はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

フィギュアスケート世界選手権 感想など

2024年03月25日 | フィギュアスケート
2024/03/25


カナダ・モントリオールで開催された
世界選手権が終わりました。

やっぱりフィギュアスケートはおもしろい。

坂本花織選手、3連覇優勝おめでとう!
大きなジャンプの迫力と演技の安定感。
終わった後の涙はプレッシャーからだったのか。




千葉百音選手、吉田陽菜選手はともに18歳。

千葉選手はショートの時
とても緊張した様子で
演技をこなすのに精いっぱい
という感じでした。

まだ大会出場歴が少ない中で
世界選手権の大舞台にいきなり出たので
緊張もするでしょう。

吉田選手はトリプルアクセルも成功させ
(若干回転不足だったらしい)
度胸もありそうです。

2人とも好きな選手です。
今後の成長が楽しみですね。


男子はイリヤ・マリニン君が
5種類の4回転を6回成功させて圧巻の優勝!

4回転アクセルもきれいに成功。

世界歴代最高得点の333.76点を
たたき出しました。

もう文句のつけようがありません。
本人も涙して感激してました。

これからもこんなにジャンプが跳べる人が
出て来るかどうかはわかりません。

ここまで至るには
大変な練習と努力があったはずです。

細かい表現力はこれから
できていくのではないかしら。
まだ19歳ですから。

鍵山優真君はトリプルアクセルの後に
転倒があって2位。
でも、気迫があるよい演技でした。

もうマリニン君には当分の間
誰もかなわないと思うので
2位で上出来です。

宇野昌磨君はフリーで
ジャンプの転倒が多くて残念な結果。

ショートが素晴らしい演技で
私も感激したところでしたから残念でした。

宇野君はもう26歳。
2年間進退について悩んできたと語っていました。

それでも
宇野君も鍵山君も明るい笑顔を見せていたので
2人にとって満足いく結果だったのかな。


そういえば、本田真凜ちゃんが
フジテレビのインタビュアーとして
登場しましたね。

現役選手だったから
選手の気持ちもわかるし
選手の知り合いも多いでしょうから
選手も本音を語りやすいのではないかしら。

落ち着いてインタビューする姿は
この仕事に向いているかもなあ
と思わされました。

時は流れ、選手層も変わっていくことを
実感した大会でした。


このモントリオールの表彰式は
国歌を歌ってくれるのですね。



なま歌で歌うという発想が
素晴らしいです!

