ではない。

もちろん私のキャリアを築いてくれたのがバッハであることは確かで、

ハイペリオンとの「バッハ・ツィクルス」は間違いなく私のキャリアの礎です。

アルバムが高評価を得たときのパブリシティは非常に効果がありますし、

何よりも録音するレパートリーについて学び、弾きこんでいく音楽的な過程が大事なのです。』

此のように答えてました。

 

Bach - WTC II (Angela Hewitt) - Prelude & Fugue No. 13 in F-Sharp Major BWV 882

 

又ダニエル・ミュラー=ショットとアンジェラ・ヒューイットによるガンバ・ソナタ

 

ただし、ガンバ・ソナタとはいうものの、ミュラー=ショットはチェロ、ヒューイットはピアノなので、

じっさいはチェロ・ソナタということになります。

ピリオド楽器による演奏もよく研究しているようで、ビブラートもかなりおさえられています。

しかしチェロらしく表情は豊かで、ヒューイットのピアノともども生彩があります。

家に帰りブログを書きながら聴いていますが、実に良い演奏でした。

次は外房のHGの夜に出撃を考えます。


ファツィオリ・ピアノで奏でる・・・・・J.S.バッハのフランス組曲5番を聴く

2016年09月17日 | バロック音楽・オーディオ一般

先日十五夜の名月を一瞬見たがすぐに雨が降り、この時期が秋雨前線が張出し名月を楽しむ事が出来ませんネ・・・・・・・・・

翌日は庭にカマキリがいたので何時ものナンチャッテマクロで撮ってみる。

カマキリの表情も可愛いものである、 今週はシルバーウイークと称して休みが多いが 幸い土日はゆっくりできそうなのでピアノ曲を聴いてみる。

初めて聴くファツィオリ・ピアノの音色って凄く素敵にきこえた!

此れが最初感想でした。拙宅の並以下の装置でも簡単に違いが分かる音です。実に凄い・・・・此れがピアノの音?

やはりピアノの音の素敵さを痛感しました。実に良い響きなんです。

筆者が初めて聴いたとき、此のピアノの音色が随分違って聴こえてので早速調べて見ますと何かフェルトが弦を叩くの音と違い音質はクラブサンに近く音の強弱も豊かに包み込んでくれるようです!

特に突き抜ける高音と豊かな低音に驚きました。ファツィオリ・ピアノ(創始者兼現社長、パオロ・ファツィオリは、家具職人の家に生まれ、ロッシーニ音楽院でピアノを、 ローマ音楽院で作曲を専攻した後、ファツィオリ社を1981年に創業した。

綿密な手作業をふんだんに盛り込み、世界で最も高額なピアノとして知られている。また独立アリコート方式、「第4ペダル」など特殊な設計でも知られる。

現時点で世界最長サイズ(奥行き308センチメートル)のモデルも製作している。)因みに昔筆者の娘が弾いていた、

ヤマハのコンパクトグランドピアノの価格は115万円で(当時は100万を切ったグランドピアノとして意外と音色を良かったが)ファツィオリ・ピアノ一番小さなピアノで約900万するそうです。約10倍の差があるわけです。

オーデイオもそのあたりの違いの差が価格に現れているのかも知れません。

決して価格が音の全てとは言えませんが現在は貨幣価値が世界的に変わらなくなった今

(オーディオ装置を昔我家の嫁が楽器と言っていた事を、思い出します。度重なる引っ越しで全部廃棄してしまった事を後悔しています。)

