自粛生活の折、昔、旅した所を回想しています。
もう15~17年前でしょうか、韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本でヒットし、韓流ドラマの火付け役になりました。
その冬のソナタのラストシーンでユジン(チェ・ジュウ)が設計した不可能な家をジョンサン(ぺ・ヨンジュン)がユジンを思いながら建てたあの場面。
泣けましたね。あれから韓ドラが好きになったという方もおられるのではないでしょうか?
その不可能な家のロケ地「外島(ウェド)」に12年前行ってきました。
2008年(平成20年)5月4日
不可能な家がある「外島」へは、釜山から船で巨済島(コジェト)の長承浦(チャンスンポ)へ行き、長承浦から観光船で渡ります。
(※2010年12月釜山・加徳島と巨済島に巨加大橋(8,2km)が開通し釜山から約一時間で巨済島に行くことができます)
午前8時釜山沿岸ターミナルより長承浦行の高速船に乗ります。(片道運賃19200W(日本円約1950円2008年時点)約50分で長承浦港に到着。
長承浦は、韓国2番目の島、巨済島に属し、サムソン、大宇の造船所があり、造船の町ということでも知られています。
また、長承浦小学校は、私の母校の小学校と姉妹校を結んでいました。(現在は不明です)
ガイドブックによれば、ターミナルの中に外島行観光案内所があると書いてますが、探せど見当たらない。そこで韓国の人に筆談で聞いてみる。
外島行観光船乗り場は日曜日のせいか、韓国の人で混みあっています。皆さん外島に行くのでしょうか?
19000w(1920円)で乗船券を買い、9:35出航。船内で説明を聞き(といっても韓国語ですのでわかりません)バッチを渡されます。
この観光船は、外島に行く前に「海金剛」(ヘグムガン)と呼ばれる海の中に浮かぶ岩山を探索していきます。海金剛は、日本でも和歌山県串本にもありますね。
海金剛(ヘグムガン)は景勝地として人気のスポットです。海金剛は高さ100メートルほどの3つの大きな岩で構成されており、切り立つ絶壁と奇岩の数々は長きにわたる波の侵食と風雨により
形作られたものです。
観光船は、洞窟の入り口の所でUターンします。岩から天を見上げると空が十字に見えるところがあります。十字洞窟(シッチャトングル)で、海金剛の東西南北に波蝕によりできた小さな海路です。
10時半外島上陸。外島は個人の持ち物で島の滞在時間は1時間半と決められています。そのために船内でバッチを配られました。これはツアー客と帰りの便の確認の為です。
この島は、1969年イ・チャンホ氏が購入し、夫人や仲間と共に島を切り開き、世界中から集めた植物があり、なんだか別世界のようです。
入口で入場料5000w(500円)を払い島内観光します。
ここがチェジュウとぺ・ヨンジュンが再会した「不可能な家」。観光客が多く家内とのツーショットは無理です。
1時間半の時間があっという間に過ぎ、港に戻ります。観光船で長承浦へ。長承浦から高速船で釜山に戻ります。
釜山での夕食。焼肉と冷麺
12年前の写真を見ながらこのブログを書いていますが、また外島に行ってみたくなりました。
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