6月6日岐阜市で行われた「第14回長良川ツーデーウオーク」に参加しました。この大会のキャッチコピーは、「美濃(岐阜)を制する者は天下を制す!」「美濃を歩かずしてウオークを語るなかれ」
会場は、岐阜公園噴水女神像前。受付をし出発式を待ちます。岐阜のゆるキャラ「ミナモ君」にカメラを向けるとポーズをとってくれました。
受付では、ミウラ折りコースマップをいただきました。このマップ、普通は小さく折りたたんでいますが、開くと地図が出てきます。また、チェックポイント押欄は、地図に押すようになっています。
これだったらポケットにも入りますし、いいアイデアですね。
出発式では、「ミナモ体操」で体をほぐし、8:25スタート。
私たちがエントリーしたのは、百々ヶ峰(とどがみね)(418m)長良川コース30km。今月から、私のDバックの後ろは、「風車」です。
今日は、天気も良く気持ちのいいウオーキング日和です。岐阜公園を出ると長良川沿いに歩きます。
水にきらめく かがり火は 誰に想いを燃やすやら あなたあなたやさしい旅の人 お逢たひと夜の情けを乗せて こころまかせの鵜飼船・・・・・
歩いていると自然とこの「長良川艶歌」の歌詞が浮かんできます。
長良川は、岐阜県郡上市の大日ヶ岳を発し、三重県を経て揖斐川と合流し伊勢湾に注いでいます。柿田川、四万十川とともに日本三大清流の一つです。
長良川は、岐阜市のシンボル。マンホール、フェンスには、鵜飼がデザインされています。岐阜市のマーク「井」は、岐阜の古い名称「井ノ口」の「井」をデザイン化しています。
織田信長は、美濃国を攻略した際、稲葉城下の「井ノ口」を「岐阜」と改めました。電子辞書で調べてみると、「岐」は、枝状に分かれた道、「阜」は、丘、丘陵を意味します。
千鳥橋付近が20k、30kの分岐点。30kは、トンネルを通り、藍川橋に向かいます。
歩いていると「八幡神社」があります。ふと見ると「銀幣社」となっています。銀幣社とは、あまり聞いたことがなく、調べてみますと、これは、国社、県社、郷社、村社が、岐阜県では
「金幣社」「銀幣社」「白幣社」と呼ばれているそうです。
岩井山東院に着きました。ここには、「小野小町ゆかりの水」がありました。
小野小町は、天然痘を患い、ここの水で天然痘を治したそうです。小町は、お礼として霊水に延算寺の薬師如来像を模した石仏を祀りました。別名「かさ神薬師」です。
私も小野小町みたいに「美肌」になりたく、この水を一気飲みしました。果たして効果は・・・・・・・????
岐阜八景の一つ「岩井山」に入りました。岩井山の「延算寺」が1回目のチェックポイントです。
寺伝によれば、弘仁6年(815年)弘法大師が美濃巡教のとき、この地に立ち寄り薬師如来を拝し、霊水の霊験によって衆生の病苦を救いたいと祈願して、一寺を建立して延算寺と名付けました。
当時は粗末な草葺きの建物で尊像を祀るところもなく、新しいたらいに安置したというので、別名、盥(たらい)薬師ともいわれています。
本尊の薬師如来は、延暦24年(805年)伝教大師が因幡国岩井郡岩井において、楠の木を持って三体の薬師如来を彫刻したうちの一体で、比叡山根本中堂、揖斐郡横蔵寺の像と同じ木であると伝えられています。
百々ヶ峰(とどがみね)に入りました。百々ヶ峰は、標高418mで岐阜市内で一番高い山です。
息を切らしながら登りますが、急こう配の山で、途中何回も休憩します。地元のウオーカーさんから頂上のビューポイントの写真をみせてもらい、それを励みに登ります。
やっとのことで「白山展望」に着きました。ここでは、麦茶と鮎菓子が振る舞われました。
ここが、15k、20k、30kの合流地点です。(15kmは、この後、松尾池の方に降りて行きます)20k、30kは、これから同じコースになります。
白山展望では、御嶽山、乗鞍岳などが眺望できます。
ここで呼吸を整え、再び坂道に向かいます。
百々ヶ峰展望台が、2回目のチェックポイント。チェックを受け、展望台へ。
ホント、ビューポイントです。実にいい眺めです。遠くには、名古屋の市街地も見えます。向こう側には、明日登る「金華山」が見えます。
しばし、休憩し、百々ヶ峰を下りて行きます。ここからは、敦賀の「車さんご夫妻」とご一緒させていただきました。車さんには、先月の若狭・三方五湖で大変お世話になりました。
3回目のチェックポイントが「三田洞弘法」(みたほらこうぼう)です。
宗派は高野山真言宗で正式名称は霊鷺山法華寺。弘仁7年(816年)に弘法大師が創建。2つの頭と8本の腕を持つ珍しい両頭愛染明王坐像を所蔵しています。元和9年(1623年)に再建された境内は、
庭を主にした作りで、本堂は池を渡り階段を上ったところにあります。
「三田洞の弘法さん」として親しまれ、境内にある池には蓮の花が咲き、大きな鯉が泳ぎ、訪れただけで癒される気分に。春のさつき、秋の紅葉も見事で四季を通じて楽しむことができます。
また弘法大師が植えたという菩提樹があり、天然記念物に指定されています。 (岐阜市観光協会より抜粋)
黄金の慈母観音が目につきます。
三田洞弘法を過ぎると「あと5km」の標示があります。現在13:10。ゴールは14:00ごろかな???
