はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

衆院選の結果 とりとめもない感想

2024年10月28日 | 政治
2024/10/28



昨日の衆議院議員選挙結果
政治的な感想を書くのはどうかなと
思いながらも、やはり感想くらい書きたい。


今回ほど「変わること」を
願っていた選挙はありません。

私は見えないところで
ズルいことをしている政治家の感じが
好きでないのです。

自・公の過半数割れは願っていたとおりです。

自民が議席を65も減らしたためか
議員の年齢も若返ったような気がします。

女性議員が73名で過去最多です。

これで政治が変わってくれることを
期待していいのでしょうか。



大企業の利益は過去最高で
莫大な内部留保があるということを
今回の選挙期間中に知りました。

自民党が今まで大企業優先の政策を
取り続けていった結果です。

こんなに庶民の生活が苦しくなっていても
一部の人々は優遇されていたことに
今更ながらがく然としました。

大企業の税金は上げて当然のことだと思います。


(画像はネットより拝借しました)


昨今問題になっている
闇バイトの強盗事件ですが
これも貧しい若者たちが増えている
ということではないでしょうか。

若い人が正規の仕事につけない
賃金が安いという問題が
根底にあると思います。


それに比して
世襲議員は何の苦労もなく
議員になった人です。

その人自身が優れていたわけでもない。
努力したからでもない。

苦労したわけでもない人に
世の人が真に求めているものが
わかるのでしょうか。

やはり庶民の味方
弱い者の味方でないとね。


防衛費のこと。


防衛は必要だと思いますが
お金の使い方がずさん。

どんどん値上がりする武器を
アメリカや軍事企業から買い取っている。

(8月31日 東京新聞)

こういうものを買えば
日本は安全だと云えるのでしょうか。


原発は本当に安くて安全なエネルギー
なのでしょうか。




選挙が終わった今日
福島第一原子力発電所2号機での
燃料デブリの試験的取り出しが
再開されました。

これは偶然ではないのです。

選挙戦の期間中に
原発が話題になることを避けて
終わった途端に再開したということです。

880トンあるというデブリをたった3g
試験的に取り出すだけでも
13年かかっているのですよ。

原発は決して安いエネルギーでもなく
安全なエネルギーでもありません。
原発はもうやめてもらいたいです。


とりとめもなく書きましたが
一部の人が得をする政治は
もう終わりにしてもらいたいのです。


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自然災害について思うこと

2024年09月22日 | 政治
2024/09/22


能登地方では大雨によって
大規模な被害が発生している
とのニュースがありました。

1月の大地震・津波で受けた被害の後片付けが
まだおさまらないうちに
また土砂崩れや浸水被害を受けたのでは
なんといったらよいのか
言葉が見つかりません。

これ以上被害が広がりませんように
と祈っています。


それにしても日本は災害大国。
最近は災害が多すぎるような気がします。

開発途上国の自然災害はときどき耳にしますが
日本のような先進国で
こんなに頻繁に大きな被害が出るのは
聞いたことがありません。


被災した自治体からは窮状を訴える声が
相次いでいるそうです。


個人の努力で、あるいは自治体で
ボランティアで、寄付で、どうにかしろではなく
国は災害対策にもっと力を入れるべきですし
多くの予算をかけるべきだと思います。

国の政治に携わる人は
日本が災害大国であることを
もっと認識すべきだといつも思います。

国民の防災意識は高いのに
個人の努力や注意ではどうにもならないところで
災害が起こっているのです。

避難所も台湾やイタリアのほうが優れていた
という話も聞きました。




国を守るとは対外的な国防ではなく
自然災害対策にこそ、知恵と技術と予算をつぎ込んで
国を守ってもらいたいと思うのです。




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上川陽子さん

2024年01月30日 | 政治
2024/01/30


外務大臣の上川陽子さんについて
麻生さんの発言が話題になっています。


【麻生氏の発言内容】
俺たちから見ても「ほ~このおばさんやるね」と思いながら、この間ニューヨークで(上川氏に)会ったけれど、少なくともそんなに美しい方とは言わんけれども、外交官の手を借りなくて「私がやるからいい」って、自分でどんどん会うべき人たちは自分で予約を取っちゃう。
あんなことできた外務大臣は今までいません。新しいスター新しい人がそこそこ育ちつつあるんだと思いますね。


