はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

角野隼斗さんの新CD が届く

2024年10月30日 | ピアノ
2024/10/30


角野隼斗さんの新CD『HUMAN UNIVERSE』
が昨晩届きました。

このCDを予約したのは7月16日。
3か月以上かかりました。

まだ作っていないうちに予約したからね。
昨日が発売日だったのかしら。



白いテープでCDと厚紙写真が留めてある。
メガジャケ付きなんだそう。
メガジャケの使い途がよくわからないけど😊 


昨日書いた「認知症予防の5つのポイント」
に当てはめると
CDが届いたのは「ワクワクする」に該当。


今回のCD は静かな、瞑想的な曲が多い。
私の好きな曲がたくさん入っています。

少しくぐもったような柔らかな音が
空間に広がっていきます。

ショパンのノクターン13番は
以前のCDにも入っていた曲ですが
あの時と比べて、いっそう静まり返っているが
慟哭の激しさは増したような。

 
角野さんはどんな心境で選曲したのかしら。

音楽と宇宙、人の心の連環がテーマ
だということです。

宇宙が子どもの頃から好きだったという角野さん。
音楽で宇宙を表現することが究極の目標だと
ライナーノーツに書いてあります。

 

聴いていると穏やかな気持ちになるので
作業するときも、眠りにつくときも
安らかな曲はありがたい。







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中村紘子さんのささやかな思い出

2024年09月27日 | ピアノ
2024/09/27


『キンノヒマワリ 中村紘子の記憶』
の感想の続きを書くつもりでいますが
その前に
私のなかでの中村紘子(敬称略)
の記憶を書いておきましょう。



もちろん直接話したことはないのですが
コンサートと公開レッスンで2度
彼女を見ているのです。

静岡時代に静岡市民文化会館で
行なわれたリサイタルを見に行きました。
25∼30年前のことではなかったかしら。

前から2番目の席で間近に見ることができました。
一緒にいた友だちと話したことも覚えています。

「こういうリサイタルではピアニストの体調が気になるのよ。
今日は調子はどう?ちゃんと弾ける?って思っちゃう」
と私は言ったのです。

そうしたら友だちは目を丸くして
「そんなふうに考えたことはない。心配性なんだね」
と言われて…。

(ああ、そんなこと思うのは私だけ?)

出演者の体調とか、準備とか進行とか
舞台裏の段取りがスムーズにいくか
そういうことが気になってしまうタチなのです。

(まあ、それはいらぬ話でした。)

この時彼女が何を弾いたか
覚えていないのですが
力強く、男性的に感じる演奏だった
ことは覚えています。


2回目は静岡にある私立短期大学に
彼女がピアノの公開レッスンに来た時に
一般聴講生として参加したのです。


海外(東欧だったか)のコンクールで
入賞した学生が
ショパンのスケルツォ2番を弾いたのです。

そのときに
「あなた入賞なんてよくやったわね。えらい。」
と褒めていたことが印象的でした。

指導の感じは、NHKで見ていた
『ピアノとともに』そのままでした。
とても上品な話し方。

ピアノとともに(講師:中村紘子):初回「バラード第1番」(ショパン):その1


『キンノヒマワリ』にも書かれていますが
中村紘子は若手の教育に力を注いだ人でした。


こんなことを書いています。
『ピアニストだって冒険する』より

〈ピアノやヴァイオリンといった演奏分野は、大脳生理学からいっても非常に若い年代で完成を見る分野である。いま世界的に活躍している演奏家たちの殆どは、実は10歳になるかならないかの年齢で基本的に完成してしまっているのである。高校や大学に入って、あれこれと技術を磨き直しているようでは、もう遅い。〉


1996年から中村紘子は浜松ピアノアカデミーで
若手の指導を始めていました。

多くのコンクールの審査員になって
日本人と欧米やロシアの参加者の違いは
日本人には「響きがない」「音が硬い」ことに
気づいたと言います。

それは古風な日本流ピアニズムを
身につけていることに彼女は気づいたのです。

若手を育てることに大変な情熱を
注いだのでした。

韓国のトンヨンで
15歳のチョ・ソンジンを見つけ
浜松ピアノアカデミーに招いて育成して
彼は浜松コンクールで優勝した後に 
21歳でショパンコンクールにも優勝したのです。