他国の人が「君が代」を
日本語で歌ってくれるなんて感激。
きれいな歌声でしたよ。

合唱の人たちは
10か国の国歌を練習したのだそうです。

モントリオールの会場の人々は
惜しみなく声援を送ってくれて
カナダのフィギュア人気を感じたのでした。



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フィギュアスケート四大陸選手権 感想

2024年02月04日 | フィギュアスケート
2024/02/04


上海での四大陸選手権。
男女とも日本勢が優勝。

千葉百音選手、鍵山優真選手
おめでとうございます。

千葉百音選手は
ジャンプもスピンもスケーティングもうまい。

丁寧で優雅な演技をみているうちに
胸が熱くなりました。

深く倒したエッジの滑りは
滑って転んでしまいそうなバランス。
なのに、よく滑ってます。

後半はスピード感のあるステップが
多いのに上半身もきれいに演技しています。

最後のピールマンスピンも美しかった。

なぜか、千葉百音選手の演技のときは
祈るような気持ちで見てしまうんですね。




東日本大震災の後
アイスリンク仙台が再開された時に
16歳の羽生君のところに滑ってきた幼い女の子。



その子が千葉百音ちゃんだと知ったのは
一昨年くらいだったかしら。
りっぱな選手に成長していました。

浜田コーチに師事して
いい選択をしたと思います。

佐藤 洸彬君がコーチなんですね。
私の中では全日本選手権のときの
コミカルな印象のままですが
立派になったなと感慨深い。




3位の渡辺倫果選手は
トリプルアクセルが成功。

フリー最後のジャンプだけ、ちょっと残念。
表情豊かな演技は人を惹きつけます。

過去2度の優勝経験のある三原舞依選手は7位。
一時はかなり痩せていましたが
体がしっかりしてきたのはいいこと。



男子は鍵山優真君が300点越えの優勝。




鍵山君の気迫のある演技は見ごたえ充分。
息をつくまもないくらい動き続けて
最後まで密度の濃い演技。

圧倒されて見入ってしまいました。

絶対に勝ちたいという強い気持ちが
全身から伝わってきます。



佐藤駿君は2位。


佐藤駿君も仙台出身。
駿君の時も見入ってしまいます。

最初の4回転ルッツは素晴らしいジャンプでした。

駿君はジャンプの回転数が速くて美しい。
演技構成点にもいい点をいただいたようで
よかったと思います。

ボーヤン・ジン君も地元・中国開催で
いいジャンプを見せてくれました。

3位のチャ・ジュンファン君も
いい演技でしたが、日本勢2人には及ばなかった。

モデル並みの身長とルックスで
韓国では大人気なようですね。


ペアのりくりゅうカップルは
2位でまずまず。

木原選手は腰椎分離症で
グランプリシリーズ2戦と
全日本選手権を欠場してました。

4カ月ぶりの実戦だったそうで
練習期間も短かったようです。

ショートの時はりく選手に笑顔がなく
フリーでは木原選手が途中から苦しそうで
ハラハラしました。

3月の世界選手権、頑張ってもらいたいですね。

 私はフィギュスケートを
熱心に見るようになってから
もう10年にもなります。

現役の短いフィギュアスケート界では
選手はほぼ世代交代していますが
日本勢は確実によい選手が育っているようで
期待が持てます。

こうしてフィギュアスケートを
ずっと楽しめることが私にとっては
うれしい。



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全日本フィギュアのとりとめもない感想

2023年12月26日 | フィギュアスケート
2023/12/26


全日本フィギュアスケート選手権大会も
終わってしまいました。

毎年クリスマス頃になると
全日本の季節だなあと
クリスマスとセットで思い出すんです。

私は21年の全日本を
さいたまスーパーアリーナで見ています。
この時はまだ羽生選手が出ていたんですよ。


今年の全日本は
男子も女子もハイレベルの闘いで
とても見ごたえがありました。

日本は優秀な選手が
次から次へと育ってきていますね。

以前から世界で勝つより
日本で勝つ方が難しいと
言われていましたが
今も変わらないようです。


男子シングル結果
宇野昌磨(トヨタ自動車)298.04(104.69、193.35)
鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)292.10(93.94、198.16)
山本草太(中京大)287.00(94.58、192.42)
三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)280.08(93.91、186.17)
佐藤駿(エームサービス・明大)273.04(89.80、183.24)
友野一希(上野芝スケートクラブ)271.52(86.88、184.64)




