はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

日曜日の渋谷とハロウィン

2023年10月31日 | 日々の出来事
2023/10/31


亀井聖矢さんのコンサートは
ちょうどハロウィン前の日曜日でした。

ハロウィンには渋谷に来ないでと
渋谷区長は盛んに宣伝していましたね。


この29日はちょうど韓国・梨泰院雑踏事故 から
1年目の日でした。


私はコンサート当日
渋谷が混雑して歩けないかもと
心配になって早めに出かけました。

駅前にはたくさん人がいましたが
日曜の午後は以前から
こんな感じではなかったかと思います。




若い人がほとんどです。
それから外国人もたくさんいましたね。

スクランブル交差点では
多くの人が歩きながらスマホを掲げていて
きっと動画を撮っているのでしょう。

人の流れを促すスピーカーの大音声で
騒然とした感じです。

仮装している人は見かけませんでした。

「渋谷はハロウィンの会場ではない」という
宣伝が効いていたのかもしれません。



人の流れにそって速足で歩いてBunkamuraに到着。

若い人々ばかりで
なんとなく場違いな感じを抱いていた私ですが
ここには似たような雰囲気の人々が
いてほっとしました😊 


休憩時間の空


帰りは午後6時頃でしたが
この時のほうが混雑していました。

夜になって人が集まってきたようです。



機動隊の車両が並んでましたし
警官の姿も多かったように思います。




渋谷駅内も規制線が張られて
いつものようには山手線上り口に
行けないのです。

狭くなった通路は人でぎっしりでした。

ホームも人であふれていましたが
無事電車にも乗ることができて
電車に乗ってしまえばいつも通り。

無事に帰宅しましたが
気を使ってしまい疲れましたね。


渋谷が路上飲みの大騒ぎを恐れて
来ないでと言っていると思ったら
渋谷の代りに池袋がハロウィンイベントの
中心地に名乗りを上げたようです。


豊島区の高際区長は
「豊島区・池袋がマンガ・アニメ・コスプレの聖地
であることを宣言します」と
コスプレ推進。

昼間、大きな公園や広場で
イベントとして開催されるのなら
まだ健康的で、家族連れも楽しめそう。


コスプレの人たちはときどき
サンシャインシティ周辺で見かけますが
見ると、「わぁ~」「すごい!」
と思ってしまいます。

見るのもとても楽しいものですよ。
ハッピーハロウィンなら歓迎ですね。


コメント (2)
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Piano'Monologue 亀井聖矢 第1回ピアノリサイタル

2023年10月30日 | コンサート
2023/10/30


昨日は渋谷のオーチャードホールへ
亀井聖矢さんのピアノリサイタルを
聴きに行ってきました。

オールショパン・プログラムということで
若手実力ナンバーワンの亀井さんが
どういうふうに弾くか
ショパン好きな私は楽しみにしていました。




舞台には3台のピアノが並んでいました。




手前からエラール、スタインウェイ
奥はプレイエルです。

エラールは1911年製
プレイエルは1834年製で
ショパンが生きていた時代のもの。

この3台のピアノを弾き分けながら
ショパン当時の音の雰囲気を
味わうという趣向のプログラム。


・・・・・・・

プログラム

・スケルツォ第4番 ホ短調作品54
・24の前奏曲より第1番
・3つのマズルカ作品59 26番  37番  38番
・3つのワルツ作品34 2番  3番  4番
・アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ

休憩

ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58

アンコールは
英雄ポロネーズをプレイエルで演奏。

・・・・・・

エラールやプレイエルは
現代のピアノにくらべると
軽みのある優しい懐かしいような音。

亀井さんは古楽器だからといって
弾きにくくはないと
おっしゃってましたね。

今のピアノほど音量がないので
ちょっと平板にも聴こえます。

ショパンの時代は
サロンのような部屋でプレイエルが
弾かれていたわけですから
当時の雰囲気を知ることができて
大変貴重でした。





7月に神奈川フィルとの協演で
ラフマニノフ3番を聴いたときには
素晴らしい熱量の演奏で感激しました。


実は今回は古楽ピアノの演奏の時は
ちょっと物足りなく感じたのですよ。

ですが、後半のピアノソナタ第3番が
素晴らしかったです。
やはりスタインウェイで弾いたからかしら
と私は思ったのですけれど。


私の個人的感想ですけど
スタインウェイはやはり
表情をつけられるというか
表現の幅が大きいと感じました。

繊細な心、晴れやかさと、不安になる
心の移ろいが感じられるのです。


アンコールの英雄ポロネーズは
どのピアノで弾くか
客席の拍手で決めたんですよ。

私は断然スタインウェイで
弾いてもらいたかったのです。

英雄ポロネーズは低音部が魅力的で
リズミカルにバリバリ弾く曲じゃありませんか。

でも、そう思う人は少なかったらしく
多くの人がプレイエルを希望。

プレイエルで聴く英雄ポロネーズは
勇ましいというより、どこかやわらかい。

ショパンが弾いていたときには
実際はこんな感じで
私の解釈は現代風なのかもと
当時に思いを馳せたりしました。

思う存分ショパンが聴けて
満足な演奏会でした。




この日の渋谷はハロウィン前の日曜とあって
騒然としていました。

それは次回に書きますね。





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黒柳徹子著『続・窓ぎわのトットちゃん』

2023年10月28日 | 
2023/10/28
 

10月3日に発売になった
 『続・窓ぎわのトットちゃん』を
読みました。


10月15日に
黒柳徹子さんの話を書いたときは
まだこれが出版されていたことは
知らなかったんですよ。

たまたま永六輔さんの本を
読んでいただけだったのですけど。

その後、知人がトットちゃんの
続編が出ているよと教えてくれました。


1981年に出版された
『窓ぎわのトットちゃん』は800万部の
ベストセラーになっていますが
(世界全体では2371万部)
日本の教育界に最初にリトミックを取り入れた
小林宗作先生のことが書いてあるので
私にとっては大切な本です。