麻生さんは、けなしているのではなく
すごく褒めているのです。

「あんなことできた外務大臣は今までいません。
新しいスター新しい人がそこそこ育ちつつあるんだと思いますね。」


私は静岡時代、上川さんの近くの町内に
住んでいたというだけで
一方的な親しみを感じているのです。


政治のことなので
ちょっと迷いましたが
ここに書かせてくださいね。

上川さんは衆院静岡1区の選出です。

上川さんが初当選した2000年当時
私たち一家は静岡市駿河区に住んでいました。

上川さんも駿河区に住んでいました。

当時の近所のママ友が
上川さんの中高の同級生だったので
その人から話は聞いていました。

上川さんが初当選したときに
そのママ友Tさんが
「上川さん、当選しちゃったよ!」と
興奮した様子で言っていたのを
思い出します。

上川さんの出身校・雙葉の同窓生たちは
熱心に応援していたのだと思います。

初当選してしばらくしてから
町内の公民館に上川さんがいらして
挨拶をなさったことがありました。

その時はまだ私たちは将来
上川さんが外務大臣にまでなる人とは
思いませんでした。

公民館に集まっていた住民の誰かが
上川さんに要望を伝えると
上川さんは、
「私はまだ1年生議員なんです。
これから覚えなくてはならないことが
たくさんあります。」
というような意味のことをおっしゃったと
記憶しています。


それから私たち一家も東京に引っ越し
静岡1区で投票することもなくなりました。


法務大臣になったときは驚いて
ずっと着実に歩んで来られたのだ思いました。

でも上川さんに対しては
「あのとき同じ地域に住んでいた奥さん」
というような気持ちを抱いていました。


外務大臣になってから
上川さんの有能さが前面に出て伝えられる
ようになりましたね。

比べものにならないくらい
遠くに行ってしまった感じですが
やはり同じ女性として
誇らしいような気持ちがしています。


女性初の総理大臣になってほしいなと
期待をしているのです。





コメント (2)
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W杯は「スポーツウォッシング」?

2022年12月03日 | 政治
2022/12/03


「スポーツウォッシング」という聞きなれない言葉。

皆さんは知っていましたか?

スポーツの巨大イベントを開催することで
社会が抱える問題を洗い流して
大衆の関心を遠ざけるという意味があるそうです。

スポーツに熱狂することで
政治や社会の問題をwashしてしまって
国民の目から隠してしまうことのようです。


2月の北京オリンピックの頃の記事ですが
こちらが詳しいです。




東京オリ・パラのときのことを考えると
復興五輪と名づけられた五輪でしたが
コロナ禍で不安や反対が多い中を強行したのが
記憶に新しいです。


大会組織委員と癒着した企業の懐に
多額のお金が入り
現在進行形で汚職事件として捜査されているのは
ご存じのことと思います。


今はサッカーのワールドカップ開催中です。

昨日も日本がスペインに勝利したことは
連日、主要放送局がこぞって放送し
全国紙が紙面を大きく使って報道しています。

こういう時は要注意と思っていましたが
案の定、今は国会審議が開かれています。

国会日程は
10月3日から12月10日までの69日間だそうですが
W杯に合わせたようなテレビでの国会中継は
偶然とも思われません。


連日、重要なことが決められています。

その中から、私が気になったものを
自分の覚えとして書いておきます。


コロナワクチンのこと

加藤厚生労働大臣は、
「現在までのワクチンの契約量の合計は8億8200万回分で、
接種した分などを差し引くと、
残りは4億5539万回分で、
単純に計算すると1兆2409億円となる」
と説明しました。

そのうえで、残りのワクチンのうち、
有効期限が切れ、
廃棄となる可能性が高いものは1億回分あり、
引き続き接種を促進していく考えを強調しました。」

・・・・・・

もう国民の健康・安全のためというより
ワクチンが残り物として廃棄されないように
国民に接種を進めていくということかしら。

不安を抱きながらも5回目を打った私は
やりきれない気持ちに…。
 

防衛費の大幅増について

「来年度から5年間の防衛費の総額は
40兆円から43兆円程度とする方向。
今の計画の1.5倍程度にあたる規模です。
2027年度に、防衛費と関連する経費は
GDPの2%に達する予算措置を講じるよう岸田首相は
指示しています。」


現在のGDP比0.96%から、5年後には2%に拡大。

大事な教育や福祉の予算は伸びておらず
かえって減らされたりしている中で
なぜ防衛費は簡単に大幅増になるのかしら。

日本の子育て関連の公的支出は欧州諸国の半分程度
にとどまっており、少子化の一因とされるそうです。
 


●反撃能力って何?

