散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
ブラック仕事
雨降りこの町空見上げ息を吐く
6月11日(月)
休みとしての土日って必要だな。その二日間でリセットして、リズムを整えて、そうして新しい一週間へと向かう。それが正しい暮らし方ではないかな、と、思う(ちょっと前までは考えてもいなかったけれど)。
そうです、まるごと休むのです。身も心もその他もろもろも含めて、まる洗いしちゃうのだ。洗ったあとはお天道さまに晒して、ふ~んわかと仕上げてもらう。乾燥機にかけちゃダメだよ。
そして月曜日には、パリッとしたじぶんで目覚めて歩き出す。書いているだけで気持ちいいではありませんか。
※雨の一日だった
残業時間や担当している仕事の数を自慢し合っていた、あの大ばか時代がなつかしいなぁ。ちゃんとライバルだと言い合える人も他社にいて、燃えて仕事をしていた時代があったことを思い出す。
完全なるブラック企業、いや、ブラック仕事です。まっくろけのけぇ~だよ、どんな光も跳ね返すくらいの、まっくろけのけぇ~だった。土日、それって休みでしたっけ? なんて感じだったし、徹夜もあたりまえの日々だった。
ブラック企業も逃げ出すほどのまっくろけのけぇ~。あれ、毎日押していたタイムカードというのは、なにか意味があったのだろうか。バリバリの労働基準法違反だったよ、確実にね。でも、それはそれで楽しくやっていた、あの頃の若きおれは。
グレーもブラックも渡り歩いてきたから、そろそろ明るく風通しのいいところを歩いて行きたい。そのためには、ちゃんと休む、リセットをする、たのしいことを、つねに仕掛けておく、たのしむこころをもつ、「ロマンチック」をポケットに入れて歩く、ですね。
どんなことも「ロマンチック」がないと、つまらないもの。思いませんか? 幅広い意味でね、男と女の恋愛限定じゃなくて。
道ばたの石ころひとつにもロマンは宿っているのである。発見できるかできないかは、その人しだいである。ですから、最近は「ロマンチック」の匂いのしないところには寄りつかなくなっている(本能のアンテナがジャッジするのだ)。ロマンチックを消し去るのも人だからね、困ったことに。
『一週間メモ絵日記』
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