やはり音の差は日本と世界は未だ相当の開きがあるようです。ヴァイオリンに至っては最高で10億なんですから・・・

ファツィオリ・ピアノによる演奏で、バッハの協奏曲や“イタリア”に関わりのある作品を収録。

ヘルマンのピアニズムは非常に爽やかな印象を与えてくれる。

各音が明瞭かつ豊かな響きを伴って歌い上げられるのだが、とりわけ「イタリア協奏曲」では演奏と作品とが見事に手を取り合っていると思う。

この曲を聴くと音の違いが歴然とします。

 Cornelia Herrmann - Bach Italian Concerto BWV 971, 1/3

今回の主題ははバッハは6曲の「フランス組曲」を考えます。

バッハ自身は「クラヴィーアのための組曲」と名付けており、「フランス組曲」なる命名者は判っていない。

おそらく、この組曲が優雅で親しみやすく洗練された音楽になっており、フランス的な感覚が盛りこまれているためにこう呼ばれるようになったものだろう。

作曲年代についてもはっきりしていないが、1722年頃と推定されている。

それは、バッハが最初の妻と死別後、 2度目の妻アンナ・マグダレーナと1721年に結婚し、彼女に最初に贈った曲集「クラヴィーア小曲集」(1722年)に、

このフランス組曲の第1~5番の5曲が含まれているという理由からである。

いずれも数曲の舞曲より構成され、アルマンド、クーラント、サラバンドと続き、最後はジーグで締めくくる。

これら4つの舞曲は、17世紀後半に確立された鍵盤組曲の古典的定型を成す。

バッハは当時の慣習に従い、これらの舞曲がすぐにそれと判るような典型的な音型や語法は、もちろん現代のようなピアノは存在していませんでしたから、(オルガン作品以外の)鍵盤作品を「どの楽器」 で「どのように演奏するか」については、昔からよく議論されるところです。

勿論シフのピアノも素晴らしい演奏ですが

 J.S.Bach - French Suites

バッハの時代に バッハの時代に存在していたチェンバロでの演奏を推奨し、ピアノでの演奏を認めない大家もいましたし、私としては、バッハの音楽はどのような楽器で演奏しても揺るがない構造/魅力を持っており、

楽器を限定する必要はないと思いますが、 現代のピアノで演奏する場合には、音楽の魅力を高める方向での演奏の努力は必要だろう、と思っています。

このあたりについて、コルネリアはハンガリーの名演奏家にして名教師のフェレンツ・ラドシュによる7~8年に及ぶ厳しい指導の中から学んだようです。

ラドシュといえば、コチシュ、ラーンキ、シフなど、数々の名ピアニストを育てています。

特にアンドラーシュ・シフは、ピアノでバッハを弾く大家として知られていますから、コルネリアにも同じバッハ演奏の「血」が流れている、と言えるかもしれません。

コルネリア・ヘルマンのバッハ。その演奏からは、センセーショナリズムとは無縁の、誇張のない、自然で温かみのある優雅で豊かな音楽が聞こえてきます。

それは、現代のピアノで弾くバッハ演奏のひとつの答え、とも言えるでしょう。

コルネリア・ヘルマン(ピアノ) Cornelia Herrmann 

1985年よりザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でピアノを学ぶ。

1996年、ドイツのライプツィヒで開催されたJ.S.バッハ国際コンクールで最年少19歳で最高位を獲得。

YouTubeでの配信は3番しかないようですが、ピアノの違いは明らかです。

 Cornelia Herrmann: J.S.Bach, French Suite No.3 BWV 814

 余談ですがバッハの二番目の奥様に作曲した アンナマグダレーナのためのクラヴィーア小曲集

「アンナ・マグダレーナ・バッハの楽譜帳」には1722年版と1725年版があります。

1725年版の曲集にはバッハ自信による作品の他にもクープラン等さまざまな人の曲がバッハによって編集されています。割と平易で愛らしい曲が多く、バッハの、妻アンナへのおもいやりがうかがえます。

バッハの死後もアンナはこの曲集だけは手放さなかったと言われています。

 BACH: Minuet in D Minor, BWV Anh. 132 | Cory Hall, pianist-composer

 此れはその一部ですが、子供さんの練習曲としては最適に思います。

アンナマグダレーナについての本があり紹介します。

詳しい事が知りたい方は御覧ください。


観ました・・・・・「超高速!参勤交代 リターンズ」・・大爆笑!

2016年09月17日 | 映画・ビデオ

今回はドタバタの田舎芝居を見ましたよ!

笑いたい人にオススメです!