藤田真央君もこのアカデミーで学びましたね。



日本音楽コンクールに優勝した頃
1959年 15歳

(本書よりスマホ撮りです)


 

 

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クラビノーバよ、さようなら

2024年04月03日 | ピアノ
2024/04/03


28年間使っていた
YAMAHAのクラビノーバを処分しました。



古い型なのでフロッピーで
録音できるのが便利で
よく録音して練習に使っていました。




フロッピ―だけ持って行って
会場で再生することもありました。


静岡時代はグランドピアノだったのですが
こちらのマンションに引っ越す際に
マンションが楽器禁止だと知って
グランドピアノを処分して
消音、録音機能のついたアップライトに
買い替えたのでした。

アップライトピアノにも録音機能があるので
そちらを弾くことのほうが多くて
フロッピーがすたれてからは
クラビノーバを弾く頻度は
少なくなっていました。

でもときどき使っていました。

先日、電源を入れて弾いてみると
音が出る鍵盤と、出ない鍵盤があったり
急に音色が別のものに変わったりすることに
気がつきました。

ちょっとしたショックでした。

考えてみれば1996年から28年間も使い
引っ越しで運んだりもしています。

故障というより、もう寿命でしょうね。

アコースティック楽器の寿命は長いですが
電子ピアノは電化製品ですから
寿命が来るのも仕方のないこと。

すぐに処分を決めました。

区の粗大ゴミセンターに訊いてみると
電子ピアノは大きさ、重さによっては
引き取れないものがあるとのこと。

その場合はピアノ引き取り業者に
依頼してほしいとのことでした。

マンションのゴミ置き場まで
自分では運んで降ろせないというと
取りあえず引き取れるかどうか
見に来てくれることになりました。

そして昨日、清掃事務所の方が
2人で来てくれました。

部屋のドアから曲がって
狭い廊下に出せるかどうか…

あまり若くない作業員さん方は
75㎏のクラビノーバを一生懸命
持ち上げて運んでくれました。

腰を痛めないか
こちらが心配になってしまいます。

しかし、無事に玄関から出して
エレベーターに乗せて
エントランス前に止めた小型トラックに
積み込むことができました。

ホッとして、作業員さんには感謝でした。
引き取り料は2,300円でした。

たくさん弾いた思いが詰まっているので
別れはちょっとセンチメンタルな気分になりました。




今まで、いろいろな音楽を
ともに楽しんでくれたクラビノーバ。
28年間お疲れ様でした♪



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ブーニンの密着ドキュメント、1月1日に放送

2023年12月29日 | ピアノ
2023/12/29 


お知らせです。

スタニスラフ・ブーニンの
密着ドキュメントが1月1日に
放送されます。


〈10年ぶりのツアー
若手有望株 亀井聖矢 とのレッスン
ジャン・マルク・ルイサダ との再会など
見どころ満載です…!!! 〉

ということで、ブーニンは
体調もよくなってきたのでしょうか。

ツアーの様子も知りたいし
亀井君のレッスンも見たいし
ルイサダさんとの再会の様子も見たいし。

ルイサダさんとは1985年の
ショパンコンクールで
同じ大会に出ていたんですね。

見たい内容ばかり。

1月1日 NHK 総合で 昼1:05から放送です。



元旦は何やかやと用事が
ありますので
私は録画予約しておきます。





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小林愛実さんの復帰報告

2023年11月23日 | ピアノ
2023/11/23


出産のため休養していた小林愛実さんが
Instagramで復帰報告をされてました。



おめでとうございます!

お元気そうですね。

反田さんと赤ちゃんと3人のスリーショットも。


(インスタより)

わぁ、反田さんもうれしそう。
新米パパの顔ですね!



赤ちゃんは0歳からピアノをたくさん聴いて
すごい音楽的環境に育ちそうです。

愛実さんは11月から
イスラエル・フィルハーモニーとの協演で
コンサート復帰ということでしたが
イスラエル・パレスチナ情勢により
コンサートは中止。


復帰後、初の演奏会は
本日23日、新潟市のりゅーとぴあでの
リサイタルとなりました。


私は12月6日の
みなとみらい大ホールでの
ピアノリサイタルに行く予定なので
楽しみにしています。





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