宇野君や鍵山君は見るからに
ジャンプの回転が速く
軸もしっかりしていて
頭一つ抜けていますね。

やはりジャンプは大きな得点源ですから
ジャンプの得意な選手は強い。

大会を見に行くと、6分間練習のときに
ジャンプの回転の速さを
会場の上のほうの座席から
見比べられるんです。

最終グループともなると
回転の速い、軸のぶれない選手が
目立ってくるのがわかります。

成績上位の選手は
滑走スピードが速いのにも気がつきます。


宇野君はインタビューの受け答えも
しっかりしてきましたね。
大人になってきたと感じます。

全日本も6回目の優勝だそうで
もうレジェンドの仲間入り。

鍵山君は普段は可愛い童顔なのに
負けん気の強さが前面に出ている。
それがいいと思います。

今年は島田高志郎君や三宅星南君を
しばらくぶりで見られて
なんだか懐かしかった。

相変わらず手足の長い島田君。
三宅星南君は前に会場で見たときは
背が高くてカッコよかった。

壺井君も今後の注目株ですね。

三浦佳生君は初めて見たのは
アイスショーだったかしら。

難しいジャンプに果敢に挑むけれど
派手に転ぶことがあって
痛そうでビックリしたことがあります。

佐藤俊君、いつのまにか
大人っぽくなっていました。

とてもジャンプのうまい選手ですから
頭角を現してくるのではないかと
期待しています。

日本のいろいろな選手を見られるのが
全日本のいいところ。


女子も若い選手の台頭が著しい。

女子シングル結果
1.
坂  本  花  織  
シスメックス
 
 
233.12
2.
千  葉  百  音  
木下アカデミー


209.27
3.
島  田  麻  央  
木下アカデミー


202.18
4.
上  薗  恋  奈  
LYS


200.69
5.
三  原  舞  依  
シスメックス


199.56
6.
渡  辺  倫  果  
TOKIOインカラミ/法政大学


194.88
7.
吉  田  陽  菜  
木下アカデミー


194.22





千葉百音選手2位、おめでとう!

今回じっくりと見たのだけれど
百音ちゃんは動きが優雅。
丁寧に演じているのが好感が持てます。

パッと華やかな感じではないけれど
内に秘めた芯の強さが感じられる選手。

木下アカデミーに移ったんですね。
浜田コーチは選手を育てるのがうまいので
よい選択だったと思います。

島田麻央選手、上薗恋奈選手は
まだジュニアですが
ジャンプもうまくて今後が楽しみです。

新しい選手たちを見ると
この子こそ逸材かもと期待が高まります。


世界選手権の代表が決まりました。

【ペア】
三浦璃来(22)木原龍一(31)組(木下グループ)
長岡柚奈(18)森口澄士(21)組(木下アカデミー)

【アイスダンス】
保留

世界選手権は3月にカナダ・モントリオールで開催。

四大陸選手権と出場選手を
分けた結果のようですね。

今回、全日本を熱心に見て
よい演技が続々出ているのを見ると
フィギュアスケートは
やっぱり見ごたえがあるなあと
少し離れていた気持ちが戻ってきました。

みんな頑張ってもらいたいですね。


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NHK杯フィギュアスケート選手権大会始まる

2023年11月25日 | フィギュアスケート
2023/11/25


昨日から大阪の
東和薬品RACTABドームでNHK杯が始まりました。


私は、そんな時期になっていたことを
すっかり忘れていました。

夜にテレビをつけたら
男子フリーの試合を放送中。

ああ、NHK杯の季節なんだ!と
急にワクワクするような
気持ちがこみ上げてきます。

この時期は毎年
NHK杯を楽しみにしていたなあ。

少しフィギュアスケートから
離れてしまったなと思いながらも
試合を見るとすぐあのときの気持ちに戻れます。


特に日本選手への応援は真剣。

鍵山優真君、素晴らしかったですね。

一時は怪我でどうかなと心配していたけれど
すっかり復活を果たしました。

はじけるような気迫に満ちて
スピード感もあり息もつかせぬ感じ。
ジャンプも確実。

105.51点をたたき出しました。
本人も大満足のようす。

カロリーナ・コストナ―さんがコーチなんですね!