新しい柏アリオで観てきました。

此の映画館は未だ新しく装置も最新?でも椅子もゆったりして気分いいです。

この劇場はPCで予約できちゃって、支払いもカードで出来ちゃう

予約席まで決めることも出来ちゃって、次のロードワンが待ちどうしい・・・

大衆的な喜劇映画は、昔は大げさで滑稽な体の動きで笑わせるドタバタが中心だったが、

今では漫才系のお喋(しゃべ)りに笑いの世界は乗っ取られている。

そこに突然現れたこの「参勤交代」シリーズで、いや〜〜笑いましたよ。

 

『超高速!参勤交代リターンズ』WEB予告

 

今回の笑いは、映画で語ったコメディだと、

古い監督になるけれどチャップリンとかビリー・ワイルダーってコメディとして本当に笑えるけれど、

かなり強い毒があるわけじゃない? 

あとは最近だと『帰ってきたヒトラー』とかさ。

笑いって毒が相当に含まれているケースが多いんだよね。

最近仕事が少しハードで途中眠ちゃうじゃないかと心配して観ましたが

実に痛快に笑ってる間に終わっちゃったって感じでした。


笑っちゃうようなスタンダードJazzを楽しむ、筆者の大好きな三流アーチストEddie Higginsを検証するの巻

2016年09月12日 | JAZZ・ボサノヴァ


最近、自宅で聴く音楽のは、弦楽器の演奏の割合が多くなってますが・・・でも偶にはJAZZもいいものです。

どうもボリュームを上げても余り変化が無い・・・変わらないんですね?少し音に物足りない?でも偶にはJAZZ系統も聴いてみたい!でも満足する音がでない!そうだア・レをためそう・・・・現在裏方でお休み中の、オンキョーM-8000を繋いで見よう!(かなり古いアンプですが・・・元気の良い音は請け合います)一般的にはジャズ系統には良いとされる。
この頃のオンキョー製品のアンプが現代の安定してきたアンプの魁の作品になったアンプかも知れない?ただ此のアンプは点灯してから最低でも30分程は音が安定しないようで、まるで真空管のアンプのようです(笑)早速接続して音を出し始めます。

尚スピーカーのKEFにつきましたは、あのアメリカ系の開放的な音とは違うがこの程度のJAZZなら十分楽しめます。でも最終的にはアルテックやジムランのような乾いた歯切れの良いアメリカ的な(刺激的)な音はむりそうですが・・でも、M-8000が、JAZZ、POP系は元気の良い此のアンプが良いのですかね!
この程度のピアノ・トリオのドラムのブラッシュワーク、ウットベースの撓るような音。ジムラン等とは比べ違いはあるが、いい感じで聴けますブックシェルフの音としてはこの程度なのでしょう。

最近は程度の良いLINNのLK100にパワーアンプ変えてからは、少し細身なところもありますがこのパワーで聴いています。全体の雰囲気と品格が勝ります。このシステムにあった音楽は・・・・・? 

そうです筆者好みのアーチスト、エディ・ヒギンズEddie Higginsです。

ビル・エヴァンス、キース・ジャレット、バド・パウエル、セロニアス・モンクと同列に語ろうものなら、目の色をかえて猛烈な反論反撃をしてくるんでしょう(笑)、くそまじめな精神の持主(ドグマ好き/権威好き/守旧派/脳味噌の中身はオガクズかオカラ)どもがいるが、彼奴らのたわ言など知ったことではない。

一流だろうが二流だろうが有名だろうが無名だろうが革新的だろうが凡庸きわまりなかろうが類を見なかろうがどこにでも転がっていようが、いいものはいい。わるいものはわるい。話は簡単だ。

硬直した権威主義者と取り澄ました教養主義者と頑迷蒙昧な教条主義者は「物静かに退場しろ」ということである。筆者も好きなピアノ・トリオの紹介エディ・ヒギンズ◆Eddie Higgins。

エディ・ヒギンズと言えば、1932年生まれですから、若かりし頃はバップ・ピアニスト。1958年に初リーダー作を出しましたが、サイドメンを務めることが多く、リーダー作が話題になることもなく、知る人ぞ知るという感じのピアニストでした。
しかし、突如、晩年、1990年代になって、日本のヴィーナス・レーベルに数多くの録音を行い、ジャズ・ファンを驚かせました。

ヴィーナス・レーベルは、「オーディオ好き,美女ジャケット好き,スタンダード好き」といった、あの頃は、どちらかと言えば、中高年のジャズ「おやじJAZZ」と言われたオヤジ向けのレーベルです。

エディ・ヒギンズのピアノは、何といっても上品で聴き易く、リリカルなプレイが特徴で、日本人好み(特に中高年でしょう)の音傾向です。いわゆる「カクテル・ピアノ」的な演奏です。実は此れがリラックス出来、凄く良いのだ!何時まで聴くも飽きない演奏に酔いしれる。

此れはオヤジにならないと理解できないかも知れない。だが一度体感すると何気に癖になるノリの良さが堪りません。

 筆者が大好きなCDです。凄いスタンダード!

