1/21(金) 「九州オルレ指宿・開聞コース」を歩いてきました。
このコース、今年(2022年)1月末で廃止されるそうで、菜の花マーチ(中止になりました)参加のついでに歩いてみようと計画しました。
朝、5時に車で福岡を出発し、オルレスタート地点の「西大山駅」に着いたのが、10時15分。車を西大山駅に置きオルレスタートです。
10:30 西大山駅をスタート。開聞岳を間近に見てのウォーキングです。
畑には、広いのどかな畑道です。何が植えられているのか見てみると、キャベツ、サニーレタス、それとスナップエンドウなどです。
ハウスの中では、キンギョソウも植えられていました。
3kmぐらい歩くと松林に入ります。ここの海岸線も絶景です。
「レジャーセンターかいもん」です。玄関の所には、明日行われる菜の花マーチの矢旗がありました。
レジャーセンターから再び海岸線に出ます。
「上原覚市氏」の銅像があります。上原氏は、川尻尋常高等小学校首席訓導として郷土教育に全力を尽くした・・・と書かれています。
ここまでが、5,6km。
川尻漁港を折り返します。このオルレコースは、あまり高低差がありませんが、ここからは少し上り坂です。
ゴルフ場から開聞山麓香料園を通過します。
東開聞駅の踏切を渡ります。東開聞駅の所にもオルレの石像が置いてます。
鏡池:広さ8haの丸い鏡のような形をした火口湖。条件がよければ、逆さ富士と称賛される湖面に映った開聞岳を見ることができます。
この日は、頂上の方だけが映っていました。
枚聞神社(ひらききじんじゃ)は、860年従四位に位された大日孁貴命(おおひるめむちのみこと)ほか8柱を祀っています。古くから交通・航海の安全や、漁業守護の神として人々の厚い信仰を
集めてきました。薩摩一の宮といわれるように島津藩主の崇敬も厚く、本殿は県の重要文化財にも指定されています。優雅なたたずまいの朱塗りの社殿は、周囲の木々の緑に映えて見事です。
玉手筥あるいはあけずの箱と呼ばれる「松梅蒔絵櫛笥」も収蔵されています。
枚聞神社にお詣りし、先を進みます。もうゴールまであと少しです。
指宿市役所開聞庁舎で休憩します。庁舎内では、開聞岳の説明版が飾られています。開聞岳は標高924メートルで、コニーデの上にトロイデをのせた二重式火山で活火山です。整った山頂と
なだらかな稜線が美しく、秀麗「薩摩富士」の異名をとり、「日本百名山」にも数えられています。全山樹木で開聞さつきも咲きます。周囲に山がないため、南薩のほとんどの地域から
その円錐形の姿を見ることができ、まさにこの地のシンボルです。
頂上から望む大パノラマは圧巻で、北の霧島、桜島、池田湖、南の屋久島、三島と、鹿児島の観光名所を一度に味わうことができます。片道が約5キロの道のりを3時間程度で麓から頂上まで登れ、
年中を問わず登山客でにぎわっています。(鹿児島県観光ガイドより)
13:40 開聞駅にゴールしました。時刻表を見てみると、14:04発の臨時電車があります(線路工事のため臨時列車)。これに乗り遅れると2時間半待たなければいけません。
ベンチでパンをかじりながら待っていると、列車が入ってきました。2両編成ですが、乗っているのは我々2人きりです。貸し切り状態です。
約10分で西大山駅に到着。ホームには、観光客の方でいっぱいでした。(乗る人はいなく、皆さん写真を撮っていました)
この日のGPSです。
今まで九州オルレを歩いた中で高低差もあまりなく、歩きやすいコースでした。この指宿・開聞コースは1月末で廃止になりますが、3月末には、霧島コースも廃止になるそうです。
オルレは、韓国済州島発祥ですが、コロナで韓国の方が来れないから廃止の理由の一つでもあるのではないでしょうか?
私も2年前、済州島のオルレを歩こうと計画しましたが、コロナで断念しました。早く収まってほしいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ホテルに戻る途中、菜の花マーチの会場でもあった「なのはな館」前の菜の花です。きれいに咲いていました。