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てーんしーんめーん

春一番こっそり路地を駆け抜けた


あれ、食べたい。
腹の底からの叫び声が聞こえてきた。
あれだ、あれを食べてくれ~。
腹の底からの願いが繰り返される。
あれってなんだ?
あれは、天津麺だ。なつかしの天津麺だ。残業の味、天津麺だ(過去に何度も天津麺のことは書いたとおもう)。
できれば、天満橋「大王」の天津麺がいいのだが、出掛けていくわけにはいかないし、まだ店をやっているのかもわからない(あとで調べてみよう)。

「天津麺食べたい欲求」は、ときどき顔を出す。
なんたってバリバリ仕事をしていた時代だ。出社朝9時、退社夜の11時過ぎというのが日常で、そこに徹夜と休日出勤が入ってくる。ははは、労働基準法を完全無視である。
タイムカードはあったけれど、残業代なんてなかったはず。
ブラックだぁ~、ブラックなんてもんじゃないぞ~。でも、誰も文句は言わなかった。仕事が好きだったんだよね。やりたくてやっている仕事だったから、とにかく上流へ、メジャーな仕事へと燃えていた。


※昨年、つくってみた。うーん、違う。

そういうハードな日々のなかでの楽しみは夜食だった。そのときに出合ったのが「天津麺」(天満橋の大王という店の出前)。はじめましてのときは、カンゲキした。うまいのだ。それまで食べたことがなかったんだよね。
それから「天津麺」の熱烈なファンになった。よく、「天津麺?うそ、天津飯でしょう。ぜったいに天津飯のほうがおいしい」と、まわりに言われたが(一人ひとりの顔を今でも覚えている、愛すべき仲間たちだ)、「このうまさを理解できぬ者は大バカものだぁ~(みっともなく叫んでいた人がいたなぁ)」と、返していた。

近々、天津麺狙いで外出することを決意。近場で検索をしたら(近場でも電車に乗らないといけない)、二つ先の駅に「王将」を発見。ちゃんとメニューに「天津麺」があった。
ふふふふふ、攻めてやるぜ~。もちろん、餃子もね。





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