 ●煙が目にしみる

 ●木の葉の子守唄

 ●星に願いを

 ●あなたは恋をしらない

 ●ビギン・ザ・ビギン、

もう笑ちゃう位スタンダードを旨く弾く、此のようにおしゃれな、ノリの良い所、大いなる三流アーチストによる演奏、凄く良いんですよ!是非お聴きください。

All The Things You Are - Eddie Higgins Trio 

エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins. 超一流でも一流でもなく、二流あるいは三流。大いなる二流。あるいは一流の二流もしくは二流の美学を持ったピアノ弾き。ジャズ・ピアノについて語られるとき、エディ・ヒギンズの名が挙がることはほとんどない。革新的なことをしていないから?カクテル・ピアニストだから?このあたりのノリの良さは抜群であう。

Eddie Higgins Trio - Like Someone In Love

理由はいくらでもあり、いくらでもつくられる。実にイキの良いサウンドなんです。実に軽くノリが良く、スイングしてるって感じが良いのである。

 例えば 一流の映画監督よりも三流の映画役者をこよなく愛す。

     カネがあろうがなかろうが自分の生活を匂わせない。

     60歳を過ぎても少年の好奇心が旺盛である。

     謎めいた部分を持っている。

     家庭のことはいっさい口にしない。等々

くそまじめな精神の持主どもがいるが、たわ言など知ったことではない。一流だろうが二流だろうが有名だろうが無名だろうが革新的だろうが・・(爆)

凡庸きわまりなかろうが類を見なかろうがどこにでも転がっていようが、いいものはいい。わるいものはわるい。一流の映画監督よりも三流の映画役者、脇役をこよなく愛する筆者としては、当然にエディ・ヒギンズを愛する。

「たかが音楽、されど音楽」だけれども、やはり、音楽など「たかが」という括りをしておくくらいがちょうどいい。音楽に対して憎まれ口減らず口を叩こうと思えばいくらでも叩けると思います。

You must believe in spring - Eddie Higgins

Trio

こんな楽しい演奏を提供してくれるJAZZマンはもういないのかも知れません。

ちょっと過去の話になりますが、ジャズ・ピアノの超ベテラン、エディ・ヒギンズが、8月31日、フロリダ州フォート・ローダーデールにあるホリー・クロス病院で死去されました。享年77歳でした。

最近筆者がよく聞くタイトルは Fine Romance Import

Eddie Higgins Trio - Historia De Un

Amor

現在iTunesでエディ・ヒギンズ・トリオを探せば50枚ほどの演奏が楽しめます。昔は筆者もラムゼイ・ルイスも好きでしたが、エディ・ヒギンズ・トリオを知ってからは此の三流アーチストが大好きになりました。

聴いたことのない方は是非一度お楽しみください。

追伸、今や懐かしい以前の装置を見直して見ました。この記事の書き込みは5年前の内容ですが、音楽のく内容は全く変わらないようです。此のような気分の良い演奏者も実に珍しく、カクテルJAZZ等と言われるかも知れないが、未だ大好きで良く聴いています。
当時と比べ少し装置も若干グレートアップしましたが、欧州の装置で少し渋めなヒギンズサウンドも違う意味で楽しみます、正にオヤジサウンド極意とも言えるかも知れない。

LS3/5Aは導入して一年程すぎ、改良出来るところは手を施し、現在の装置は此の頃の物と全く違ってしまったが、HigginsのJAZZは実に心地よく聴ける。現在JAZZはLS3/5Aで聴いているが、HigginsのJAZZは変わらなくスイングする、所詮音の良し悪しが言われるが、キレが、アタック音がと騒いでも所詮、良い演奏は不滅である。それと最近LS3/5Aは改造終了後はスッキリした音質が実によくキレ・キレなスイングが堪りません。
今までスーパーツイーターを繋ぎ高域を補正して聴いていたが、修正後は不要となり現在は使わなくとも音質は変わらないように感じます。