トットちゃんもトモエ学園で
リトミックをした様子が書かれているので
なにより興味深く貴重な描写です。


さて、そうして続編を楽しみに精読したのでした。

徹子さんの本は難しいことなど
少しも書かれていなくて
それでいて人生の指針となるようなことが
たくさんあります。


文章が簡潔でわかりやすいのは
女優としてたくさんの台本を読んできて
台詞を言ったり、朗読をする経験を通じて
わかりやすく伝わる文章というのを
体験的に知っていらっしゃるのではないかと
思ったりしました。


前の本にはあまりなかった
戦争体験が多くのページを割いています。

これはウクライナの戦禍で
悲しい思いをしている子どものことを考えたときに
自分の戦争体験を書こうと思ったと
インタビューで語っています。

本が出版された時は
まだイスラエル問題は始まる前でしたね。


戦争は誰も幸せにしない
悲惨で不幸なことなのに
世界のどこかでいつも戦争をしていますね。

八戸(諏訪ノ平)に疎開した話などは
徹子さんもこんなに苦労していたんだと
あらためて知りました。

お母さんの朝さんがとてもたくましく
生きている姿が書かれています。

そういうたくましさは徹子さんも
受け継いでいるように思います。


ここまでずっと第一線で活躍してきたのは
そういう体験があったからこその強さが
あったような気がします。

そして、人生の選択がやはり賢い人なんです。

クリスチャンの信仰も
関係しているかもしれませんね。



ひとつ、こんな話を引用させてください。

『徹子の部屋』のオープニングの曲は
もともと歌詞がついていたのだそうです。

作曲:いずみたく 
   詞:山川啓介    

〈みなさんもぜひ、この歌詞を
「徹子の部屋」のあのメロディで歌ってみてください。〉
 と徹子さんは書いています。


 ♪ 高い声を出すとき より目にならないように
笑うときはできる限り コロラチューラで
ワサビ カラシ コショウ などは控えめに~
煙草はとくにぜったい~禁物よ
お酒はこれはぜったい やめられな~い ♪


・・・・・・・・

あのメロディに当てはめて歌ってみたのですが
なんだか字数が合わない気がするのですが😝 

当てはめ方が悪いのかな。

それにしてもあの有名なテーマソングに
こんな歌詞がついていたなんて
この本を読んで初めて知りました。

 
 

 
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神代植物公園

2023年10月27日 | 花・植物
2023/10/27


調布市にある神代植物公園へ行ってきました。

広大な植物園です。

バラ園、ダリア園、ベゴニア温室など
花が豊富で見ごたえたっぷり。




10月3日から秋バラフェスタも開催中。




ダリアが好み。



ダリアってこんなに
種類があるんだとびっくり。


手の平よりも大きな花が咲くんですね。
昆虫がたくさん来てました。

カマキリが訪問中




大温室


大温室内も熱帯の雰囲気


サボテン



ベゴニアの鮮やかな花





こうして見ると葉の種類も豊富で
見ていて飽きません。


ラン類


珍しいランも




オオオニバス


どこもよく手入れされていて
気持ちがいいです。

売店にある花苗や果樹なども
欲しいものが多いけれど
電車では持って帰れません。





菊花展ももうすぐ開催されるようです。
何度でも来たいですね。



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巣鴨とげぬき地蔵の「お御影(おみかげ)」

2023年10月26日 | 日々の出来事
2023/10/26


巣鴨とげぬき地蔵は近いので
いつも訪れておりますが
お守りを買ったことはなかったのです。

伊藤比呂美さんの本で
「お御影」を買うというのを読んで
私も買ってみようと思いました。

小さな紙の包みです。





売っていたお坊さんは
これで体の悪いところをなでるか
水に溶いて飲んでもいいと言いました。

「え、飲むんですか?」とびっくりしました。
紙ですからね。


私はいつも身につけていようと
ズボンのポケットに入れていました。

そして
そのズボンを洗濯してしまったのです!

すすぎの途中で洗濯機の蓋をあけて
気がつきました。

ふわふわと水に散らばる紙。

取れる紙くずは小さな網ですくいました。

長い時間洗濯機をのぞきこんで
紙をすくっていたので
腰が痛くなりそうでした。

これはいったい何の修行かしら⁈

洗う前にポケットを調べたのですけどね。
手の届かない奥のほうに入っていたようです。
(調べ方が不十分だったのでしょう)

ホント、いつもやらかしますね。

そして驚いたことにお御影の
お地蔵さまは全く破れずに
10枚すべて回収できました。
(2包分)

包んでいた外側の和紙は
ボロボロにちぎれていましたが
お御影は破れてもおらず
色も抜けていませんでした。



さすが地蔵菩薩様、強い!

あんなに洗濯機の中で
洗剤と水流にもまれたのに。

困難に負けない地蔵菩薩様の
力を感じましたね。

すっかり感心してしまいましたので
またきれいな和紙に包み直して
今度こそ大事にしようと思います。

御利益ありそうです。





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