5/7(土)ふくおかウォーキング協会5月度例会は、「筑紫野散策と天拝公園を訪ねて」でした。
集合場所は、JR二日市駅。参加者は、47人。この中には、単身赴任で福岡に転勤されている、神奈川・藤沢ウォーキング協会に所属されているKさんも参加されました。
藤沢のウォーキング協会は、私も何人か知っている方がいますので、お話させていただきました。
二日市駅前には、詩人・野口雨情の「筑紫小唄」の歌碑があります。昭和5年(1930)の建立だそうです。二日市温泉は、明治30年代は、武蔵温泉と呼ばれていました。
歌にも武蔵温泉が出てきます。
今日のコースは、二日市駅をスタートし武蔵寺(ぶぞうじ)を廻りイオンモール~弥生の杜公園~西鉄筑紫駅ゴールの約10kmです。
9:30二日市駅をスタート。途中、第61~63代総理の佐藤栄作さんの碑がありました。
佐藤元総理は、大正15年(1926)に25歳でこの二日市駅長を勤められました。
鹿児島本線の踏切を渡り二日市温泉へ。
県道のガード下を潜ります。民家には、もう箱根空木、オオベニウツギが咲いていました。
武蔵寺に到着。
武蔵寺は、『今昔(こんじゃく)物語集』や『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』にも登場する著名な古代寺院です。
県指定有形文化財「紙本著色武蔵寺縁起(しほんちゃくしょくぶぞうじえんぎ)」には、創建者とされる藤原虎麿(ふじわらのとらまろ)にまつわる一連の伝説が5幅にわたって描かれています。
裏山では11基もの経塚(きょうづか)が確認され、出土品は「武蔵寺経塚群出土品」として市の有形文化財に指定されています。「大治(だいじ)元(1126)年」の銘が入った経筒(きょうづつ)が見つかっており、平安時代後期のものと考えられます。
境内には、市天然記念物「長者の藤」、市有形文化財「古石塔(こせきとう)」、「自然石梵字板碑(しぜんせきぼんじいたび)」、「木造十二神将(しんしょう)像」もあります。(筑紫野市HPより)
武蔵寺の「長者の藤」です。4月末ぐらいが見ごろでしたが、もう房が切られています。
武蔵寺縁起によると、同寺の創建者と伝えられる藤(ふじ)原(わらの)虎麿(とらまろ)が「堂塔の盛衰は、この藤の栄枯にあらん」と誓って植えたことから「長者の藤」といわれ、
樹齢は700年以上とされています。
慶応(けいおう)元(1865)年、太宰府に西下した東(ひがし)久世(くぜ)通禧(みちとみ)(五卿のひとり)が、咲きにおう長者の藤を題材に、祖先の華やかな時代を偲んで詠んだ
「藤なみの はなになれつつ みやひとの むかしのいろに そてをそめけり」の歌は、歌碑として山門横に建てられています。
この藤は、武蔵寺の歴史を伝える貴重な樹木であることから、天然記念物に指定されました。(筑紫野市HPより)
下の写真は、2013年4/29に撮った藤の花です。見事な藤の花でした。
天拝山(257m)への登山道は、境内の下の方です。
武蔵寺から県道31号線に入ります。武蔵(むさし)交差点からイオンモールに向かいます。
イオンモール筑紫野で休憩。10分ぐらい休憩後、再スタート。
日本経済大学ケンブリッジハウスとは、大学の男子寮です。名前が素晴らしいですね。
11:47西鉄筑紫駅にゴールしました。
この日のGPSです。
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