勿論可動するアンプはやはり真空管に限るようです、半世紀前のLUX KIT/A3500を少々改良し真空管を交換しパワーアンプとして使っているが、ある程度の馬力もあり安定した音質はJAZZを聴くには実に良い塩梅に鳴ってくれる。



最近筆者の虎の子のIIILZ Monitor Goldを搭載したユニットに交換し試聴に至るが、エージングも進み聴くことが益々楽しみになった。
先日ALTEC愛好者がスーパーツイーターを増設し音質が随分良くなったと言う記事が合ったが、思うにビンテージスピーカーの実力派計り知れない深い底があるのかも知れない、勿論TANNOYにも言えることですが?ユニットをIIILZ Monitor Goldに交換しますますヴィンテージ色が色濃く魅力ある音が聴けるスピーカーに変身したようです。

勿論TANNOYでもいいスイングはするが、ヒギンズのスイング感は改造後のLS3/5Aの音質が筆者にはマッチするように思う。

今回TANNOYの補修をして感じたことです。すごくデリケートでとても頑固なスピーカーである。勿論TANNOYを可動するには300Bシングルを使用。



懐古主義でもないがやはり究極を求め追求すると其処から見える景色は今までとは違い景色が見れるのかも知れない。でも良い音楽がなければ、なんてことを最近思う。
此のようなスイングJAZZを聴くにはLS3/5Aのような少し渋みなピリッと辛口の英国スピーカーでのスイングが楽しみです。

また、A Handful Of Stars / ハンドフル・オブ・スターズのアルバムでもスコット・ハミルトン(ts)を加えたカルテットも数多くのアルバムもあり筆者も良く聴いています、何故か楽しくなるアルバムが豊富です。

永遠に気軽にスイングジャズするEddie Higginsのピアノに、ブラボー!


久しぶりにオーデオショップを覗く・・・・家でOscar Petersonを聴いてみた。

2016年09月11日 | JAZZ・ボサノヴァ

久々に電車で水道橋に仕事で、愈々忙しい時期になってきました。

偶には土曜日の空いてる時間の移動は心地良いですよ。

少し早いがハロウィンの関係の仕事で 午後2時には終わり、軽い食事をして現場を後にします。

もうハロウィンと思うと実に1年が早い、当に走馬灯のようです。

久しぶりに隣駅の御茶ノ水のオーディオユニオンを覗く・・・・

昔から秋葉原の電気街の人が多いのがどうも敬遠して御茶ノ水は除くのですが・・・

バカ高いアンプ、B&W他高級スピーカーが居並ぶ・・・・!

200万以上のスピーカーのオンパレード 音より驚きは客層です、新しいYAMAHAのスピーカーも陳列されて

客は圧倒的に60歳以上の年寄りばかり・・・・勿論筆者もそうですが・・・?

今やオーディオショップもこの年代(年寄り)が狙いなのか、ビンボーな筆者には

アンプもマークレビンソンを初め到底縁のない アンプがズラリ並んでます。

でも試聴しますと素晴らしい音はするのですが、音楽が聴こえないんですね(笑)

先日誰かが、こう言うシステムは車ならF1ですよ、と言っておられましたが家庭で楽しむ音楽は音質じゃなく、

間違いなく音楽を楽しむことなんですね・・・・・・素晴らしい音が鳴ってます、でもそれだけなんです。

いい曲を、いい感じで聴きたいから無理をしてレコードを買い、のCDを買い、アンプを改良したいと思うのだ。

しかも、最高唯一という装置など、この世にじつはないのである。フルオーケストラの再現は所詮無理なんです。

どこにもないなら、 現在自分の聴いている装置こそ最高と言えなくもない。

拙宅でゆっくり好きな曲と好きな珈琲をすすりながら時を楽しむ事が良いですよネ。

筆者好みの豆を揃え気分によって淹れて楽しむ程度の道楽が至高の一杯になります。

帰りに最近切らした好きなコナ珈琲(コナオンリーは高額なので)のブレンドを購入して

ゆっくり豆を引いて珈琲を淹れ音楽を聴きます。

 