「戦後の安全保障政策の大きな転換となる
国家安全保障戦略など
安保関連3文書の年末までの改定に向け
自民・公明は「反撃能力」の保有を認めることで合意した」

・・・・・

戦後、政府が一貫して「持たない」
と判断してきた能力を持つことになり
日本の安全保障政策が大きく変わることになるんです。

こんなに大きなことなのに
サッカーに比べて、サラッと伝えられただけで
国民はこのことを知っているんでしょうか。


反撃能力」というのは
敵基地を攻撃する能力のことで
そのため巡行ミサイルのトマホークを
500発購入する予定だそうです。

トマホーク1発約3億円。
(8年前イギリスが買った値段)

軍隊のない日本が500発も買うのですね・・・


サッカーは嫌いではありませんが
あくまでスポーツ枠の中での報道でいいはず。

もっと報道すべき大事なことが
たくさんありますよ。

皆さんも大事なことを
ウォッシングされませんように
見るべきものを見ていてくださいね。



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安倍氏の国葬

2022年09月27日 | 政治
2022/09/27


今日は安倍氏の国葬。

私はこのことを書くのは気が進まないけれど
でも、自分のブログで自分の気持ちを
書かないのも本意ではない。

以前の私なら政治と宗教のことは
書かないでおこうというスタンスでした。

けれど
世間にはさまざまな意見が溢れています。
SNSで個人も意見を発信できる時代になった。

これからは、思うことがあるならば
自分の意見は意見として
発信していくべきではないかと
思うようになったのです。


もちろん、何のお別れも言わずに
ある日、命を絶たれてしまった安倍氏の無念さ
家族の悲しみの深さは理解できるつもりでいます。
悼む気持ちも持っています。

でも7月12日に安倍氏の葬儀は終わっており
親しい人々、支持していた人々との
お別れはすんでいるのです。

国民の60%が反対しているとなれば
国葬を決めたことが早計だったとして
「撤回します」で、よかったのでは。

それが国民の声を聞くことではないでしょうか。

私が今回学んだのは
(今回もですが)
政権は間違っていても
絶対に訂正しないということ。

無理に押し切るということを
安倍政権時代から繰り返してきました。

そのやり方が
今回の国葬でもそのまま継承されていた
ということです。

国民はそのたびに自分たちの意見は
受け入れられることはないと
絶望的に感じるのです。

反対が多いとなったら
「弔問外交」という言葉を使い出しましたが
10∼15分で大切なことを
話し合えるんでしょうか。

何かの政治的合意ができるんでしょうか。

G7の首相は誰も来日していません。

218の国、地域が参列しましたが
多くの国は日本にいる駐日大使だそうです。

(上記の217ではなく218が正しいです)

国葬をやろうというのは
麻生氏の意見が大きかったと
言われています。


閣議決定で決まったと
岸田首相は言っていますが
麻生さんに押し切られたのでしょうか。


今回の国葬を請け負った会社は
安倍氏の桜を見る会を受注した会社と
同じだというではありませんか。


入札もしないで1社に丸投げだなんて
あきれますね。


今日の国葬を見ていて
自衛隊はまるで軍隊だなと思いました。



日本は軍隊のない国とはとても思えない。

この制服の人たち(儀仗隊)を見ていたら
三島由紀夫の楯の会を思い出しました。

皇室の葬儀でもなく、無宗教の葬儀というと
自衛隊が出てくるんでしょうか。


どうして大砲(戦争に使う兵器)が
葬儀に必要なの?





菅さんの弔辞がよかったという声もありますが
「総理、あなたの判断はいつも正しかった」
という菅さんの言葉は引っかかります。

「特定秘密保護法、一連の平和安全法制、
改正組織犯罪処罰法など、難しかった法案を、
すべて成立させることができました。」

これらの法案は成立させてほしくない
危険な法案ばかりなのです。

親しい友人としての情や悲しみは
感じますが
判断がいつも正しいというのは間違いです。




これが国葬について私の感じたことです。


内田樹氏のご意見
「国葬という政治的失着」



コメント (4)
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