現役時代のコストナーさんは
アイスショーでもよく拝見してましたが
今は優真君のコーチとは
時代は移り変わっていくものですね。


宇野昌磨君もいい演技でしたが
大きなミスはないものの
会心の出来とまではいかないような。

少しづつジャンプ、スピンの
回転不足を取られたようです。
でも100.20点は高得点。


私はデニス・バシリエフス君(ラトビア)の
演技に注目しておりました。
ランビエールさんの弟子ですから。

手足の可動域が大きくて
ポジションがきれい。
芸術的と言ったら、この人が一番ではないかしら。

シンフォニックバレエを見ているような
気分になります。

そこまでジャンプが確実な選手ではないので
表彰台に載ることは少ないのですが
美しい動きには見ごたえがあります。


女子シングルは公式サイトの動画で見ましたが
三原 舞依 選手4位
青木 祐奈 選手8位
樋口新葉選手11位という結果。


青木祐奈選手は初めてのNHK杯。

樋口選手は気持ちを切り替えて頑張って
もらいたいですね。


今日は結果が決まる試合が並んでいるので
見逃せません。
録画しながら楽しみに待ちましょう。









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羽生さんのことは書かないつもりだったけれど

2023年11月20日 | フィギュアスケート
2023/11/20


羽生さんの離婚ことは
もう書かないつもりだったけれど
テレビでもネットでも、さらに話題になって
私もモヤモヤとする思いがあるので
ここに書かせていただきますね。

まあ自分のブログだから
誰に許可を取ることもなく
書きたかったら書けばいいのですけど。


立ち入らなくてもよい
人様の人生に立ち入ることは
余計なお世話であることは重々承知ですが
自己満足で個人的な感想ということで
お許しください。


入籍発表の時
お相手のことを全く知らされないのは
私はとても残念に思いました。

私は何でも知りたがるほうですから
羽生さんが結婚した人が
どんな人なのか知りたかったのです。

ただ、それだけのことで
知ってしまえば納得して
それ以上深追いすることもなかったでしょう。

人は隠されると知りたくなるというのは
人間の本性に違いありません。

神話でも昔話でも
「見てはいけない」「覗いてはいけない」と
言われると見てしまう話は
洋の東西を問わず多くあります。


だから、私の個人的な考えですが
二人で並んだ幸せそうな写真と名前を出して
相手を紹介して
これからはそっとしておいてくださいといえば
知りたがり屋の多くの人や
メディアはお約束として了解して
満足したのかもしれません。
(熱烈なファンを除いて)

今となっては、こんなことを書いても
意味がありませんが。


名前や顔を出さないのは 一般人だから
という理由でしたが
元バイオリニストの方は
(この方が本当に妻だったのかさえも
未だに羽生さんの口からは
何も認めていないけれども
多くのマスコミは顔写真も経歴も出して
この方だと断言している)
事務所にも所属して活動していたプロでした。

だからその方だという前提で書きます。

幼いころからヴァイオリンを習い
きっと教育熱心であろう親御さんに育てられ
一流音大でヴァイオリンを学び
華やかなステージで演奏活動をしていたことを
思うと
羽生さんと結婚するというので
SNSや自身の仕事上のオフィシャルサイトを
すべて消したことに
私は驚き、違和感を感じました。


一生ヴァイオリンで仕事をしていけるような
キャリアの方だと思うのに
自身のネット上のすべてを消すというのは
なにか犯罪でもあったかのような
負の印象しかなかったのですから。

一般人になるといっても
SNSまで消すのはやりすぎです。
自分が生きてきた証ですから。


それほど羽生さんと結婚したかったのか
と思ったけれど
結婚したからといって
何も仕事はやめなくてもよいし
今の時代では夫も妻もそれぞれに仕事を持って
自分の得意分野で活躍して生きるほうが
ずっと幸せだと思うのです。


それをしなかったのはなぜか。

まったく憶測の域を出ませんが
羽生さん側の希望のように思いました。

というのも家族同士のパワーバランスを
考えるとそう感じます。

羽生さん側は家族の結束がとても固い。
羽生さんを守ることにも慣れている。


そんな活躍をされていた方が名前も隠し
身をひそめ、仕事もなくなり
外にも出られないとしたらどうなんでしょう。


娘が有名な人と結婚したと思ったが
いつまでも名前も出されないで
匿名の人となり
自分も口外することを禁じられているとしたら
相手のお母様はさぞかし悲しく
当惑されたことでしょう。


お相手の名前が頻繁に出てきた頃に
羽生さんはきちんと認めて
発表すればよかった。


誹謗中傷があるから隠すのではなく
隠しているから
見当はずれの誹謗中傷が起こってくるという
ところもあると思うのです。


離婚したからといって
お相手がすぐに正々堂々と外に出て
活動できるわけではないと思います。

二人とも深い痛手を負っていると思います。


それでも何かご縁があって
一緒になったのだから
その縁はこれで済んだこととして
再出発をすればいい。


離婚を逆手にとって、笑い飛ばして
頑張って出て行ってほしいと思います。

これほど名前や顔が知られて
しまったのなら
もうそれをプラスにするしかない。

何も悪いことをしていたわけでは
ないのですから。

これからの人生をプラスにするのは
自分の考え方、生き方次第です。

(この文章はその後一部書き直しました)


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