この曲はオーディオチェック用としてもかなり有名な曲ですが・・・

 

Oscar Peterson Trio – We Get Requests. 1964. ( Full Album)

 

Oscar Peterson“We Get Requests”といえば適度な刺激と洒脱。

古今東西のジャズピアニストの最高峰の技量で奏でられる美音。

分かり易さと高度な内容が同居している希有な音盤です。

 

が今回は Oscar Peterson(オスカー・ピーターソン)の、

有名なライブ音源に「The London House Sessions」というのがある。

このライブ音源から4枚のライブ盤がリリースされている。

 

Oscar Peterson - The Sound Of The Trio .1961 . ( Full Album)

 

1. Tricrotism

2. On Green Dolphin Street

3. Thags' Dance

4. Ill Wind 5. Kadota's Blues

1曲目の「Tricrotism」と5曲目の「Kadota's Blues」はブルース。

ピーターソンの超絶技巧な ブルース・インプロビゼーションが凄まじい。

ピーターソンは唸りを上げてインプロビゼーションを展開しているが、

その「唸り」が耳触りでは無いのが面白い。

The_sound_of_the_trio 例えば、同じ「唸り」でも、キース・ジャレットの唸りは耳触りなんだが、

ピーターソンの「唸り」はキーが合っていて、 歌うような「唸り」なので気にならない。

さすが歌手として一流の実力の持ち主のピーターソンである。

逆にキースはキーが合ってないからなあ(笑)。

この1曲目の「Tricrotism」と5曲目の「Kadota's Blues」のブルース演奏では、

ベースレイ・ブラインの、 これまた超絶技巧なジャズ・ベースの至芸が堪能出来る。

ベースの音もJAZZのウットベースの音は限界があります。拙宅の音は絞まらない低音です、

これが結構長めのベース・ソロなの で、 この長めのベース・ソロを「冗長」とするか「至芸」とするかで、

このライブ盤の評価分かれるような気がする。

3曲目の「Thags' Dance」では、ドラムエド・シグペンの、

これまた超絶技巧なジャズ・ドラムの至芸が堪能出来る。

こちらの方は程良い長さで良い感じ。聴衆もソロが終わった後は拍手喝采。

実に趣味の良い実力派ドラミングである。

拙宅のシステムではあの乾いたドラムの音はやはり出ないのが残念です、アルテック

ジムランでないと満足出来ないスネアー、バスタムの音が欲しくなります(笑)

でも音楽は鳴ってくれるんですよ・・・・・

そして、筆者がこのライブ盤『The Sound Of The Trio』を愛する理由は、

2曲目の「On Green Dolphin Street」と4曲目の「Ill Wind」の存在。この2曲が、

僕にとっては「絶品」なのだ。ピーターソンならではのもの。強弱併 せ持って、

超絶技巧なテクニックをひけらかすこと無く、自然に展開していくインプロビゼーションは素晴らしい、 の一言。

良い感じなんですよね〜。

それとOscar Petersonといえば軽いボサノヴァは外せません。

 

Oscar Peterson Bossa Nova

 

 

オガーマンは弦の達人ともいうべきストリングスの使い方が上手です。

オスカーピーターソンのWAVEでも、見事に綺麗なフレーズを乗せています。

中でも、3分54秒あたりから始まるところは、まさに「オガーマン・マジック」。

ホルン系の音を静かに流しながら、徐々にストリングスの音色が聞こえてきて盛り上がっていきます。

これと比例して、オスカーピータソンのアドリブも冴え渡ります。

ピアノの「オスカー・ピータソン」ですが、スタンダードなジャズ演奏が特徴です。

筆者は染み染みおまいますが、JAZZを音楽を楽しむのは、懲りすぎて、可聴が不可能なジャズよりも、

オスカー・ピータソンのような、自然さが残っているジャズがいいですね。

素直に「音楽」として楽しめます。

ちなみに「WAVE」は、ボサノバの巨匠、アントニオカルロスジョビンの曲ですね。

筆者も昔から好きで言わずと知れた、名曲です。