長良天神を過ぎ、長良橋手前の所が最後のチェックポイントです。
14:15ゴール! スタッフの方のあたたかい声援でゴールすることができました。
ゴールでは、赤みその「豚汁」が振る舞われました。これって結構おいしいです。
ゴール後は、スタッフの方に「長良川温泉」を教えてもらい、そちらに向かいます。
長良川温泉は、にっぽんの温泉100選にも選ばれており、茶褐色の湯が特徴です。じっと湯船にいると、体がつるつるしてきます。疲れが飛んでいくようです。
長良川温泉からバスで宿舎へ。JR岐阜駅前には、金の信長公の銅像が建っています。
今夜の夕食は、飛騨牛の朴葉焼き、鮎の土鍋炊き御飯です。
明日は、金華山登山。ホテルに帰りぐっすり休みました。
6/6のGPSです。
「#gooポイントキャンペーン」
この写真を見ますと以前、参加したときの風景が思い出されます。
二日ともハードなコースでした。
一度行けばいいかなと思うコースですが、機会があればまた行きたいと思います(^^)
写真を見ているだけで、晴れやかな気分になります
「小野小町ゆかりの水」を飲まれて、きっと益々お肌ぴちぴちになられたでしょうね
でも、登り坂有の30キロ本当に大変そう
金ぴかの信長様も「褒めてつかわす」と言っているように見えますね
清々しい気持ちになりました。でも山道多い!
いつも手に持ちながら「ど~したもんか」と思いながら歩いているので、手のひらサイズのこのコースマップはいいですね。願わくば、山岳地図みたいな上質の紙にならんかな~といつも思います。(贅沢ですが)
余談ですが、長良川を歩いていらっしゃる頃、私は高野山で、弘法大師のお食事を運んでいるところに遭遇!噂には聞いていましたが、「ほんまやったんや~」と“ぽか~ん”としてしまいました。
そんなこんなで寄り道多く街道歩きが進みませぬ。(笑)
岐阜は3月の淡墨桜ウオークで行って以来行ったことがないのですが、自然と見所が多い場所だと感じました。
写真の様子から結構暑かったと思います。途中の麦茶の接待は嬉しかったことでしょう。
ゴール後の「長良川温泉」はいかがでしたか?
温泉と聞くと「行ってみたい」という状況で、特にウオークの後の温泉は気分が最高になったことでしょう。
2日目の報告 楽しみにしています。
今週は、新潟ですか?
岐阜は、淡墨桜、飛騨神岡、長良川の3つのコースから交通の便がいいということでこの長良川にしました。
厳しいコースとは、聞いていましたが、かなり厳しかったです。そうですね。もう一回ぐらい行ってもいいかな?
果たして効果はどうでしょうか(笑)
駅前の信長公の銅像スポットライトに輝いていましたよ。
私達もいつか行ってみたいところです。
長良川ウオークは、ホント山道が多くかなり疲れました。
でも頂上から見る光景は、素晴らしかったです。
料金は少し高めですが、バスタオルもついています。
淡墨桜、長良川、飛騨神岡どちらにしようか迷いましたが、交通の便のいい長良川にしました。
きつかったけど見晴は最高でした。
殆どの風景。初めて見ました。
信長のバスが格好いいです。
登山に近い山道を登り、眼下の景色。最高ですね。
私も30キロぐらい歩きたい。。。
でも20キロで足が攣ります。。。
挑戦!!見習って。
私も、岐阜は、初めてでした。
名古屋から電車で20~30分の距離ですので新幹線を利用すれば、そんなに時間はかかりません。
岐阜市の最高峰の山でしたが、勾配がきつく、難儀しました。然し、歩いていれば、緑も多く歩きやすかったです。