散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
夏への扉
扉の向こうの夏に手をかける
6月29日(金)
ずいぶん前に、そうだな、たぶん二十数年前かな、読んだ本を読み直している。断片的にしか記憶していないので、ほとんどはじめて読むようなもので、夢中になっている。本を閉じられない。
きっと、今日中に読み切ってしまうだろう。いや、読み終えるのがもったいないから読むペースを落とすか、移動中に電車で読んだのが間違いだった、もったいなかった。
止まらない、やめられない、その本のタイトルは、『夏への扉』、名作だよね。きっと、今夜読み終えるな、がまんできないもの。
世界には名作がいっぱいあるのだろうなぁ。一生かかっても、百回生まれ変わってきても、読み切れないと思う。人間っていうのは、すばらしいよ。うんうん。
若いときにもっともっと読んでおけばよかったと、残念に思うけれど、仕方がない。今から読めるだけ読もうじゃないか、もちろんマンガもだよ。マンガにも名作はいっぱいある(天才バカボンを全巻制覇しなくちゃ、買っちゃいましたから)。
じぶんだけの、じぶんが思う名作でいいから、一冊でも多く読みたいなぁ。そのためには時間が必要だ(飲むより、読め!だな)。
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読んでも忘れる、それは仕方がない、脳の性能はよくないですから。でも、読んでいるそのときが幸せならいいのである。その幸せ感は、日々の暮らしになにかしらの影響を与えてくれるはずだ。そう信じているので、どんどん忘れてOK。忘れたら同じものを読めばいいのだよ(うんうんとうなずく)。
慌ただしく過ぎた一日。でも、なんかいい気分のカケラがこころのなかに残っている。今まで体験してこなかったことだ、大切にしないとね。
そうそう、行列のできる店に行列ができていなかったので、人気があると言われているアップルパイを買ってきた。あした、食べよう。
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蕎麦かうどん、食べ放題である。
これはいい、今度は日本酒とともにだ。
完結できるよ、これで。昼酒にぴったりだ。
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